山本雄基 個展『プレインバブル』
2010.9.11(sat)~25(sat)
13:00~23:00
注意:日祝日は休館日です!
入場無料
オープニングパーティ9.11(sat) 19:30~
アーティストトーク 9.18(sat)20:00~
+急遽ポーランド報告会!! 9.18(sat)18:00~
アーティストトークの前に行います。
CAI02 raum1
北海道札幌市中央区大通り西5丁目昭和ビルB2
(地下鉄大通駅1番出口より直通)
tel 011-802-6438 fax 011-802-6538
主催:CAI現代芸術研究所
…気付いたら展覧会2週間前なので、焦って告知です。
約4年半ぶりの個展です。
20代最後の年に、パーッとやります。
今回は、ここ2年くらいで地道に貯めていた作品を発表します。
去年札幌駅に展示した作品も出しちゃおうかなという予定です。これが一番昔の作品になります。
コンペで受賞した絵も出します。
もちろん新作も出します。
大小15~20作品くらいになりそうな予感です。
テーマは札駅の時に掲げたものとほぼ変わっていません。以下はその時に掲げたコンセプト文です。
『日常は、目に見える・簡単に感じられることと、目に見えない・感じにくいことが複雑に絡み合い形成されているように思います。知らないうちに、みえることにばかり多くの意識を向けていたりみえないことが大きく動いていたり。
また、うそやほんと、リアルなこととそうではないことなどが当たり前のように交ざり合い、確かな判断や選択ができているのすらわからない気がします。僕はそのように感じる状況をそれなりに受け入れ、そこから肯定的な何かを見つけるために、「みえないみえる」シリーズを制作しています。
「みえないみえる」では、自分を取り巻く普遍的な世界を表そうとしています。画面の中で、日常で感じた要素をカラフルなまると透明のまるに置きかえ、重層的な透明層の中に包み交錯させて不思議な空間を作り上げます。
何を見ているのかわからなくなってくるような不安さと、色彩と交錯のリズムの心地よさが同時に訪れるような感覚を狙い、それを絵画として成り立たせるせることで自分にとって現実的な「モノ」になり、確かな存在感を強調させます。』
…最近はさらにまるの組み合わせ方にバリエーションが出て来て、画面が複雑になったり単純になったりしてきました。
今回の個展のタイトル『プレインバブル』ですが、
plain
→明らかな, 明白な;平易
bubble
→泡、(泡のように)確実性[実体, 恒久性]のないもの;幻想, 妄想.
てな感じで、明白かつ確実じゃないもの、みたいな意味のつもりでそんなタイトルにしてみました。
plainて平らという意味もあるので平面作品にはちょうどいいなと。
現在制作中の中型作品も6層目まで来てます。さあどんな展示になるやら。自分の近作を並べて一気に見るのはホントに久しぶりなので、プレッシャーとともにキモチが高揚してます。
DMもそろそろ印刷が上がって来ますが、今回のデザインはなんと大学の大先輩、中尾峰さんにお願いしました。
以前中尾さんが自身の個展の時に作ったDMがあまりにカッコ良くて、いつかお願いできたらいいなと思っていたのですが、今回実現して感涙!宛名面の画像はここでは出し惜しみ。
とてもとても気に入っています。
オープニングパーティも入場無料です。
みなさん是非お越し下さいませ。