忘れないように早く書かねば、岡本太郎美術館の常設で感じたこと。

そもそも岡本太郎との出会いは大学2年の時に、地元帯広市に「岡本太郎と縄文」展が来てて、偶然デメーテル関係で里帰りしてたついでに見に行ったのが始まり。
岡本太郎って名前と爆発と太陽の塔くらいしか知らなかったのが、この展覧会を見てググググー!っと関心が沸いた。
若者魂を熱くさせる発言や、ハデな絵画に妙にかわいい彫刻。もっと太郎を知りたくなって、半年後には太郎美術館まで足を運ぶに至る。美術館に行きたい!と思ってわざわざ川崎まで行ったということが自分でも驚きであり、僕かなり美術好きかも!?と思いはじめた頃。ミュージアムショップで買った「今日の芸術」は、その後制作のスランプがくるたびに読み返してた。

その頃を思い出しながら常設展示室をうろついたので、目の前の作品と過去が同時に頭で処理されてちょっとイイ気分。

太郎さんの作品は、ギラギラトゲトゲケバケバしてるのに、どこか優しい雰囲気があるような気がして、加えてユーモアがあり、絵画的とかアートの文脈を飛び越えた何か独自のオーラがある。そういうトコが好きだ。
しばらく忘れてたこの感じを思い出したので嬉しくなった。

あんなケバケバしてるのに、意外と薄塗りみたいなトコも好きだ笑 ドロ臭いのかスマートなのかヘンなバランス感覚だ。

彫刻も 変なモンばっかなのに包容力があるしそのくせちょっと切ない感じすらしてくる。

なんか、ウソついてないで純粋に向き合ってる感じ。文章の方は正直ながら結構インパクト演出してるような気もするので、純粋さがはみ出しちゃってる作品と比べるのがまたおもしろい。
それに、うまく言えんが、どっか日本人らしいにおいをとっても大切にしてるような空気を感じた。

また常設展示室と企画展示室の間の道で再生されてる、太郎さんがマルセルモースについて語ってる映像がとてもおもしろいので、どっかで手に入らないかなと思った。

こうやってブログ文にしててまた懐かしく思い久々に「岡本太郎と縄文」展の図録を引っ張り出してみたら、「どうして芸術なんかやるのか。創らなければ、世界はあまりにも退屈だから作るのだ」といきなりドーンと赤い字で書いてあった。

まったくその通りです!!