お昼。うれしいことがあったので、近所の菊水のイタリアンレストラン、OSTERIA Trippa (オステリアトリッパ)でお食事。初めて行ったけど、とても料理がおいしーい。地下鉄菊水駅3番出口から徒歩30秒。

 のち、画材を買いに街へ繰り出す。大通り公園のとこに北洋銀行のガラス張りのでっかいビルがいつのまにやらできてて、一階のカフェは人がたくさん。もうすこし札幌駅方面に歩くと、またおっきくて新しい似たようなビルがある。そのすぐ近くも、新しいビルが建ちそうな気配。元々この通りがどんな風景だったかよく思い出せない。

 風景をみながら子供の頃に思い描いていた21世紀の風景とボンヤリ比べた。

 札幌駅東コンコースのART BOXで、高橋喜代史さんことキーボー君の展示を見る。ちょうど一年前は自分が展示していた場所だ。んなもんで搬入のことも想像しながら展示を見ることができた。こりゃしかしインパクトがあるし、ビジュアルの取っつきやすさもあるし、あの難しい箱形展示空間をうまく演出している…やっぱさすがグランプリ。

また、単純にエルズワース・ケリーエド・ルシャのイメージ、それにドラえもんの道具コエカタマリンがなぜか頭の中に連想ゲームのように思い浮かんだ。

 モノとしての完成度を上げるためにかなり面倒な作業をしてるに違いない。すごいな。ディティールを観察するも、あの場所であんまりじろじろウロウロやってると、どうしてもアヤシイ人になっちゃうんで、落ち着いて長時間みるには若干覚悟がいる。
 一歩間違えば普通のディスプレイになってしまうキワドさもあり、街に埋もれるアートについて考えるきっかけになる。

 そんなキーボー君と、同じくART BOXで昨秋展示していた斉藤幹男さんが、Intercross Creative CenterのS-AIR(札幌アーティスト・イン・レジデンス)でレジデンス報告会を行うってんで、参加する。
 キーボー君はニュージーランド、斉藤君は京都府舞鶴の報告。興味深い話。斉藤君は、たった2週間で若干ムチャぶりな展開をよくぞあそこまでもっていったなあ…実行力がありすぎる。

 レジデンスの報告会を見るたびに、よく短期間で何らかの形を残してこれるなあ…とそれだけで感心してしまうのだが、二人とも、レジデンス特有の難しさもしっかり感じながら自分の中に問題点や課題を持ち帰ってきた潔さがあって、その辺も踏まえながら報告後の飲み会でいろいろ話した。
 最近妙に話したがりなので、先輩作家さんにもズケズケ質問攻めで自分は楽しい…。特にキーボー君はモノありきモードになってるのし自分と共通した問題を持ってそうで、でも違って、発表スタイルも空間に柔軟対応できるものだし、最近いろいろ聞き出したい。

 レジデンスか…自分がどっか助成金で外国に行ってなにかプロジェクトやるとしたら…作るものは基本変わらない、絵画を作るのだろうし、それにはいつもの画材が必要だし、ひと作品つくるのにも引きこもってそれなりに時間がかかり…なんとも制作スタイルに拡張性が無い。それで許されるのであれば、興味はあるけどやっぱ難しそうだ。

しかし、あー喉イタイ。風邪か!?