やまもとのグレーゾーン

札幌の絵描き山本雄基のきまぐれ雑感と日常。

2014年03月

上野で栄西と建仁寺展を見てから、
鈍行で那須塩原へ。3時間の電車の旅。

宗達の風神雷神図、初めて見た。ん〜カッコ良い。
海北友松たっぷり、長沢芦雪の線描のセンス、白隠エキセントリックを堪能し、
本館の常設も一回り。

しかし、前々から感じていた事だが
この日本美術に対する、びみょーな非・身近さよ。
自分の趣味嗜好もあるだろうが
何より北海道で生まれ育ったからだと思うんだけど。
有名な襖絵や壁画があるような寺院や寺は北海道に無い。
本格的に京都の寺院巡りをしたのは大学生になってからだ。

西洋美術、というか「油絵」の方がむしろ身近なものだ。
僕が生まれた家には、親が結婚祝いでもらったらしい変な風景画の油絵が
飾ってあったし、
母は典型的な印象派ファンおばさんで本物見た事ないけどモネモネ言ってたし。

中学高校時代は「上手い絵」に憧れ本物のように描ける油絵の方に憧れた。

なので、ヨーロッパの教会に宗教画を見に行くのと、
京都などの寺院に襖絵を見に行くのは、
気持ち的にどっちが身近なんだか困惑する。 

ところが本場欧米に行ったら行ったで、
圧倒的な西洋美術の歴史の重みを実体験として喰らうので
感覚的に身近に感じていた西洋美術もまた、
遠ざかるというか叶わねえやっていう場違い感を思った。

というわけで海外にでた多くの人が感じるように
帰国後は自分は何者か、日本とは北海道とは、
その中での立ち位置とは、なんて事をうんうん考え始めて今も考え続けてて
もうすぐ1年だなあ。 

…と、那須塩原到着からの板室へ。 

その1年のあいだに作ったほぼ全作品が一堂に集結した。
VOCA展の大作も、美術館にお願いして搬出直後にこっちに送ってもらって
大黒屋さんスタッフの皆さんの力を借りて、展示がまとまる。

う〜ん、この瞬間ようやく大きな一段落!!って感じの肩の荷の降り方。
しかも温泉付き!!この束の間の達成感を大事にしながら、
並んだ自作かと先述した1年の考えとを比べて
何が滲んできたかを改めて解析していこう。
 

 

上野へ。
公園改札から出ようとするともの凄い人人人、人で溢れている。
何か有名人のイベントでもあるんですかと駅員さんに聞いてみると、
「天気がいいのでみなさん公園に行くんですよ」と言われた。
天気がいいとこんなに公園に押しかけるのが東京なのか…
とイマイチ納得しないまま公園にでてみたら、こういうことだったのね!
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いつの間にか桜が満開かあああ!これが日本の桜か!!
北海道にはこんな量のソメイヨシノは咲かん。
去年栃木で咲いていた桜にも感激したが、この量は初めてだ。すげえ〜。

人の量もすげえ〜。
誰も彼も写真を撮りまくり。一眼、コンデジ、iPadにiPhone、3DS…
人類はすっかり画像記録サイボーグと化した…と自分でも撮りながらぼんやり。
 
暖かいし気持ちが良い、が、ぼんやりしている場合ではない。

上野の森美術館へ。
10月に個展予定の伊勢丹新宿店さんの企画で、
VOCA展会場ツアーを開催、その中で自作のトークをさせていただくことに。
トーク相手が、
アートテラー・とに〜さん。

初めて話を聞いた時は、
とに〜さん?アートテラー? いったい何者…怪しい…
と思って検索してみたらすぐに公式サイトが出てきた。
http://homepage3.nifty.com/art-teller/

…著名美術館で公式的にトークイベントをやっていて、元芸人!?
異質な経歴に、ほぼ同世代。気になる。 
 
個展を企画してくれた西喜さん、伊勢丹のみなさん、
上野の森の学芸員のみなさん、そしてとに〜さんと集合する。 
好青年さんだ、ドラゴンボール世代的な話をすぐに!
打ち合わせの中でも、各美術館でのお仕事をしているので
業界事情にも詳しいのを感じるし、知識の豊富さも。
でも、自分の役割はわからない人に伝えるために
専門知識は勉強しすぎないようにしているとのこと。

饒舌にわかりやすく、キャッチーにというのは
俺らは苦手っつーか、人によっては目的としないところもあるので
このような立ち位置の方がいるのは面白いな〜。 
しかも芸人経験から、トーク運びが当然ながら上手い。

参加したお客さんとコミュニケーションしつつ
自作の前でクロストークをしたのだが、
引き出され方と、話に入るタイミングが自然…こっちが話しやすい。
これはちょっと勉強になると思って、トークの極意をいろいろ聞く(秘密)。
う〜ん、教師時代にこれ聞いておきたかったわ…。 

横浜美術館でもお仕事されているので、天野さんの話題が。
若手美術関係者の中では、天野太郎被害者の会なるものがあるらしく(笑)
とに〜さんもその一員らしい。さすがだ。。。
しかもとに〜さんがこの仕事する後押ししたのも天野さんなんだって。 

イベントは上野の森美術館の創立話やVOCAちょっとウラ話など
色々盛り上がり終了。皆さんに感謝です!


再び東京へ出てくる。VOCA関係と個展搬入のため。せわしい。
LCCありがたい…今回はバニラエアを使ったけど片道5500円!
宿は今回は2000円のエースインが満室だったのでまた新開拓、
3500円で神田のカプセルホテルを発見。初カプセルだ。
3000円台まで来るとちょっと高いが清潔でややSF感、共同のお風呂もあって快適なので
コスパは十分高いかと。

用事の前に鑑賞寄り道する。
昨日は原美術館でボレマンス。
そもそもそんなに好みじゃないのですが
小さくて品のある作品群が原美の雰囲気によく似合う。
筆の置き時が潔く、画布をゆるく貼って薄塗り仕上げっていうベルギーペインティング感満載。
ボレマンス絵画は木枠のエッジも丸みを帯びてるので、
ちっちゃい絵そのものが、よりポテっとしたイメージだ。 
20年前くらいからずっとこの作風なんだなー。 
ジオラマこしらえてるモチーフの作品にグッと来た。

常設の奈良さんのドローイングルームにもグッと来た。
久々に見たが数年前に見た時より感性に効いてくる。
年取ったらもっと効きそう。

Facebookで高校卒業以来会っていない友人が、
VOCAを見てくれたとメッセージ。彼は卒業後役者の道に進んだ。
なんてタイミングだと思って突然会う約束をして
夜新宿で14年振りに再会!うおー久しぶりなのに話がスムーズなのは
お互いちょっと変な道に進んだからだな!感激。
Facebookもこういう風に役に立つことあんのね。
険しいお互いの人生を振り返る、、、
しかし聞く限り美術より演劇の方がもっとハードなような。


今日は新美で中村一美展。
透過する光ー中村一美著作選集は既読済みだったが
肝心の実物を見る機会に恵まれなかったので今回初だ。
序盤から200cm超えの巨大絵画に迎えられ、でけえ!ていうのが何より先にくる。
次の部屋に行くと、また、でけえ!!次の部屋も次の部屋も、でけえええ!!
150点くらいの8割以上250cm超えのサイズ…そこにまず圧倒された。
80年代からずっとこのサイズの制作キープって、
学校で教えてても、色々覚悟しなきゃ続かんはずだ。

80年代は不透明な油彩厚塗りでちょっと古い感じが、
90年代以降はアクリル絵具が主流で、単純に絵具の物質感もだけど
画面全体の透明性が増してくる。
その上でタッチの掠れなどがうまくいってない場合は、途端にバタ臭く見えたりもしていたが、
現在に至るまで少しずつ作風を変えながら、
でも作風に関係なく短スパンでバタ臭さの波と何かが降臨してくる凄みの波が
来ていた。

00年以降は特にだけど、仏教思想の反映が強く見える。泥臭い崇高って感じ。
縦構図が多いのもその点で納得。
全体的に筆跡が大胆なので表現主義的かと思いきや、
初期から明確にイメージソースがあって同構図のバリエーション展開も多く、
並べてみるとその分析の感覚がよく分かる。
後半ウォールドローイングの部屋なんかの鳥のイメージなどを元に絵作りしているシリーズは
基本構図はほとんど同じ。
鳥のイメージだけを注視してるとなんだか野暮ったい図像だなあと思えなくもないんだけど、
絵によって不思議とその巨大画面と絵具の痕跡に精神性が宿ってくるように見えるわけで、
一貫してそれを抽出しようと踏ん張ってる印象。

見た直後はそのサイズに興奮しすぎたが時間が経つとやや冷静に。
図録買ったけど、縮小率がすごいので全然あの感じが伝わらない。
しかし良いのか悪いのか拭い切れないローカル感は一体何なのだろう。
岡崎さんのペインティングなんかはその辺りがもっとさっぱりしてるのだけど。
海外からの評価ってどんくらいなんだろう。
もの派、具体と続く、
海外からの評価ラッシュを連続させる大作戦的な回顧展なのだろうか。
…後から湧いてくる疑問は置いといても
なんにせよ、真摯な姿勢に大きく心打たれたのは間違いない。

その後同会場の「イメージの力」展も連続鑑賞。
大坂の民博には大学2年の頃初めていってかなり驚いたが、
今回の展示もそのコレクションの力を実感。
しかし中村展のボリュームの後にこのボリュームはさすがにしんどい。
別々に行く事をオススメしたい。

この日はまたFacebookで今度は僧やってる友達から連絡、会う。
ボヤボヤしたまま悟りを開いたような彼だが、人生うまくいってるようで良かった。
彼もVOCA行ってくれたようで感想会。みんな優しいなあ!ありがとう。

個展に必要な残り10点ほどの小さめな作品を仕上げる。

10点まとめてニス塗りするのが困難な環境だったため
DIYの能力が高い後輩・卓Gに
3日で箱椅子5個作れまっか(安値で)!!とムチャ振りしたら、
本当に3日で仕上げてくれた。
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う〜ん、できる漢だ。卓Gのような人に、
搬入とか制作補助とか展示とかうんぬんとか美術活動専門サポートの仕事を開業してもらったら
色んな人が助かるのではと仮説。札幌にはそういう人いなそうだもんね。

おかげで無事に小作品もノルマ達成。
それぞれ木枠に固定して梱包、まとめて送る。

小さい作品は送れるのだけど、問題は大きい作品だ。
旧作の100号大のサイズも一緒に送ろうと思い、いろいろ問い合わせたが無理。

ヤマトさんはこのサイズもともと厳しいし、
そもそもどんなにこちらが希望しても美術品扱い以外では取り扱ってもらえない。
少し前は佐川急便さんの飛脚フリーパッケージで
200cm級の作品もワレモノ扱いで安値で運んでもらえたんだけど、
いつの間にか運送可能サイズが小さくなって100号大は運べなくなってしまった。

他の運送会社も手当たり次第あたってみたが、
この時期は引っ越しシーズン、かつ増税前の駆け込み需要で
パンク状態とのこと。。。ガーン。

結局まあ旧作は無くても作品数は十分足りてるのでこの作品は無しにすることにした。
今回はこれでいいけど、
さあ今後どうしたらいいのやら。
大きい作品を輸送してる全国に散らばる個人画家さん達はどうしているのだろうか。
後輩・卓Gに4tトラックの免許を取ってもらってサポートを…
というわけにもいかないので
誰かオススメ輸送方法をこっそり教えて下さい。!!

VOCAも無事始まったので、
札幌に戻るまで少し東京ブラブラ。
今回は、もうアートフェアでごっそり作品もみたし、
美術館みるぞ!!っていう焦りがなく、気持ちに余裕がある。

まずこれ。ちょうどツイッターで議論リツイートされてきてたのだが、
http://murapo.skr.jp/2014/03/140314.html
『新宿2丁目看板広告についてのお知らせ ー ムラタポ』

HIV啓発の看板のコンペで採用された同性愛表現含んだイラストに
クレームがついて修正が入ったって話。
滞在していた宿から歩いて10分くらいでその看板が設置されてる場所だったので、
どれどれと興味本位で見に行ってみる。
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最終修正はすでに完了されており、
なるほど、作者の修正案からさらにパンツの色がズボンと同じにされちゃってんのね。
これは酷い。当然ながら修正前の方がまずイラストとしていいじゃん。
このコンペを主催してる企業さんのこの企画のポリシーってなんなんだ…

ドイツ滞在時に、同性愛者の存在ってめっちゃ自然に溶け込んでいて
レジデンスでもゲイカップルアーティストと仲良くなったし、
そういう文化いいなあって思ってたので、
今もこんな問題でムズムズする日本の遅れてる感は残念だ。
ともあれ、初回らしいこのコンペにこの作家さんが選ばれたのは大事なことだっただろう。
作品クオリティ高い上でちゃんと理にかなった主張を自分でできることは重要だし、
出来る人の方が少ないのよな。


近美で工藤哲巳展、んん〜ヨーロッパでもいくつか見かけたが、やっぱ苦手だ!
柵の自画像が並んでいるのは面白かった、
そんでそれらがけっこうまんべんなく全国の美術館の収蔵品になってんだなあ。
小企画の「泥とジェリー展」がとっても良かった。時間なくてこっち駆け足になってしまい、
こっちをむしろじっくり見たかったっす。


東京滞在中に札幌国際芸術祭の記者会見もあった。
やっと参加アーティストが発表される。
http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/

リストを見て、おお!って思ったのが札幌の進藤冬華さん。
ここ1年くらいで話す機会が増えておもしろいなあと思っていたので参加楽しみ。
http://fuyukashindo.tumblr.com/

進藤さんはちょうど今Ongoingのレジデンスで滞在制作しており、
アートフェアの時にもちょっと話してたので早速様子を聞きに行く。
進藤さんと話してて、いつもヤラれたなあ〜って思ってしまう点は、
いろいろ聞き出される点だ。
美術作家友達の共通点として、とにかくダーッと話す傾向が多い。
そういうバランスの中で自分はどちらかと言えば少数派の「聞くポジション」を確立させようとしてきた。
その隠れた試みは実感としてはそこそこの成功率なのだが
進藤さんには聞くポジションから聞かれるポジションに変えられてしまい、
ああこれは才能だ!と思わされる。

そんで初吉祥寺、こんな感じなのか〜東京ってのもいろんな文化性をもった街の融合体なんだな。
進藤さんと合流して一緒にA-thingsの岡崎さんのポンチ絵を見て、
さらに西へ、東青梅にあるモデルルームへ。
このオルタナティブ感はめっちゃ久しぶりで楽しい。
札幌にPRAHAがあった頃のあの感じを思い出す。
Ongoingに戻ってきても、作家さんやプロジェクトに関わる方たちが集まっており
お話。なんというか…異質な濃さがある空間だ。
初めて東京西側の空気を感じる。こういうのが存在してるのって羨ましい。


他にももっと色々気になる展示もあったのだけど
なんとなく、まあいいかなと思い別路線。
初神保町で、古書店巡りなんかもしてみた。おもろい。

そしてふと皇居見学を思いつく。
調べたら宮内庁のホームページで予約すれば建物周辺まで入れるらしい。
しかしすでに予約一杯!ん〜残念。見応えありそうなのになあ…

皇居計画に失敗するがもう一箇所行きたかったのが靖国神社。
この流れだからと言って別にウヨな訳ではない。
ウヨではないけれど、よく言われる日本の右翼化というのはなんとなく気にはなる。
しかもニュースで騒がれる靖国も、イメージしかない場所なので
実際見てみないとどんな場所なのかわからんのだ。
これまた宿から近いし。

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来てみた。広い!
怖い車とか止まってたらどうしようとややビビっていたが
綺麗な神社だ。

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みやげ物…ん〜

参拝した後、
境内にある遊就館という博物館を見る。
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中は撮影禁止だが、びっくりした。
近代戦争史を追う展示をメインに、軍服や手紙や皇族の名品などが並ぶ。
展示の最後に戦没者(=ここ靖国の神々)の写真が大量に並んでいて驚く。
コンセプトは違えど、美術的要素が加わったらボルタンスキーのようだ。
人間魚雷の展示や、遺書も並んでおり、涙を流すお客さんもたくさんいた。
ミュージアムショップの本のセレクトはやや怖かったし、
う〜ん、神社かあ…って思うけど、これは見ておくべき場所だった。

ドイツ行く前は、
東京って結局自分の中では、北海道じゃ見れん大御所な美術を見に行く場所で
訪れる場所もえらい限られていたし地下鉄乗って移動してたら
地理感覚も全くわからままだったんだけど、
ドイツ行った後からは少し違う場所になった。この意識の変化は大事にしたいっす。

というわけで、出張的な約2週間を経て、札幌に戻ってきた。
VOCA展から遠方交通費を頂き、アートフェアでもギャラリーから出張費を頂き、
激安宿で出費を抑えることができたので、この出張は赤じゃない、ありがたい! 

アトリエに戻ってきたら、やべえ未完成の作品がズラリ。
個展はすぐにやってくる。 

大黒屋さんから東京へ戻ってきたのち、
ちょうど絵画について熱く話した坪井康宏さんが入選していると聞き、
損保ジャパン美術賞2014FACE展を見る。
んん〜、展示全体の傾向は苦しい感じだけど、坪井さんの作品はとても良かった。
本人と話す前から画像ですでに気になっていた作家さんだが、
いざ実物を見ると、マスキングの跡がシャープに残っていたり、
塗り直しの痕跡の跡があったり、そのプロセスを追えるのが良い。
本人は、絵画の中でインスタレーションをしている感覚と言っていた。
なるほど。 ただ1つだけ、この公募の規格だからなのだろうけど、仮額装備状態なのがもったいない。
その他気になったのは三井淑香さん、斎藤春佳さんなど。

そのままVOCAのシンポジウムへ。 
審査員さんが「イメージの存在感」というテーマでクロストーク。
ん〜、出品者の作品を元にした広がりそうなキーワードはいくつも出てくるし、
ちょうど森美でやってるウォーホルの話にも繋がり、
みんなだいすきベンヤミンのアウラ話にも展開するが、
ステレオタイプな話の展開に悶々とする。

絵画展のシンポジウムで、デジタルやら物質やらウォーホルときたら
ウォーホルのやれ消費社会だメディアミックスだっつっててそれもどうでもよくはないけど、
もう散々言われた外側の部分じゃなくて、絵画の中身的な部分にも集中して話せるのではないか。
さらにベンヤミンと来て、100年前に複製時代の芸術でアウラについて言ってたことって
複製によるアウラが遠ざかることによって観客もアウラを求めなくなるっていうのが
自分にはけっこうこりゃ大きな予測だなと思って、
でもその50年後にそれこそウォーホルなんかは絵画のアウラ性を存分に悪用したような
アプローチをやってるし、さらに50年経って今まさに絵画に囲まれてる会場で
今絵画とアウラの関係についてなどもまだまだ話せるのではないか、
…と、質疑応答の時に思い切って挙手して以上のようなことを質問する。

いまいち話は展開せず、むしろ、北海道の方だということは覚えているよ、
賞欲しかったのか的な流れになってしまった。そうではないのだけど発言失敗したか…
作品についてもそのまま聞かれたので皆の前で少し自作について話せたのはラッキー、
むしろもう少しちゃんと話したかった。
自分の話になるとそれはそれでまとまりに欠けて凹む。

自作について突っ込まれたことについて印象に残ったのは、色についての指摘だった。
「あなたの作品の色はニュートン的だ。もっとゲーテ的にならなければ」
というような事を言われた。
そう思われてしまったのなら、これはちょっと悔しい。
う〜ん、妙に胃が痛い。

シンポジウムが終わった後に挨拶&謝る。
とある方に「北海道でインテリやってちゃだめ、表現主義の地域なんだから我慢してなさい」
といったことを言われる。ガーン
インテリやってるわけじゃないし未だに北海道をそんな線引きされるのか。
審査して頂いている立場かつペーペーな立場で、
何をどこまで言っていいのかさじ加減が難しいなあ。
同会場レセプションへ移行。

推薦してくださった帯美の佐藤さんとも合流する。
ものすごい人の量。ここに絵描き関係の方々が集結しているのだろうか。

まずは展示を1周する。自作の展示場所が広い部屋で、
ゆったりみれた(アトリエでこんなに引いて見れてなかった)ので嬉しい。
ムムっ!?と来た作家さんは、
大賞の田中さん、取材や向き合い方が真摯。シンポの時のコメントにも好感が持てた。
片山真紀さん、2枚のキャンバスの関係性、ツブツブな色のミクロな重層からできてるボコボコ画面にグッと来る。ちなみに3331のアートフェアにあった小さなドローイングも良かった。
友清ちさとさん、なぜここでこれが来る!?っていうズレまくってるところがグッと来た。
ズレてるのにちゃんと作品として成り立ってるバランス感覚。
中村航さん、画面の際を見るに、相当不思議なことをしながら下地を作っており、
その上であの謎の描写。気になる。もっと色々見てみたい。
川北ゆうさん、繊細な線が美しいと同時に、とてもテクニカルでどういう風にこの線が生まれているのか
全然わからん。有機的かと思えばけっこう機械的でもあり。
多田友充さん、ジワジワ来る。金属的な光沢を含む青くて透明な画面に祈りを匂わせるオーラ。
筆の残し方もいい具合で独特だ。
大槻英世さん、キワドい。ラインの処理、端っこのめくれ。画面の要素を丁寧な処理で少なくしてる感じ。

…などなど、おもしろい絵かきさんいっぱいいるなあ。一緒に並ぶことができて光栄です。

出展者さん及び推薦者さんの名札を見つけて挨拶する。
ちょっとずつお互いの作品の話など。
人が多すぎて出展者全員と話すことはできなかったのが残念!
大黒屋のI君の知り合いって聞いていた、出展者の友清さんを発見する。
作品もおもしろかったので話してみて、
レセプション後、そのままそのチームの2次会に飛び入り参加する。
超アウェイだけど、東京コミュニティの雰囲気を体感する良い機会だ。
チームの中に、ベルリン時代に出会った飯岡君もいたりして楽しい。
図録片手に反省会など。郷治くんの実物みてみたいな。

毎年1万人以上の来客があるというVOCA展、
さてアートフェアに連続してどんな反応が聞けるかな。
自作はこんな感じの展示になってます。
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大黒屋さんから東京へ戻ってくる。
この日は、大学の油彩研究室の後輩で
イラストレーターやってる玉川桜と会って近作を見せてもらう約束。
http://tamasaku.flavors.me/

卒業後もネットではチェックしていたが直接見るのはホント久しぶり。
待ち合わせが中野、初めて来た。雨ザーザー。
ちょっと早めについてので、中野と言えば中野ブロードウェイって場所、
聞いたことある。某村上さんのバーなどができていたはず。。

言ってみると昭和っぽいショッピングセンターの中に
一体何種類のまんだらけが!?っていうオタク?オーラ全開ですごい。
エロ専門のまんだらけもあり、
入り口からおそらく艦これキャラのおっぱいだらけで頭がクラクラしてくる…
バッタもんのビックリマンシールとかも。
そんな中、オシャレなBar Zingaroがどーんってあったり、
時間的に閉まってたけどZingaroのギャラリーがあったり。
どうなってんだ、ここは。
秋葉原とはどんな住み分けなのだろう、同じようでなんとなく違いを感じる。 

程よく困惑したところで待ち合わせ時間。
雨ザーザーなので近所のミスドへ。
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互いの近況などで盛り上がりながら拝見。オホホ、良いですな。
絵画的なというかマチス的な多空間な構図筆跡の絵、
工藤麻紀子さんに通じる作風。
最近は紙の仕事がメインらしいので
やっぱタブローも見たい。
紙仕事はめちゃ安価なので1枚購入させていただく。

 

アートフェアが終わってVOCAが始まるまでの数日間は当初
東京をぶらぶらしようと思っていたが、
運良くちょうど空いたこの時期に板室温泉大黒屋さんで毎年行われている、
現代アート公募展の受賞式に招待して頂く。
なんという完璧なタイミングなんだ。我ながらこういう運には恵まれている… 
過去の大賞受賞者は毎回声をかけてもらえるのです。
参加するたびに書くけれど、受賞後もこんなに気を遣ってくれるコンペはそうそう無い。
前回はベルリンにいたので2年ぶりの参加だ。 

節約のために新幹線には乗らず鈍行で3時間、那須塩原駅に到着。
ロンドンでお世話になった、現在大黒屋さんで秘書中のK君が迎えに来てくれて
大黒屋さんへ。さっそく展示中の公募展を見る。

今の大黒屋さんにはK君含め、美術作家修行を兼ねて従業員として働いているI君やM君など、
20代後半のアートでヤングなメンズの皆さんが揃っており、
美術オタクな話にも花が咲いて楽しい。
若旦那のK君は、wifi整備や、図書室へ洋書追加、さらなる倉庫の整備など
コツコツ革命を起こしているようで頼もしい。 

12日受賞式当日。
入選者の参加率が多くて賑わう。
大黒屋さんも、毎年式のフォーマットを少しずつ変えており
いかにコミュニケーションが生まれる場になるかを調整しているように見えた。
今年は、審査員さんの挨拶→入選者挨拶→社長挨拶と続き、
その後に展示サロンで全員揃って夕食会&ご歓談。
大賞のタナカさんは、絵画!
手数を増やし過ぎないように、
モノクロな痕跡によって画面が決まる瞬間を探っているような作品だった。
ご本人は一見、今までのオッツい受賞者の顔ぶれと比べると爽やかな青年だが
挨拶でのスピーチからは、内に燃えるものを感じる。

皆さんの作品ファイルを見せて貰いながら色々話す。
間に作品があると、色々話しやすい。おもろいな。

ある入選者さんには、
「ガブリエルオロスコで検索したら偶然ヤマモトさんのブログにヒットして、
ご本人とここで会えるとは!ラジオのDJに会ったような気分です!」
と思いがけないリアクションをされたので、
いやあそんな風に遠くの人も読んでくれたりすんのね〜と調子に乗る。

過去の大賞者が揃うとさらに美術話が盛り上がる。
去年の大賞の坪井康宏さんと初めてまともな絵画話。
坪井さんの絵画との距離のとり方に、やり方は違えど深く共感。

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夕食会の様子。写真は大黒屋さんのFacebookページより拝借しました。

夜はもう毎年恒例になりつつある、天野さんの部屋で2次会。
今や一番核心的な美術の情報は常に美術作家同士が情報共有しているわけで、
そんな中で学芸員、キュレーターがどう動くかって話を
学芸員さん自らが話す姿をみて逆に信頼感。
ヨコトリのリアルタイム情報もチラリ。

そんなような話を毎年聞きに来れるこの環境。
旬も旬、海外での話もたくさん聞ける美術作家の菅さんに、
作品を売る視点を持つギャラリストの小山さん、
作品価値付けをしていう立場学芸員の天野さん、
こういう3名の審査員さんを呼んでいる意味がどれだけ大切か。
社長は、自分は美術においては素人だからと審査には一切関わらず、
そして大黒屋さんで展示できる美術作家は菅さん以外には、
原則的にこのコンペに通った作家さん、あるいは美術作家志望で社員として3年間修行してOKがでた場合に限っているんだって。
そういうことを徹底することで展示内容の質が下がらないように工夫しているとのこと。

僕が2次的に言ったところでうまく言えないのだが、
受賞以来ここでいろんな話を聞いていくことで、
美術作家としての自覚や覚悟を強めることができたのは間違いない。
自分のように作家ももちろんだけど、

美術の場を作る、若いギャラリストやキュレーター側の人たちも
学べることがタンマリある場所なので、
特に、まさに今エネルギッシュに場をつくろうとしてる
札幌の人たちにもぜひ一度来館して欲しいなあっていつも思ってるのです。

 

札幌のギャラリー門馬&ANNEXのオーナー大井さんにお誘いを受け、
アートフェア東京に初参加してきた。projectという若手ブース。
お越しいただいた皆さん、ありがとうございました。


出展前の気持ちを振り返っておくと、以前バーゼルに行った時に思ったんだけど、
アートフェアというものは、どちらかと言えば悶々とする印象があった。
即売会という性格上、美術館のような落ち着いた雰囲気がないし。
もちろんそれでも、アートバーゼルくらいの高レベルなものは見応えある。
膨大にあるそれ以外のフェアに対する思いというのが、複雑だったんだよな。
そこには山ほどの作家、作品、ギャラリーがあって、買われたり買われなかったり=食えたり食えなかったり。それが必ずしもクオリティや美術の歴史に残るということにつながるわけでもなく、
美術というのはごく少数の優れた作家作品ギャラリーと、その他膨大な周辺の雑多な作家作品ギャラリーで構成されているような現実が見えた気がしたから。自分もこの先、雑多な一人に過ぎないままになるのではないか、と。

それに、記事にはしていなかったが
昨年札幌でも、アートフェア札幌が開催された。
お客さんが楽しむことに一切問題はないし、開催しないよりした方がそりゃあ良い、
と先に言っておくけれど、
あくまで、作品を作る側としての実感としては正直言ってフェアに対する悶々度はさらに増しちゃって、
辛いところがある。なぜならやはり質があまりにもバラバラだから。その他詳細は省くけどこれでは、
ここ札幌でのマーケットにおいてアートの強い信用など作れないのでは…
というのが実感(とか書いていいんだろうか?)。ホテルの部屋形式のフェアだと作品もごちゃごちゃで見づらいし。繰り返すけど、作品を作る者としての実感です。

さて、そういう気持ちの前程があって、
日本最大のアートフェア東京では、当事者として一体どんな印象を抱くのかと、
参加者としても観客としても興味深かったのです。


搬入前日に雨の東京入り、しばらく滞在することになる。
宿は一泊2000円と破格の某ドミトリー。外人だらけ!
英語の勉強になるのでむしろ良い。

搬入を終えたその日の夕方から、招待客のみが入場できるプレビューが始まった。
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僕らのブースはこんな感じ。久野志乃さんと2人展形式で、
自作は2点。2点だけなのはこの後の個展もあって2点が限界だったからなんだけれど、
結果的に良かったかも。

予想を超える人の量で、用意していた名刺がガンガン無くなる。
チラホラ見たことのある某有名美術関係者の皆さんの姿も見えたり、
外国からのお客さんも、特にアジア圏からの方々が沢山。
人もブースも多いし
ブースの位置は一番奥の角だったので、
素通りしてしまうお客さんもいたけれども、
かなり多くのお客さんに鑑賞してもらえている感。
自分も隙をみて会場をグルっと一周してみると、
各ブースは見やすく、古美術と現代美術がゾーンでわかれているので
回りやすい。
また、去年までのG-Tokyo参加の著名ギャラリー群がG-Plusというエリアにまとまっていたので、
簡単にいえばレベルの高いギャラリーはここですよっていうのもわかりやすい。


売れているものと作品の質は必ずしも一致するわけではなさそうで、
人気作家ステータスだったり、パフォーマンス戦略や、コスプレ美女によるファン作戦や、
動物イラスト人気などまで、売れるための色んな引っ掛かりなんかも見え…
う〜ん、、、色んな思惑が渦巻いている!という感じ。

実際あたふたしてるうちにプレビュー終了。
規模の大きさはわかったし、
レベルの高低のレンジが広くて色々おもしろい。

やはりバーゼルの印象からの延長になるけど
一言で「美術」と言っても、それは多層構造に分かれており、
今回もとても明快にその雰囲気が出ていたように見えた。
このカオスの中では、じゃあ自分はどの層にめがけていくのかってのを
ハッキリ意識していなければならんな、と。

趣味的なギャラリーだってたくさんあるわけだし、
お客さんだって、美術はよくわからんっていう方から、超専門ですっていう方までいるわけで。

自作においては、たとえばわからない人にも、
色や手法から、キレイ!とかどうやって作ってんの?
って思われるだけでも良いし、
そこからもう一段階踏み込んだ興味を持ってもらえるとなお嬉しいし、
その上でやはり美術オタクな厳しい目を持つ人に絵画的な云々やら思考云々なところでヒットしてほしいと思っているものの、結局すべて作品でバレるので大変なのよね。


連日次から次へとお客さんが。

この後VOCA展と大黒屋さんでの個展が続くので、その宣伝もどんどん。
3つの展示が連続したことは、北海道からも攻めてまっせ!
っていう印象与えるためのビッグチャンス。
ギャラリストの大井さんは、初参加の気合いでDMを手配り。すごいな。感謝。
チラシもリーフレットも超スピードで無くなってしまった。
このゴチャゴチャな中けっこう長い時間絵の前でじっくり見てくれるお客さんも
沢山いて嬉しい。
どこかでも書いたかもしれないけど、
誰かがじーっと絵の前に立って長い時間鑑賞しているっていう光景がとても好き。

夜には近くのホテルでイベントがあったりで、それにも顔出してみるが、
なんだかこう東京グルーブ感とハイカルチャー感がどうも馴染めずぼんやり退散。

2日目の夕方くらいに、
2人組の若い男性お客さんが、某著名ギャラリストさんとやってくる。
北京のコレクターさんとのことで、そのギャラリストさんのところでも作品を買ったりしており
今回は流れで通訳や説明に入ってもらうことに。
1人が小さい方の自作を購入。話を聞くと彼は美術作家兼コレクターとのこと。

もう1人のかたは、もっと作品を見たいとのことで次々に作品に質問してくる。
質問内容のレベルも高く、答えるの必死。
2日間連続で来てもらい、その後これから展示予定のVOCAの大作含む3点を予約してもらうことに。
びっくりというか、呆然。どうなってんの。
いや意識が飛んでる場合じゃない、こっちが質問だらけだよ。
いろいろ聞いたら、まだ若干26歳で、ロンドンでデザインを勉強していたなど
かなりのエリートさん。自分のコレクションをiPadで見せてくれたのだが、
奈良さん、草間さん、加藤泉さんなど日本の超有名ドコロの良作がズラリ…
中国のセンスの良さそうな作家の作品もズラリ…他にも膨大な量。
美術界にもたくさん知り合いがいるので、紹介すると言ってくれている。
突然スケールが大きな話すぎて、全然ついていけん。
とりあえず今後もコンタクトしていこうとのことで握手。
予約の前金を払いたいとなり、彼のポケットから見たこと無い厚さの札束が…
目玉飛び出そうになったわ。

軽いパニックに陥るが、
どうやらVOCAの大作を制作したために発生したカード借金地獄から、
これで開放されそうだということが何より先に浮かんだ。
大作を作り終わったときは開放感と共に、
かかった制作費と今後の保管はどうすりゃいいんだ…という悩みも発生して
後回しにしていたのだが、う〜ん…賭けてみるものだ。

翌日、今度は台湾のコレクターさんが中型の作品を購入してくれる。
これまた若い方で、何かの会社の社長で、さらにギャラリーも立ち上げるそうで、
またiPadでコレクションを見せてもらったら昨日のデジャブかってくらいの
著名作家作品のラインナップ。
これまた細かい通訳に入ってくれたのは某日本の画家さんで、
彼は作品で自活できており、この後も台湾で個展をするらしい。

いやあ、、、現場って、こんなことが起こるのね。
どちらのお客さんも今回はこのアートフェア目的で日本に来てるんだって。

しかし…これだけの数のブースの中からよくぞまあ
自作を見つけてくれたものだと ありがたや ありがたや。
ある程度の会話はできたけれども、やっぱりもっと英語必要だ。
皆、当たり前のように英語でやりとりできる。

しかししかし…これが今現在のアジア圏の勢いか。
どっかで、日本の主要ギャラリーも国内は売上全体の3割程度で残りは海外だと聞いた。
ちょっと怖い気もするのは、
日本人としてバブルの失敗が身に染み付いているからだろか。
これは一度台湾及び北京に行って
現地で何が起こっているのか直接確かめてきたほうが良さそうだ。
アジアはまだ韓国しか行ったことないからな。

その後も最終日までずーっとお客さんたくさん。
何人かの他のお客さんも購入を考えてくれていたようで、嬉しい。

4日間で約5万人の入場者数だったそうで。 すごい。
東京のマーケットの空気もなんとなく体感できたし、
良い出会いも沢山あり。春の展示ラッシュなかなか幸先良いスタート。

搬出は、バングラディシュから帰ってきたばかりの東方くんが手伝ってくれて
近所の餃子屋で打ち上げたのでした。

というわけで、初アートフェア参加が終わってみて。
最初に書いた悶々は引き続き考えておきたいところだけど、
作家自身が強い意志でちゃんとした作品を見せていれば、フェアの会場でもしっかり見てくれる人がいる可能性はあるし、チャンスも生まれるんだよね。
膨大なブースとお客さんの量の中で、それは僅かなチャンスかもしれないけど、自分で出展を引き受けた以上やれることは最大限やること。
それに、明確に作品を買いに来ているお客さんがたくさんいるんだということを実感した。国外からも。
作品を買ってくれるということは、作品持っていてくれるということだし、
さらにお金が入ることで制作時間も画材購入も増える、つまり研究に没頭する時間を与えてくれるということ。雑多な中から自分の作品を見つけ、決して安くはない金額まで出してもらった事実を忘れないこと。
 

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