やまもとのグレーゾーン

札幌の絵描き山本雄基のきまぐれ雑感と日常。

「ファンダメンタルズ フェス(2021-2023)」

会期:
2023年12⽉16⽇(⼟)〜27⽇(⽔) 10:00-17:00

会場:

メイン会場|東京⼤学駒場博物館(東京都⽬⿊区駒場3-8-1 東京⼤学駒場キャンパス内)

交流会場*|東京⼤学駒場⼩空間(同上)

*交流会場は要申込。26⽇(⽕)・27⽇(⽔)の2⽇間15:30-17:30のみ。

申込:https://forms.gle/T6bTxZqHHuaZ2ihP9 (〆切12⽉25⽇17時)


⼊場:無料

主催 : ファンダメンタルズ プログラム

共催:東京⼤学 ⼤学院総合⽂化研究科・教養学部 駒場博物館

科学技術広報研究会 (JACST) 隣接領域と連携した広報業務部会

東京⼤学国際⾼等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)

助成:公益財団法⼈東京都歴史⽂化財団 アーツカウンシル東京【芸術⽂化魅⼒創出助成】

公益財団法⼈ ⼩笠原敏晶記念財団

協⼒:東京造形⼤学

協賛:特定⾮営利活動法⼈ミラツク

僕は、数学者の巴山竜来さんとのペア名義の新作絵画などを展示します。
3DCGUVプリントでキャンバス絵画にする実験や、個人名義の小作もひとつ並べました。 


#詳細はファンダメンタルズのウェブページをご覧下さい。

https://www.fundamentalz.jp/post/20231216-fzfestival


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5月に参加した、ファンダメンタルズフェスmini2022+1(メタバース)
このイベント内でトークイベントがあったのですが、
期間限定で録画の再公開が始まりました。 僕が話したのは
For Beginners—極私的 同時代ならこの3つ 絵画篇|山本雄基(絵画)

https://www.youtube.com/watch?v=GHIKgMNnBPc&list=PLKRTUvcRJ1zkKb08o0Ichz3lnZTpQCe7h 

というやつです。 
内容は、Laura Owens & 岡崎乾二郎 & 宮本茂、を繋げて話してみました。
時間配分とか語り構成とか一部音声途切れるなど反省も多いけど、
ビギナー向けという前提条件も考慮しつつ注目点とか3つの順番など構成を練って実験心を盛り込んだつもりです!

以下、トーク用に書いたたたき台
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1人目

Laura Owens

1970年生

なんで選んだかというと、作品のバリエーションが多くてカラフル、視覚的に楽しめる要素が多く入りやすい、同時に同時代の感覚がよくわかる、21世紀の画家のモデルになる1人だと思ったから。


・デジタルネイティブ

・フェミニズム

・塗りの多技術

ロサンゼルス現代美術館(MOCA)のアーカイブがサイズ感わかりやすい

https://www.moca.org/exhibition/laura-owens-2


ホイットニー美術館のサイトには作品解説も。

https://whitney.org/exhibitions/laura-owens



https://www.owenslaura.com/piece/lo-187/?e=1276

(さる)


初期作品

・かわいい 色も描かれている世界も絵本のような

・塗りの多様さ 薄塗りから厚塗りまで混在

・もっけいからのサンプリング 長谷川等伯とか

観音猿鶴図174.2 cm x 98.8 cm 大徳寺 13世紀


https://www.owenslaura.com/piece/lo-025/?e=1276

Untitled,
1997, Acrylic and modeling paste on canvas, 96 x 120 inches

(カモメ)
 

いろいろあるけどこの初期作品もピックアップ

シンプルで


https://www.owenslaura.com/piece/lo-567/?e=1276

(新聞)


Untitled,
2015, Acrylic, oil, Flashe, and screen printing ink on linen,
108 x 84 inches


家の屋根裏にあった昔の新聞の版を使った。たまたま戦時中の時期の新聞。
現在のツールのイメージや典型的な筆跡との合わせ技。


触覚を誘発してくる。

イメージの突拍子ない合わせ方、引用の幅の広さ。

もっけい、ロートレック、ブラシツール、gif、


それらを大きな画面に描く際の的確さ。

ただイメージを描けば良いのではない。
イメージが絵具の扱いそれ自体とマッチしてて魅力的に映っていたら、僕はびっくりして画面を見続けてしまう。



これだけ作風がばらついている作家でも、何枚も見ていると、誰の作品かなんとなくわかるようになってくる。

文字を見たら誰の字かわかる感覚ってある。ああいうパーソナリティを、絵画も持っている。




2人目

岡崎乾二郎

1955年生
私は抽象画を描いているので、さらに抽象よりの話をしてみたい。

ゴリゴリの抽象画の部類に入る、岡崎乾二郎さんの作品を。

なぜ選んだかというと、ファンダメンタルズを知ったきっかけが初年度の岡崎さんのトークだったこと。抽象画を考える上で僕自身が大きな影響を受けたこと。実際の小さい作品を持っているから説明しやすい。




いろんな作品シリーズの中で、今度は小さいサイズの「ゼロサムネイル」シリーズを見てみる。

https://kenjirookazaki.com/jpn/works



https://kenjirookazaki.com/jpn/works/2014-020

右と左の距たり(たましいは相も変わらず)

2014│アクリル、カンヴァス│24.5×16.5×2.9cm



「Painting」→ 塗りの芸術 ペタペタした感じ

塗り自体が特徴的な、手持ちの作品をライブでみてみる。


触感がすごい。


真ん中でエリアが違うな→色と筆の境界がある

でもどちらにも現れる色の筋があったり

ハジからハジまで伸びてる痕跡が下の層に隠れていたり

透明な下塗りも右左では共通していたり


額みたいなのがなんで上だけ見えてるの?

上だけあることで逆に存在感がある。絵の構図の一部に。非対称。

裏にまで回り込んでる。額というか台座のようでもある。そうすると絵がオブジェにも見えてくる。

一つの木から切り出している。→継ぎ目がないこだわり、安易な造形を避けているような。


左下から2列目、オレンジがめくれているように見えるのどうやってるの?

なまじ絵描きなので、どんな粘度の絵の具をどう塗るとこうなる、というのがある程度はわかるが、この作品はそれがトリッキー。


こう見てると、モチーフがなくても、気になるところがたくさん出てくる。痕跡自体がモチーフの代わりになっているとも言える。

パズルのように考えられるが、解けてスッキリというものでもなく、謎が何周もループする面白さがある。


分断の構造を揺るがすようなアプローチ。現実で分断を感じた時にもフィードバックできそう。


目で触る。視触覚という造語り。



なので、実物の前に立たないとなかなか絵の鑑賞体験を伝えるのは難しい。

今日扱う3つとも自分で直接体験してるものに限っている。



何度も修正したり重ねたり探って探って描いていくと、余計な筆跡が残ったり、絵具のダマができたり、もたついて見える。その葛藤がそのままイメージとマッチすればいいけれど、オーウェンズや岡崎の作品はおそらく、イメージに関しては、そういうもたつきが画面にもしあったらかなり邪魔な要素になる。


抽象画 見覚えのあるモチーフが手がかりにならない→何を描いてるかわからなくて難しく感じる要因の一つ。


わからなくても「色が綺麗だね」などは一つの乗り越え方。


しかし、虹とか夕焼け、宝石とか、色が綺麗なものは世の中にたくさんあるので、それ以上の何かを見出したいと僕は思ってしまう。その際に、まずは画面で起こっている状態を観察するように見ていく。事実がある程度揃ってから、作られたものの周辺の情報や、主観的な判断を加えていく。



3人目

スーパーマリオブラザーズ(1985)任天堂

ディレクターは宮本茂 1952生
 

やはり僕が最も尊敬するアーティストの1人。 

絵画と言っていいのか微妙なラインだが、絵画的な要素はたくさんあるということと、僕の幼少期に人の創造物で最も衝撃的だった作品ということで選ぶ。あと今映画も話題になってるので。スーパーマリオブラザーズ。マリオを絵として(アニメ表現)としてみてみる。


プレイ動画を見る。

ハテナブロックの立体感と点滅。

ブロックの採用 抽象的アプローチの象徴。

ハテナ

→上から叩くと一度だけバウンドする バネのように→硬いけど謎の質感がある 四隅に成形の窪みあとと、ハテナ記号の立体感→3の謎背景に応用


レンガブロック

→スーパーマリオになると壊せる→少し柔らかい


クリボー
→しいたけ、上からふむと「モフ」とつぶれる→柔らかい


メット、キラー→
ファイヤが効かない、硬い、鉄、光沢


硬度や質感の見立ての表現で触感を与える。

絵の抽象度というか記号度合いが高いので、その分フィクションとしての触覚表現が機能しやすい。


可塑性の話で一貫できる?


事実を細かく感知していくこと、そこから得られたことから分析していく 美術と科学も似てる?


美術は自由に楽しむというイメージが強すぎて、もちろん自由にみてもいいけど、自分の体験を元にすれば、自由にみているだけではめちゃくちゃ曲解したり、美術の面白さにここまでハマらなかったと思う。

 

最近立て続けに2本、ウェブ上でインタビュー&対談が公開されました。

ひとつめが、絵具ブランドのゴールデン公式ウェブサイトのアーティストインタビューです。
販売元のホルベインさんには以前からスカラシップや特注メディウムなどいろいろ助けていただいているのですが、今回また担当の方にわざわざ札幌のスタジオまでお越しいただき3時間話した内容をまとめていただけました。ありがたいです。
主にどうやって美術の世界に入り込んで、画家になったのかを結構細かく話しています。
https://www.goldenpaints.jp/blog/vol5/


ふたつめが、ウェブ版美術手帖のアーティスト対談企画、DIAROGUE for ART Vol.14です。
以前グループ展でご一緒させて頂いた、画家の牧田愛さんとお互いの絵画について話しました。対談したのは半年くらい前で、牧田さんのスタジオで行われたので、スタジオビジットとしても面白かったし、記事になっている3倍くらい話したので、公開部分はもちろん、PCプログラムの活用方法や幼少期体験まで使われなかった話題まで盛り上がりました。記事の最後にOILby美術手帖での新作販売リンクもありますので合わせてご覧ください。
https://bijutsutecho.com/magazine/interview/oil/26795 

どちらも誰がどのくらい読まれているのか全然予想もつかないので、
もし目を通していただけたら会った時にでも感想聞かせてください!! 

なえぼのアートスタジオの今村育子、進藤冬華、山本雄基3人が、
北海道アートフォーラムで北海道立近代美術館のリニューアルに関するインタビューを受けました。
記事はこちら↓ 
ちなみに北海道教育委員会が4月8日(土)までこの近代美術館リニューアルについてパブリックコメントを募集しています。インタビューをたたき台に、何か思われた方はご投稿を。
https://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/bnh/kinbirenewalpubcom.html?fbclid=IwAR3rhbVoFpNnEo0fz12PPkv7o4XenoBp-jlupm_rFcnSwYSrkJ95-nEZ7z0


以上について余談:

インタビューを受けたものの、これがどこの誰に届くべきなのか、届いたら何か変わるのか、
イマイチわからないのが正直なところ。

道近美、そもそも近年は配管の老朽化で水漏れして工事したけどまた漏れるとか、収蔵庫がパンパンで展示室の一部を収蔵庫代わりにしているとか、満身創痍な話が多い。
これはもう、文化にお金を回す余裕がない北海道という自治体自体の構造問題であって、国の意向な気もする。さらに飛躍すれば、日本の地理的な条件(南北に長い、島で別れている、気温と雪、周辺国との位置関係)からくるある程度の必然なのかもしれない。
誰かから見れば、北海道は北の果ての辺境、田舎、外地。札幌は190万人規模の大都市であっても、その辺境属性から外れることはない。「早くこの土地から出ちゃった方が良い仕事ができる」なんて話もずっと前から度々聞こえてくるし、認めざるをえないという実感もある。

だとすれば結局何を言おうと何をしようと、大きなことは変えられない。
美術家だけでなく学芸員にとっても不憫な環境で、どうしよもないのかもしれないが、
それにしたって、ただ諦めて何も言わずに、自分の好きなことをやってればいいのかと言われれば、それも何だかつまらないし。

そういう場所で美術作家をやっていることの意味や、そういう場所だから考えられることやもがくことに、僕は興味もある。自分自身、美術や文化の面白さや、自分にとって無くてはならないものだと知ることができたのは、札幌で専門教育を受けたことによる部分が大きいからだ。
 

アートフェア東京2023 会期:2023/3/10(fri)-12(sun) ※9日は招待制 開催場所:東京国際フォーラム ホールE/B2F Booth No 55 ギャラリー門馬から出展します。新作8点もっていきます。 web:ticket.artfairtokyo.com

 
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サッポロパラレルミュージアム2023が始まりました。
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ファンダメンタルズ プログラムでペア進行中の山本雄基+巴山竜来 名義での出展。
作品は、札幌駅すぐ近く、北3西3ヒューリック札幌建替計画(仮囲い)にあります。3DCGで作ったイメージを、3m×10mの大きさで屋外にプリントしています。
webでのみ鑑賞可能な作品もサイト公開されました。 P Cならカーソル、スマホならタッチでゆっくり色や残像が変わるリアルタイムCGの作品なので、お試しください。
( Mac版 SafariだとmacOS Montery以降でのみ動作するので、それ以前の環境の場合他ブラウザをお使いください。)

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コラボレーション作品も3DCGでの発表も初めての試みだったので、驚きの連続でおもしろかったです。関係者の皆さま貴重な機会をありがとうございました。
Sapporo Parallel Museum 2023
2023年2月4日㈯ ―2月12日㈰
11:30-19:30
会場|赤れんが テラス(5F テラス計画)、大丸札幌店(1F・6F)、札幌駅前通地下歩行空間(憩いの空間/北1東)、sitatte sapporo(B1F ステップガーデン)、ヒューリック札幌建替計画(仮囲い)
出展作家|大橋鉄郎、沼田侑香、藤倉麻子、山下拓也、山本雄基+巴山竜来
主催|札幌駅前通地区活性化委員会
ディレクション| 札幌駅前通まちづくり株式会社、
〈共同企画〉 一般社団法人PROJECTA
〈コーディネート〉 CAI03
助成|令和4年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業
特別協力|さっぽろ雪まつり実行委員会、札幌駅前通振興会
協力|ファンダメンタルズプログラム、有楽町アートアーバニズム「YAU」、NEVER MIND THE BOOKS

ギャラリートークのゲスト、Schwanenbergerさんのご厚意で、特別にドイツ電子シンクロトロンの加速器見学をさせてもらうことに!!今はもう稼働してないけど、グルーオンが発見された加速器とのこと。ハンブルク郊外にあったんだ、、。メカメカしさが剥き出しになってる感じが70sで感激。コイルをグルグル巻きにした機械とか、アルミホイルでカバーして少しでも温度を下げるとか、アナログDIYな試行錯誤がそのまま残ってる。

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オープニングにたくさんお客さん来てくれて良かった。
今年は過去イチで制作ペースがキツく子育ても重なって、これ以上やるとマズいなという限界ラインがみえた感じがあったが、この展示でようやくピークを抜けた。
そのせいかドイツではいつものように美術館ギャラリー漬けというモードではなく、ゆっくり歩いたりしている。

国際線は何年ぶりだろう。2019年以来かな。ハンブルクは2018年ぶり。念のため2週間前に4回目ワクチンオミクロン対応のやつも打ってある。
戦争の影響でフライト時間も長くなり、出発から到着まで約25時間だ。


新千歳空港ではチェックインが行列。ほとんどが香港からの人かな。もうこんなに北海道と行き来している人が増えたんだな。ゲートの周りのお店が閉まっていて、コーラ一本買うだけで200mも歩く羽目に。機内ではラッキー、三列シートの端で真ん中ひと席空席だった。

香港国際空港乗り換え。トランジット中のお店がほとんど閉まってるのは、深夜だからなのか、コロナ対策なのか。ああ今度は4列シートの2列目だ、トイレに行きづらいな。
なぜかスターウォーズのプリクエルを見始めてしまう。どこで何度見てもやっぱりいいんだよな。
航路はどの辺を飛ぶんだろう。追っていると地図上で見る限り、思っていた以上にロシア国境ギリギリを飛んでいる。コーカサス山脈南から、黒海の南側へ。、同じ海の北側ではミサイルが飛んでいるのかと思うと、飛行機という乗り物が持つ独特の距離の感覚の不思議さを思う。それにしても、機内食の美味しい航空会社だな。さらにルーマニア上空に抜け、ドイツへ。


フランクフルト空港乗り換え。早朝なのにたくさんお店が開いている。やっぱりアジアに比べて欧州の方がもう開放的になってるのかな。ギリギリのトランジットで焦っていたら、ブルガリアの青年に気にかけられ、大丈夫だよよくあることだから、と一期一会な会話が弾んだ。

そしてハンブルク空港。国際便に乗る感覚を取り戻しているうち、あっと言う間に着いてしまった。

昨年度まで僕は、札幌文化芸術未来会議のメンバーとして色々ディスカッションしてきたのですが、未来会議の働きかけによって今年度から芸術従事者の方々向けに、札幌市の新しい助成金制度「札幌市文化芸術創造活動支援事業」が生まれました。

その仕組みは、札幌市が専門性の高い中間支援団体を公募し、審査に通った中間支援団体がそれぞれの方法で、芸術従事者向けの助成金を分配するというものです。

先日、その中間支援団体4組が採択されました。
市のウェブサイトにも公開されていますが、
(市サイト↓)

4団体はそれぞれ、
○一般社団法人AISプランニング ​

○HAUS(Hokkaido Artists Union Studies)​

○一般社団法人PROJECTA​
※2022年9月1日公募開始予定​

○公益財団法人北海道演劇財団​
※2022年9月1日公募開始予定

となっており、AISとHAUSはすでに公募を開始しています(上記リンク参照)。


この事業は、札幌市で芸術活動に携わっている市民からのアンケート結果を反映させて生まれたものです。現場の声が反映されているので、従来の助成システムよりも当事者が応募しやすく使いやすい形式になってると思います。
なので、コロナ禍で困っているたくさんの芸術従事者の方々に情報が届いて、応募していただければ、会議で色々言ってきた1人としても嬉しいので、関係する皆様にもどんどん情報を拡散していただけるとありがたいです。


初年度の試みでまだ認知度が低いこともあり、
8月31日、次の水曜日に、
助成プログラムについても合同説明会が急遽開催されるようです。​

オンラインでも視聴可能、
現地に行くと個別相談などもできるようです。​
以下、合同説明会のお知らせを転載します。​
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「札幌市文化芸術創造活動」中間支援団体による​
【助成プログラムの合同説明会&相談会】開催!​
あなたにピッタリな助成金がきっとある! ​
今年、札幌市は新たな発想に基づいた「文化芸術の助成プログラム」をスタートしました。民間の4つの中間支援団体が文化芸術活動の現場の皆さんの声に耳を傾けて、札幌の実情に応じた「助成プログラム」を実施するものです。​
そこで、8月から募集が始まった、「文化芸術の中間支援組織」それぞれの助成プログラムの全てを知っていただきたく、担当者が皆さんに直接紹介する機会を用意させていただきました。​
札幌を拠点に活動している民間の中間支援団体が考えた助成プログラムは、行政の既存の助成金事業と何が、どのように、違うのでしょうか。​
各団体が助成プログラムの目的や期待する効果等の違いを説明しますので、ぜひ会場に足を運んでみてください。あなたにピッタリな助成金がきっと見つかります!​
なお、中間支援団体の担当者と話せるブースもありますので、個別相談できる絶好の機会です。どうぞお気軽にご参加ください。​
‣プログラム ​
18:30〜18:40 「札幌市文化芸術創造活動支援事業」とは​
18:40〜19:40 「北海道演劇財団」、「AISプランニング」、  ​
       「HAUS」、「PROJECTA」の助成プログラム紹介 ​
19:40〜20:00  質疑応答(対面参加者限定)​
20:00〜20:30  個別相談(対面参加者限定)​
*説明会開催時の質疑応答の内容については各団体のHPにて後日公開します。​
‣日時:2022年8月31日(水)18時30分〜20時30分(終了予定)​
‣会場:国立大学法人 北海道教育大学札幌駅前サテライト教室1​
   (札幌市中央区北5条西5丁目7 sapporo 55, 4階)​
‣参加方法:ハイブリッド(対面・オンライン)​
 *当日はYouTubeでライブ動画配信を行いますが、アーカイブ配信を後日視聴することも可能です。​
 *開催前日までに、当日視聴用のURLをメールでお届けします。​
‣主催:北海道教育大学岩見沢校芸術文化政策研究室、一般社団法人AISプランニング、一般社団法人PROJECTA、Hokkaido Artists Union Studies(HAUS)、公益財団法人北海道演劇財団​
‣お問合せ:min.jinkyung@i.hokkyodai.ac.jp(北海道教育大学・閔 鎭京)​
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