やまもとのグレーゾーン

札幌の絵描き山本雄基のきまぐれ雑感と日常。

2013年06月

札幌のCAI02にて、

『ー自分のためにアートを買いたいー  U50,000 』

というグループ展開催中です。
22日まで。

http://www.cai-net.jp/info/index.html#u50000_13 


今までコンクリートの壁だったメインギャラリーのraum1が
白壁仕様となってリニューアル。良い感じです。

自分も新作1点を出品しております。
帰国後に作った小さな作品です。

ドイツに行って作風が変わったかと言われると、
実はそんなに変わってなかったりして。
渡航前から意識していた画面内のことを
ずっとあーだこーだいじっていたわけですが、
1年くらいで劇的に変わることではありません。

ただ、その画面内の操作に関して、
無数の巨匠の実作品からヒントを得ながら微調整してきたという
感覚はあるので、
そういう影響がじわじわと滲んできていればいいなあと思うばかり。

残り僅かの期間ですがよろしくお願い致します。 

ちまちま部屋で制作。

窓明けてたらYOSAKOIの音が暑苦しいし、
今日もとっても晴れてるので自転車こいで札幌市中央図書館まで。

「中央」図書館と言う割には、けっこう南の方にあるので
軽いサイクリングだ。できるだけ郊外を走る。
中島公園のライラックがキレイだった。

中央図書館は
故丸山先生がデザインした椅子やレリーフがあるパブリックゾーンが
入り口にあるので、たまに来るたびに良い気持ちになる図書館だ。

岡崎乾二郎さんの「ルネサンス 経験の条件」を借りに。
事前に蔵書検索でその存在は確認していたが、本棚に見当たらない。
聞けば、地下の書庫にあるとのことで出して来てもらった。
まさに中央図書館の底力。

この本は今は絶版になってる伝説の本で、
買おうとするとプレミア価格になっちゃうので図書館で
借りられるのはありがたい。
たいへん多くの美術家が絶賛しているのだけれど、
僕はロザリオ礼拝堂やフィレンツェを体験してから読もうと決めていた。
そしてついに読むタイミングとなったのだ。
楽しみだ。 



どうも咳が止まらん。
風邪かアレルギーか。やれやれ。 
※今はプレミア価格で高くなっちゃってるが2014年2月についに文庫版がでるみたいですね。うれしい。

CAI02数年に一度の名物企画、U50,000のオープニングの日。

向かう前に、いつもの苗穂の蔵の湯でひとっ風呂。
だらだら手続きを怠けて未だにガスを通してなかったので、
家で風呂に入れないのだ。あと数日の辛抱。

露天風呂にはモニタがあるのだけど、
AKB48の総選挙をやってて、
裸の殿様達がこぞってその様子を見ている光景はやはり異様だった。
初めてAKB48の総選挙というものを見たが、
とてつもない規模なのですね。。。

一方、大通りではYOSAKOIも暑苦しいし、
平和な世界でのポピュラリティの獲得って一体なんなんだろう。

夢 いっしょに 努力 希望 
あたりが揃ってて入りやすけりゃOKなのかな。
思想などはお断りでな。

会場目の前のビルの地下でレジスタンスの如く始まった
U50,000だって、
夢 いっしょに 努力 希望
あたりは何気に揃っていますよね…?

白壁リニューアルのキレイな展示、
小振りの作品が並んでていい感じだった。

 

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