2週間くらい前だったか、歩いてたら突然地球儀のことが気になりだした。

以来、仕事してる間すら地球儀になんとなく思いを馳せている。なぜ、今部屋に地球儀がないんだ?といった具合に。

先日アリオの丸善に行ったら、あらなんとタイムリー、地球儀コーナーがあったので、鼻息がやや荒くなった。

手に取ってサワサワしてみる。そしてクルクルしてみる。
う〜んなんてすばらしいオブジェクトだ!
全体の形が、いい。台座に支えられた球の感じ。
球の傾きがまた、たまらない!なんでこんな絶妙な角度に傾いてんの地球。いや、逆か。もともとこの角度に傾いている星に生まれたから、この角度が絶妙だと思うのはアタリマエなのか。

地球を模したこの物体を、なぜ、カッコ良いと思ってしまうんだろか。
この、いかにも地球儀らしい原型は、やはり地球が浮いてて傾いてて回ってるという要素を、できるだけ詰め込んだ結果から生まれた型なんだろな。いいなぁ。

丸ばっか描いてる身ですが、なんたってまず宇宙に浮かぶ星が丸いってこと、が、いいですよねぇ。少年ロマン。もう僕の年齢は少年ではなく男の人だけども、少年ロマンは男の人になっても大切。ちなみに僕の少年ロマンは小さな頃に地元帯広近辺のさらに田舎に住んでて、星がキレイに見えていた環境によって育まれたような気がする。

子供の頃には小さな学習地球儀が家にあった。南アメリカ大陸が人の顔に見えてしまったり、どこかの地名の響きがなんか嫌な感じで、無意味にちょっとした嫌悪感というか怖さがあった。それでもたまにクルクルしたり、しげしげ眺めたり大事にしてたが、ある時表面がベロっ!と剥がれてしまったんだよな。

ああ、地球儀が欲しい。欲しい。結構高くて買えない。だからブームが過ぎるのをじっと待つのです。