やまもとのグレーゾーン

札幌の絵描き山本雄基のきまぐれ雑感と日常。

2016年05月

山本雄基展
 
会期  2016年6月18日−7月18日(休廊日6/20, 6/27, 7/4, 7/11)
時間  11:00−19:00
OPENING RECEPTION 6/18(土)18:00〜
会場  ギャラリー門馬 
札幌市中央区旭ヶ丘2丁目3-38 TEL:011-562-1055

http://www.g-monma.com 

一周して、最初のステージの裏ボスを倒せないまま、時間に余裕がなくてやらなくなった。
このゲーム、この裏ボスを倒せるようになったら完全に馴染めて面白くなるのだと思う。
ラジコン飛行機のような客観視点モードと、独立した照準移動の組み合わせ。
一周目のベノムでのスターウルフ戦及びラスボスあたりでようやく操作のクセがつかめてくるまでは、
とにかく慣れない。しかも他にこのような操作のゲームが思い当たらないので、このままやらなくなればすぐに操作を忘れそうだなあ。
Wii Uゲームパッドを活かしたゲームという命題に、こんな変化球な回答って! 
少なくとも、ハード売り上げを引っ張るような内容では無い。

僕は宮本さんファンだが (と言っても全てのゲームをプレイしているわけではないので胸は張れない)、
ピクミンあたりから宮本さんがメインで関わるゲームの方向性が随分変わったような気がする。
そしてそれらのゲームが僕はちょっと苦手。
とっつきにくい操作とシステムなので慣れるまでに時間がかかり、
そこまでの時間をゲームに使える状態じゃないからというのが理由で、
仮に時間があってみっちりそのゲームと向き合えば楽しめるのかもしれない。
DSやWiiでゲーム人口の拡大路線を実行しつつ、
かといってコアゲーマー向きでもない妙な操作系のゲームを好んで作っているって、
作家性が以前より増したんだと思うし、巨匠の後期っていう感じがすごくする。
まあでも、そういうとこ含めて尊敬の念は変わらないなあ。
ピクミンは可愛さで何とかなってても、トッツキにくい作品はあんま売れてないってのがちょっと悲しい。

従来の任天堂路線はスプラトゥーンで確信犯的に、下の世代に託した感あり。

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