やまもとのグレーゾーン

札幌の絵描き山本雄基のきまぐれ雑感と日常。

[個展のお知らせ]
Infomation of my two solo shows in this November.

◎山本雄基 作品展
2015年11月1日(日)~29日(日)
アーティストトーク 7日(土)20:00~
板室温泉大黒屋
栃木県那須塩原市板室856番地
Yuki Yamamoto Exhibition
1st - 29th. November, 2015
Artist Talk: 7th,Nov 20:00~
Itamuro Onsen Daikokuya
856-Itamuro, Nasushiobara-shi, Tochigi, Japan
http://www.itamuro-daikokuya.com



◎Yuki Yamamoto Solo Exhibition
MALTIFACETED ACTS
opening party : 13.Nov 2015 / 19:00~
14th. November - 17th. December, 2015
MIKIKO SATO GALLERY
Klosterwall 13, 20095 Hamburg, Germany
http://www.mikikosatogallery.com/…/13_novemb…/2015-11-13/74/



11月に栃木とハンブルグにてそれぞれ個展があります。
どちらもほぼ新作15点程度になる予定です。
ぜひご覧ください。

先日結婚式を挙げました。
僕のような美術家でも結婚できるんですね。
受け入れてくれた妻には感謝しかありません。
お付き合いしている方のことをこのようにブログとか、友人に話すとか言った時、
「彼女」とか「恋人」とか、言いづらい感覚があったのだが、
結婚することで「妻です」「配偶者です」て言えるようになるのが地味に助かる。

昔々、某オトナの人と飲んでた時に、美術云々の話の流れで「結婚とかすればいいんだよ!」と言われたので、「結婚てどうやったらできるんですか!」 と聞いたら、
「簡単だよ!役所に紙を提出すりゃできるんだよ!」と言われた。
そりゃ確かにそうだけど、その紙の提出までが簡単じゃない笑。 
簡単じゃなさは、
・結婚の意思の同意をとる段取り
・指輪でもなんでもいいけど担保的な証明態度
・親にあいさつする段取り
・結婚式やるやらないでひと揉め
・結婚式どこまで呼ぶでふた揉め
・お金とかどうするの会議
・その前になによりリボ払いを止めろ各約
、、、など、細かくあげれば色々あったはずが、
いまこうやって後出しで書いてもすでにけっこう忘れ始めている。

書いておきべき勉強になったことは、
結婚式やりたくねーとひたすら駄々をこねた僕に、
「自分らのためにやることではない。社会、および普段お世話になってる人たちによろしくお願いしますと報告、承認してもらうための場なんだから、アンタのやりたくない意思など、どうでもいいんだ」(超訳)
っていう感じで妻に諭されたことだろうか。
あんまり余計なことを書くと自分だけの問題でもなくなってくるので、
この辺にしておきまして、、、

みなさま今後ともよろしくおねがいいたします。





 

今日から札幌のチカホで始まったPARC5に作品出してます。

 PARC5:Meeting Table ]
名称| Public Art Research Center 5[PARC5:Meeting Table]
日時| 2015年9月2日(水)〜 9月6日(日)
時間| 12:00〜18:00
会場| 札幌駅前通地下歩行空間|憩いの空間E、北3条交差点広場(西)
主催| 札幌駅前通まちづくり株式会社   
企画| PROJECTA

 
 写真 2015-09-02 19 53 45

11月の那須塩原での個展に出品予定の作品1点をまず札幌で先行展示。ご高覧いただけると幸いです。
作品展示は企画の一部で、会期中は色んなイベントがあります。
搬入の時に見た感じだと、図書館ブースの現代美術作家のカタログ類がとても充実していたので興味ある人や美大生には特にたまらん場になりそうだと思いました。
土日のフォーラムも豪華メンバー。札幌で2年連続して岡崎乾二郎さんの講演が聞けるとは!楽しみですね。
詳細はリンクをご確認ください。
http://www.sapporoekimae-management.jp/…/public-art-resear…/

 

ところで、自身はいつも割と淡々とした感覚で作品をこしらえており、無機質さとか不安さとか不気味さ、などの要素も画面内に同列させることをやってるつもりだけど、なんとなく最近お客さんの反応、癒し的とかキレイさとかそういう反応の方がより増えたように感じる。搬入してる時にも感じた。
もちろん装飾として機能する強みをまず前面に置いてるし、それは嬉しいことである。一方で、もしや浅ましさの可視化(主にデジタルを通した伝達による)を感じる話題が多いせい?の反動なんだろうか、とふと思ったりして。(あのデザイナーさん命絶たなければよいですな。あのデカい建築はなんとかうまいこと実現しなかったのかね、見てみたかったけどな。あのイベントの話題すると呪われそうだから止めよう) 兎に角、にんげんも絵画もいつだっておもしろい。
 

搬入を終えた華やかな会場からぐちゃぐちゃ状態のアトリエに戻ってくればまたげっそり。
11月に那須塩原に加えハンブルグでも個展やるため、大きな作品の締め切り及び輸送の問題にずっと追われてる。自作は重いし、表面は弱いし、コンパクトに分解もできないので、長距離輸送のしづらさを痛感。困ったな。
もし船便でドイツまで送るならば一ヶ月かかり、おそらくその航路はマラッカ海峡を通り、インド洋を通り、スエズ運河を抜けて地中海、北海って感じでいくのかね。結構信じられんな。輸送に耐えうる木箱はどうすりゃいいんだ。航空便とどっちがいいんだろう。今年一番のふんばりどころだな。

今まで自作のメインマテリアルとして多用していたゴールデンのヘビーゲルセミグロスが、
昨年末にまさかの国内販売を停止してしまった。
[グロス] [マット]のツヤのメディウムはあるんだけど、
[セミグロス]っていう半ツヤのものは他の国内メーカーには無いんだ。
透け具合も、ヤスリとの相性もこのセミグロスはちょうどよいので重宝しているのに。

僕はこの画材を学生時代から使い初めて、手応えを感じれば感じるほど購入量が増えていき、
ある頃から、店頭販売分ではすぐに使いきってしまうので、3リットル容器を注文するようになる。
またちょうど同じタイミングくらいで道内の公募展で賞を取った。
確かその受賞式の時に、いつも画材を買っている大丸藤井セントラルさんの社員さんも来賓で参加されており、初めてご挨拶したはず。

以来、店舗に行くたびに挨拶するようになり、かつますます注文量も増えたので、
すっかり顔を覚えてもらうようになった。
数年前には画材売り場とコラボして店舗で実演までやらせていただいた。
ドイツから帰国報告した時は、ハグまで発生したほどだ笑

ひどいときは45リットル分まとめて注文とかやっているので、
自分で言うのもアレだがおそらくアクリル絵具を個人で買ってるランキングは道内1,2を争うのではないかな!メディウム必要アピールを購入によって続けてきたのに販売停止なんて超絶ショック!きっと、よほど国内需要が無かった画材なのだろう。。。

店頭で販売停止を伝えて頂き「いやあ困りましたねえ、海外輸入しかないですかねえ。。。ちょっと今後の展開を考えてみます」なんてガックリしてたら、そのショックをいつもお世話になっている某社員さんが気遣ってくれて、なんと自らホルベイン工業さんにその相談をしていただいたのである。
そして特別にヘビージェルのセミグロスバージョンを試作してもらえることになった。

ええええなんという神対応!!!!!人と人との血が通っている感!!
店舗で買うってやっぱり良い事だよなあと感じる。

その後2パターンの試作が届きさっそく実験する。
微妙に粘度が違ったり、乾燥後の透け具合が違ったりしたので
さらに要望をお願いして、3つめの試作品でついに理想形となる。

こうしてマテリアルピンチは大丸藤井セントラルさんとホルベイン工業さんのコラボにより
救われた。感激。
もちろん今回は使う量も特別多いと決まっているので、
セントラルさんもホルベインさんもイレギュラー対応で、
誰でも同じような特注はできないとのことです。
しかしガンガン制作に画材を費やしてるうちに、
こんな特殊な関係性が発生するなんて本当うれしいな。

アクリルメディウムなんて、原材料は石油というし、ほぼ自作は不可能なんだよな。
それだけにメーカーさんに直接協力していただけるなんて頼もしい。


大丸藤井セントラル
http://www.daimarufujii.co.jp/central/

ホルベイン工業
http://www.holbein-works.co.jp/ 

今年もアートフェア東京に参加してきた。
4日間ずっと会場にいるとぐったり。
いろいろ複雑、でも欲望の多様さは面白い。
作品よりもつい大勢の人を見てしまったり。
憧れるギャラリーさんのブースも並ぶ同会場で、
自分の作品を見せれるのはありがたいことだ。
しかも今回は大きな作品を持っていった。
ギャラリー門馬の大井さんが、売れるかどうかは別にしても、
大きい作品を見せてインパクト与えたい!
と言ってくれてたのだ。
結果、3日目には昨年とはまた別の中国のコレクターさんにその大きいやつを持ってもらえることになった。
大井さんに判断力に感謝!!
合わせてギリギリでカタログ発行を間に合わせたので、たくさんの方に購入していただけて良かった。
札幌から東京にジワジワ攻めてます。


3331アートフェアは、やんちゃな作品に押され気味な気分だった。
中型絵画を1点だけってのは渋かったかな。。。
会期中のイベントにも参加できなかったし、なんとなく自分はよそ者感を拭いきれないまま。
それでもオープニングの後に何人かの作家さんと打ち上げし、知り合いになれたのは収穫だ。
会期中ショップに置いてもらっていたカタログ、こちらでも若干ながら売れたらしい。
これは嬉しいなあ!一体どんな人が買ってくれたんだろう。 

※会期終了までこの記事をブログトップに表示します。


3月は2つのアートフェアに出展!!
どちらも新作を出しますので、ぜひごらんくださいませ。

◯アートフェア東京2015
会場:東京国際フォーラム 地下2階 展示ホール (東京都千代田区丸の内3-5-1)
一般公開:
3月20日(金)11:00-21:00、3月21日(土)11:00-20:00、3月22日(日)10:30-17:00
ファーストチョイス:3月19日(木)16:00-18:00
オープニングプレビュー:3月19日(木)18:00-21:00
プレスプレビュー:3月19日(木)16:00-21:00
*ファーストチョイス及びオープニング/プレスプレビューはご招待状をお持ちの方のみ。

去年に引き続き今年もGALLERY門馬&ANNEX(ブース番号S33)より出展します。
180×160cmの大きめ作品も出します。
詳細はコチラ↓
artfairtokyo.com
 

3331 Art Fair 2015-Various Collectors' Prizes‒
アーツ千代田3331 1階メインギャラリー
3月21日(土)〜29日(日)
11:00-20:00(最終日のみ19:00まで) ※ 最終入場は閉場30分前

こちらは美術評論家の市原研太郎さんから推薦していただきました。
90×90cmの作品1点を展示します。
詳細はコチラ↓
artfair.3331.jp/2015/
 

また、昨年の9月にGALLERY門馬で行った個展をベースにしたカタログも完成しました。
どちらの会場でも販売予定なのでよろしくお願いします。
その後はGALLERY門馬&ANNEXで購入可能ですので、お問い合わせ下さいませ。

Yuki Yamamoto Paintings
\1,000(税込)
発行: GALLERY門馬&ANNEX
助成: 公益財団法人 現代芸術振興財団
サイズ: A4
頁数: 40頁
表記: 日本語、英語
テキスト: 
降旗千賀子『目の中の至福ー豊潤な層と色の絵画』
伊藤隆介『山本雄基作品は絵画ではない?<二重のノスタルジー>』

都現美、企画3つも常設展も充実展示でとても良い。

OROZCO様について少し。
状況の発見と、それをすくいあげる能力のすばらしさ。
数点絵画作品が展示されていた。
幾何学、しかも円形の重なりということでまあ毎度参ってしまう。
しかし、やっぱり塗り自体にそこまで愛着は無さそうなのが僕にとっては少しの救いでもある。
on canvasで下地もちゃんと作っているけど、画家な絵画ではない。
その距離感がいいとも言える。

スポーツ選手の新聞写真に幾何学を加える作品なんかを見ていると、
おそらく写真からまず縦横の線の位置を決めていくことが推測され、
その線の位置のセンスが、そこに引けるんだな〜と感心。
今更、造形センスに着目するのも野暮だろうか。美学的なセンスもとても重要に思えるけど。

オロスコ展開催中のせいで、ベルリン時代にアップしたオロスコ鑑賞時の閲覧数が若干上がってて
恥ずい。あの時も造形センスで強引に作品に強度を与えていたことを思い出す。

昨年の9月にGALLERY門馬で行った個展をベースにしたカタログがついに完成!
ギャラリーで販売しておりますので、ぜひお問い合わせくださいませ。
http://www.g-monma.com

また3331アートフェア期間中は3331のショップでも取り扱っていただいております。
http://www.3331.jp

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Yuki Yamamoto Paintings
¥1,000(税込)
発行: GALLERY門馬&ANNEX
助成: 公益財団法人 現代芸術振興財団
サイズ: A4
頁数: 40頁
表記: 日本語、英語
テキスト: 
降旗千賀子『目の中の至福ー豊潤な層と色の絵画』
伊藤隆介『山本雄基作品は絵画ではない?<二重のノスタルジー>』

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以下、長々と経緯を振り返り

去年の初夏くらいからぼちぼち動きだしていたカタログ計画。
個展の話が決まった直後に現代芸術振興財団さんの助成を頂く機会を得たので、
こりゃあカタログにして記録残したいです!とギャラリー門馬さんに打診、承諾を得る。
始めは展示中に発行するつもりで意気込んでいたのが、
けっきょく展示が終わってから発行に至るまで半年も経ってしまった。 
その分、内容はとても充実させることができた。
 

会期中に会場写真も含め作品全部プロの撮影をお願いした。
カメラマンの我妻くんは大学の後輩で、
先輩権威をここぞとばかりにふりかざし透明層の質感が出るまで何度も撮ってもらう。
もっと!もっとディープに!!と、撮影のうしろでウザい煽りを続けながら撮影は深夜まで続いた。
やっぱ、自分で撮るのとはワケが違います。

自分の言葉では取りこぼしているような客観的なテキストも絶対必要で、
あれやこれや計画してるうち、
• 北海道外の方に新しい視点で書いてもらう(道内に籠りがちな傾向対策も込めて)
• 昔からの作品展開を深く知っている方にも書いてもらう
という方向で固まり、当初1本の予定から2本に増えた。


道外の方、といっても自作をたくさん見ている方はほとんどいない。
どうしようか考えた結果、
昨年のアートフェア東京で作品を初めて見ていただき、
何か展示があったらお知らせくださいと名刺を渡してくれた目黒区美術館の降旗さんにお願いすることになった。ひとつのキッカケからの強引依頼、降旗さんもまさかの展開だったと思います。
実物をしっかり見なければ書けない、と超多忙な中わざわざ札幌まで作品を見にきていただいた。

もう一人は、前々からいつか自作について書いて欲しいなあとと考えていた伊藤先生だ。
個展のトーク相手にもなっていただいた上テキストまで依頼、
しかも映像作家の方に絵画論を書かせてしまうという展開、
さらに先生の怒濤の連続展示の時期と丸かぶりで申し訳ないと思いつつ…
元生徒というポジションの乱用である。
 

そうなると今度は英語の翻訳量も倍になっちゃって、
全ページのチェックも必要で超無茶な締め切り設定。
これをお願いできるのはアトリエご近所でS-AIRの匡子さんしかいないと泣きの依頼をし、
これまた超多忙ななか見事にクリアしていただいた。

デザイナーの中川君は高校大学の同期でもあるので気も遣わずに要望ガンガン出せて、
長い期間最後の最後まで粘って頂き、
文字校正も自分よりちゃんと見てくれちゃったりして助かる。
校正って永遠に終わんないんじゃないかってくらい、
まあ次から次へとミスが見つかるもんですね。 

ああ振り返ったら外道な依頼だらけ!
関わって頂いた皆様には多大なご迷惑をおかけしましたがひたすら感謝感謝であります。

いやあ、本作りおもしろいなあ。
編集の大変さを少し体感できた。
いや、編集といっても上記の皆さんにめちゃくちゃがんばってもらえたのであって
僕は真ん中でワーワーとバタバタしてただけな気もするが。。。
そんな外道依頼の結晶なので、ぜひみなさん手に取ってみてください。
予算もオーバーしてGALLERY門馬さんにもモチロンご迷惑おかけしてますので、
お気に入りいただけたらぜひご購入ください!!

今回で大まかな段取りは覚えたはずなので、
今後また時間をかけて2冊目、3冊目と、より濃いカタログを残していきたいっす。 

今年もよろしくお願いします。
2014年分の作品をウェブサイトにアップしました。
ぜひご覧下さい!
 http://www.geocities.jp/yamamotopaintings/ 


2014で起きたことをさらに膨らませるためのあれこれを考えつつ。
昨年11月個展の図録作り中、3月4月アートフェア、11月個展2発の予定で動いております。

写真 2015-01-22 18 56 36


 

写真 2014-10-28 20 20 00

写真 2014-10-28 20 20 11

伊勢丹新宿店5階アートギャラリーでの展示、無事終了しました。
おこしいただいた皆様ありがとうございました。

札幌のギャラリー門馬での展示作品と昨年帯広美術館で展示した作品を中心に構成。

美術評論家の市原研太郎さんが、
ご自身のブログで展評を書いてくださいました。
http://kentaroichihara.blog.fc2.com/blog-entry-34.html

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