やまもとのグレーゾーン

札幌の絵描き山本雄基のきまぐれ雑感と日常。

2011年06月

こういう大作系映画は元々好きなので、ついすぐ見にいっちゃう!
ストーリーについてはどうでもいい系なはずなのに、見終わってからネット上のレビューを読んだら、
ストーリーに対する不満が理由で面白くないという意見が多数あって困惑した。
さらには、「Super8」のタイトルの意味がわからんという意見も多数…。
でも、確かにそうだよな。僕も大学の時に8mmの授業受けなかったら調べなきゃわからんかも。

序盤の爆発シーンや、ビクッとさせる演出が、スピルバーグを継ぐ!的な見せ方。
ラストの方の無重力シーンもいい浮遊感がでていた。
それに最後の8mm映画が良かった。
主人公の少年は美少年風なので油断すると気付かないが、典型的なオタク少年だった。
この映画は8mmで撮影してたあの子らと同じ世代の映画オタクの人達に最もフィットしている映画だな。

本編前の、キャプテンアメリカとマイティーソーとトランスフォーマーの連打予告のコッテリ感がハンパ無かった。
トランスフォーマーがなんか振り切ってる風で非常に気になる。

CAIスクールの卒業生に呼ばれて、お酒を奢ってもらう代わりに美術表現についての質問攻めにあう「あーとも会」なるものに参加。
エラソーなことばっかり回答する。なんかの役にたつのだろうか。
しかし学校でて気付けば4年以上も過ぎて、まあなんとか制作の日々を持続できてるわけで、
その実感とか、蓄積した事ほんの少しくらいは話すネタができてきたようだ。

テーマを設けなかったということの第5回。
中盤から参加したけれど、
後半戦で実用的な話になっていった。国内のどこのギャラリーがおもしろいだとか、
どういう作家が熱いとか、北海道からどうアプローチするとか。
弁護士のタイガ君も後半参戦し、カオスラウンジ問題を弁護士視点で説明してくれたり、
ULTRAへの野望の話など。

しかし、毎回、話にエンジンがかかるのが23時以降っていう。。。
半分以上の参加者さんは、終電で帰ってしまう。
お菓子やドリンクは用意されているものの、皆500円の参加料を払っているのだ。
最初からちゃんと有意義な議論がなされないと、なんか腑に落ちない。
もっとも、参加者一人一人が受け身ではなく、緊張感をもって議論しないと
人数が多いとそれだけダラーンとしちゃうな。

約一ヶ月の帯広での個展「グレーゾーンが踊っている」
無事に終了いたしました。ご来場頂いた皆様、企画して頂いた弘文堂さん、ありがとうございました!!
展示の様子は1つ前の記事で確認できます。

初日と最終日は在廊していて、たくさんのお客さんが来てくれた。
中学以来の友人や、親戚や、親の友人や、友人の親まで、地元の知合い祭りのようになったり、
高校時代の美術の先生(僕を美術の世界に引き込んだ張本人)ご一家、
先生が学校で宣伝してくれて生徒さんつまり僕の後輩も沢山来てくれた。
芳名帳を見ると、会えなかったけれど懐かしい高校時代の友達の名前もチラホラ!
みんな〜なにしてる??
もちろん初めて会うお客さんもたくさん。できるだけキャッチーに展示の説明をするよう心がけた。
何名か札幌での展示をみてくれている方達の名前も。ありがたやありがたや。

うーむ、皆さんどんな感想を抱いてくれたんだろうか…
前回同様やはり気になる…もっと会場にいたかったな。

小さな作品は、おかげさまで数点お買い上げいただけたので、
これで画材買い込みにより溜まり始めて困ってたクレジットカード返済ができます!!(涙)
いやホント、冬を越すのがキビシくて暖房費と制作費で過去最大級にヤバかったのだけど
またなんとか制作を続けられる…まったく綱渡りだ。

展示が終了し、帯広コンテンポラリーアート(http://tokachiart.jp/)の関係者の皆さんの打ち上げに乱入することに!
僕も帯広到着日に池田緑さんの展示を見たとこだった。

美術作家、舞踏家、建築家、学芸員、画商、TVディレクター、謎の人達、ギャラリー門馬の大井さんまでという多彩なメンツに囲まれておおいに盛り上がった。

学芸員さんには、今回の個展について展覧会タイトルと今後の作品の展開に厳しい指摘を頂く。
うむやはり批評あってこそのいろんな手応えだ。

つーか地元でこんな集まりが発生しているのも不思議だし、そこに自分がちゃっかり参加しているのも不思議な気分。

さあこれからさらに制作の奴隷の日々が始まる…
今年はとにかく予定がキビシい!

帯広オフ編と最近のことはまたネタ溜まり中。


搬出のために札幌から帯広に向かう途中、2カ所の寄り道。
まずは、トマムの雲海テラス
夜明けくらいに札幌を出発し、早朝にトマムに到着。
運が良ければ、雲海に浮かぶようなテラスを体感できたのだが、
晴れすぎちゃった!
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なんとまあ、雄大な山脈風景。これはこれですばらしい眺めだったけれど、
みたかったなあ、雲海。またリベンジしよう。


日高山脈を越えて、今度は十勝千年の森へ。
山の麓の広い敷地に美術作品も点在してるところ。
美術作品をがっつり楽しみにいくって感じでもなく、作品が点在してるあの敷地を堪能する感じ。

セグウェイがあって、乗りながら彫刻の周りを回ってる人達が滑稽だったな。
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みやげもののセグウェイTシャツが欲しかった。

ヤギと羊と戯れる。
ヤギには親近感を覚える。
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外でパネル作りしてたら、隣の工場のおじさんがフラリとやってきて大量の木工用ボンドをくれた!
うほ。隣人5年目で初コミュニケーション。
「看板とかの仕事?」と聞かれたので、
「一応絵描きなんです」とカクカクシカジカ答えた。
へえ…アーチストなんだね!と不思議そうに納得(?)された。
「一応」を抜いて堂々と「絵描きで す!!」ってまだ言えねえなあ…。

しかし、以前目の前の美容室のおばちゃんの時も思ったけど、
工場の人から見れば、
隣のボロい家から防塵マスクを装備した絵具まみれの男が出て来て
昼間っから謎の直方体に電動ヤスリをかけてる光景、なんだよな。忘れてた。
安心してもらうために最大限キャッチーな振る舞いでお礼と、逆にどんな工場なのか聞いた。
いろんな配管を作ってる工場なんだって。

機械音をたくさん出してくれており、「いっつもうるさいでしょーごめんね!」って言われたけど、
むしろ周りから見れば、僕の電動ヤスリの音も目立たなくなっているはずなのでありがたい。


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KOHBUNDO ART CASE #05
山本雄基 個展『グレーゾーンが踊っている』

2011年5月21日(土)〜6月19日(日)
10:30〜18:30
毎週水曜定休
最終日は16:00で閉廊
初日/最終日は作家在廊

KOHBUNDO ART CASE
北海道帯広市西2条南9丁目6 六花亭3階
(当画廊へはエレベーターをお使いください)


さて残り一週間を切ったのでラストスパートの再告知。
上の画像は今展に向けて作った新作4点。

ギャラリー全体の雰囲気はこんな感じとなっています。

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入り口に新作4点、続いてこないだまで札幌で展示してた6枚パネル。



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6枚パネルの次は、去年500m美術館に出品したものと個展に出した作品。



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反対の壁にも札幌で見せた作品を。渋いゾーン。思ったよりまとまった。
写真左が入り口、ガラス張り。奥はエレベーターゾーン。


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ギャラリーの外にも。エレベータゾーンと、喫茶に続く階段の踊り場に。
うっかり見落とされそうなので、ぜひこのひとたちも相手にしてあげてください笑。


という感じで、
小振りながら、各壁ごとにちょっとずつ趣きが違う展示となりました。
壁も照明も白いギャラリーなので、展示しやすかったです。

新作のツヤ感は実物じゃなきゃ伝わらないのでもどかしいです。
最終日は終日会場にいるので、ぜひご来場くださいませ〜!!


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Tomma Abtsの画集を購入してじっくりみている。
なんでこんな渋い抽象がターナー賞までとったのか数年ずっと引っかかっていたけど、けっこう良く見えて来た。
にしてもターナー賞か!?

全部同じサイズのキャンバスに幾何学構成的な抽象。
画像で見る限り、キャンバス地にしみ込ませたままの色の部分を残しながら、
絵具でつくった形態を交錯させてる感じ。
そうやって、小さな画面の中にダマし絵のようにイリュージョンを発生させてる。

形態とマチエールが一致しているので、上の層で完全に隠れた形態もマチエールのみ残っている。
絵画の物質性と空間に自覚的。
この辺りが見どころか。

しかし、この一点がマスターピースだ!!っていう強度にはならなそう。
同じ大きさで等間隔で展示してるので、展示空間や建築に対する意識も強いのかな。
本物の展示を見てみたい。

Christopher Woolの画集も購入してじっくりみている。
前半のフォントのペインティングも好きだけど、
後半の特にモノトーンの線の作品が素晴らしい…

スプレーなのか、どうやって描いてるのかわからない半透明の不定形な線が擦りとられている。
その擦りもまた新たな線になって画面に複雑な空間を作る。
この線は一体どうしてこんなに魅力を持っているんだろう。

その他、印刷されたイメージの反復なんかも取り入れていたり、
パターンの意識についてもっと知りたいな。
本物の展示を見てみたい。



※追記2014
その後いろんな場所で実物を見た。その一例↓
http://yamamotograyzone.ldblog.jp/archives/52166169.html


 

円山のCAIスクールで、単発この日限りで先生をやってきた。人前でセンセーするなんて久しぶり!!
任されたテーマは「絵画」。広い…。しかも僕が教えられることなんて限られてる。
結局、主に20世紀の絵画を時系列で教科書的に辿る形式にした。
ただあまりに教科書的だとつまらないので、自分で鑑賞して感じた持論を盛り込む。
絵画のどこがおもしろくて、どういう風に絵画を捉えればいいのかのヒントになれば良いのだが。
スケール感とかはどうしても伝えきれない部分があるし、3時間の尺では言い残しや言い忘れが多数。
事前準備をもっと綿密にやれば良かったな。教える技術ってのは本当に奥が深い。リベンジしたい。

E3中継で注目の新ハードはWii U!
噂通りのタッチパネルモニタ付きコントローラ。そうくるよなやっぱり。

DSやWiiよりさらに工夫次第でいろんな使い方ができる方式になった。
可能性ばかり先に広がって、ゲームソフトを作る側のアイデアが、どこまで追いつくのだろう。
「スーパーマリオブラザーズ」の面白さが残る一方で、新しいゲームの面白さの可能性も追求しなければ…
って、美術みたいじゃない。

Wiiのリモコンコントローラは結局ちょっと不満もあったので、実際操作デバイスとして安定感があるのはこの新コントローラなのかもしれないなあ〜。
しかしウチはテレビがブラウン管の地デジ未対応の「テレビデオ(笑)」なので、Wii Uが使えるのかもわからない。
Wii Uよりも、3DSのラインナップに興奮した。3DS肯定派としてうれしいな。

つーかしかし、ゲームをやる余裕はずっと無い。悲しい。
そのくせゲーム情報ばかりは気になるなんて…情報化社会ってこういうことだっけ。

帯広展示の時、実家に帰ったのだけど、
帰るや否や、「お前は病気だ」というネタが一時間程続く。
僕の体が異常に痩せていることにびっくりしたらしい。

今さらになって何を言っているのか。生まれてこのかた痩せていなかったことなど無いじゃないか。
話の流れで、そういえば半年前の職場の定期検診で大腸がひっかかっちゃったんだよアハハなんて口を滑らせたものだから、
札幌に戻ったらすぐに検査に行け!!さもなければ今後助けてやらん!!と脅される。
生活ギリギリで未だに米など救援物資を送ってもらっている情けない立場なので逆らう訳にもいかず、
後日しぶしぶ近所の病院へ行く事に。どうせ痔なだけなオチなのに…。

すると明らかにドS風な女医さんが担当になり、
「大腸カメラの検査しなきゃわかりませんね。予約してください。」と唐突な展開に。
「痩せてる人は結構痛かったりするんですよねー鎮痛剤も打った方がいいですね」など淡々と攻撃をしかけてくる。
渋っても仕方が無いので頷くままに予約完了。

4日後、検査前日のため、ヤマト糊のようなマズいおかゆしか食べることができず、
ああ以前、腹がイッパイになれば食べ物なんてなんでも良いと発言したことがあったけど、それはウソウソ嘘でした!と反省。
寝る前に下剤を飲んで、就寝中に何度かトイレに…キビシい!!
検査当日、やはり朝からさらに強力な下剤1800mlを一時間半の間に飲み続ける。キビシい!!

肛門が悲鳴をあげるくらい何度もトイレに行かねばならないので、ジャージのヒモを緩めておいたら、
佐川急便の配達が。玄関でサインを書いていたら、ジャージがズルッと落ちちゃった笑
ウッ!とトッサにジャージを戻して後ろを向きしゃがんで淡々とサインを書き終えたが、
配達のお兄さん笑いこらえてる…

病院に行き、人生初点滴。僕ホント痩せてる割に大病とか縁がなかったんすよ。
嫌だねー30歳になりたてでこの展開。

意気揚々とデジカメを持っていたら、怪しまれる。
貴重な経験なので記録しておきたいと看護婦さんにお願いすると、
「最近芸人とかがテレビでそういうの記録するからマネしてるのかしら?そんな人普段いませんよ。遊んでるんじゃないんだから真面目にやって下さいね。
一応ちゃんと手袋とかはめてしっかり検査するものなんですよ」
と怒られたけれど、検査前の姿と大腸内部の写真だけは仕方ないわね、、、とOKをもらう。
「ブログとかに載せちゃダメですよ!!」と釘をさされたので残念ここでは載せるまい。

鎮痛剤を点滴から注入され、肛門カメラスタート!
どんな感じかというと、

うげぇぇ ぬおぉぉ うわぁ…これキツいっすねえ いてててて!! 何センチくらい入るんすかぁ?「1mくらいですねえ」
うごぉおぉぉ あいたたた!「はいチカラ入れないでねーガス抜く感じではいー」 ああ抜く感じすね、うぉえー ぐごごいてて」

と呟きながらグイグイ入ってくる感じ。その間モニタで自分の大腸の中をずっと見ている。
「はいここが小腸の出口ですよー」…て言われてもよくわからない。
まあしかしキレイなもんで小さなポリープ1つも見つからない。
「肛門あたりがちょっと炎症おきてますねー」ってやっぱり痔のみかい!!

掘られた後の姿も写真に収めてくれと言ったら「どんだけ自分好きなんですか!」と呆れられた。
3日分の痔の塗り薬もらって終了。
帰ってから撮ってもらった写真を見てみると、
あれ?ブログにあげるほどのおもしろい写真でもないし(やっぱ肛門にカメラ入れられてる画じゃないとな)
大腸の写真なんて気持ち悪いだけだった。

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