さて現在の僕はクラクフを満喫後ワルシャワに戻ってきて、半日後に日本へ向かって飛ぶのです。
クラクフも後でじっくり紹介するとして、写真紹介は今から約一週間前まで遡ります。順調に遅れています。

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搬入前日。ベンとギーの部屋に行ったらこんな光景が。搬入の次の日に帰ってしまうので、その準備中。これレジデンスのカタログで、一作家にこんなにくれちゃって、皆の悩ましい問題に。ありがたいけど重すぎる!!郵送しようとしても重すぎてやたら高額に…。

 ベンとギーとは、ちょくちょく空いた時間に街を散歩したり、夜youtubeでお互いの興味のある音楽や映像を見て楽しんだ。彼らが住んでるフランスのクレモンフェラーでは映画祭が開催されていて、知ってる人も何人かその映画祭に出展してたりして、というかまず相棒Yが前回出品してて、なんたる共通項。クレモンフェラー、行きたい!


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搬入当日の朝。広場のギャラリーです。気合を入れて、作品をもっていく。


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ところが行ってみると、マリアンとバチェックがスタンバイしてて、「作家は作品を置いて、とりあえずコーヒーでも飲んでてね。ノープロブレム!」と言われた笑 
 なるほど、企画側で展示をするということらしい。自分でやらせてよと懇願したがコーヒーコーヒーゴーアウトの繰り返し。インスタレーションで機材関係のセッティングのある大黒さん以外は皆で広場でティータイムに。
 まあ確かに15作家の展示を全員にやらせたらタイヘンなことになるし、オープニングはこの日の夕方なので(!)、とりあえず納得してみた。

しかし、やはり不安!
ちょこちょこ覗くと、ヤバい、さっそく絵がワイヤーで吊られそうになってたので、まずはひたすら「ノーワイヤー!ノーワイヤー!」と叫ぶ。なぜ?と聞かれたので、「Painting lose gravity! No! Painting and wall んー いっしょ くっつき with 」などとカタコトもいいとこで、ジェスチャーで必死に説明。通じたのか通じなかったのかわからないが、希望を叶えてくれた…。伝えたいことくらいビシッと説明したいものです。

 ライトも近距離のスポットのみで、位置は変えられない。皆あまり気にしてないっぽい?
 光の向きだけはなんとか変えられるので、許せる範囲まではこれは自分でやった。ひー。
 
で、なんとか搬入は終わり、オープニングへ。
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アホなピーター。この格好でパーティに臨む。


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会場はこんなに人がたくさん!!


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こんな演奏もありつつ、まもなく作家はみなサイン攻めにあう。なんなんだ!写真撮るヒマもない!芸能人かと錯覚するほどw


落ち着いてから、
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英語教室の美人ハイテンション教師とパチリ。

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市長さんとパチリ。

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そして各作家さん達とパチリ。我ら日本組!

こう振り返ると僕はノンアルコールでしたが調子に乗ってますね。

お客さんは素直に作品を見てくれて、質問してくれたり、ちゃんと絵の側面も見てくれたりして安心。ただ質問にカタコト英語で答えるのがツライところ…

その後、夜遅くまで宴会は続き、キモチは一段落。
改めて撮った会場はこんな感じです。
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僕のはこんな感じに落ち着きました。
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右3点が日本から持ってきたいつもの作品群。上2つは一昨年の秋に発表した、割とお気に入り作品。下のが、渡航ギリギリまで作ってた新作です。

次は各作家作品のデティール編。ああ残りは日本戻ってから。ポーランドにいる間にフィニッシュしてしまいたかったなあ…
帰ったら、さらにいろいろ、busyだ!!