IMG_0250


さっぽろアートステージ2010
500m美術館
11月1日(月)〜12月12日(日)
地下鉄バスセンター前駅〜大通駅を結ぶ地下通路内

参加作家はコチラ
http://www.s-artstage.com/2010/500m_artist/

展示が始まりました。
そして緊急告知。
明日11月3日、13時30分から、アーティストトークが行われます。僕も自作について話します。

お申し込み:さっぽろアートステージ実行委員会事務局
メール:info@s-artstage.com
FAX:011-281-7119

とのことです。でもその場でやっているので、申し込みしなくても聞けちゃう気もするので、もし通りかかったら是非耳を傾けてみてください。

毎年賛否両論のこの企画、今回は白いパネルと照明が会場に設置され、例年に比べて作品がずいぶん見やすくなりました。
参加作家さんのチョイスも、今年は硬派にモノを作っている人たちが多く、なかなか存在感があります。

僕の作品は一番大通側にあります。大通り一丁目地下のロッテリアあたりから階段を下ればすぐにあるので、ぜひご覧ください。

もしちょっとでも、ん?と感じたら、少しの間でも足を止めて作品を見て頂ければうれしいです。

美術作品って鑑賞に時間がかかります。一つの作品とある程度の時間向き合って、やっと見えてくる要素というのがたくさんある。

しかし美術館などに出かけて、お客さんを見ていると、一枚の絵を数秒で見終えて次の作品に移っている人って意外にたくさんいます。僕も油断すると、サッと見終えてしまうことがある。

一つの作品の前に例えば1分間くらい意識的にじーっと立ってみると、時間を長く感じて、かつ、けっこう立ててしまう。
その気になれば、良い作品であれば映画一本分くらいの時間は向かい合えます。
 美術館で凄く良い作品に出会った場合、しばらくその展示室に住んでたいとすら思います。

で、今回の展示場所は、通路です。通路は人が歩く道なので、あんまり足が止まらない場所です。だから、そういう場所に展示されている自作の前で、何人に足を止めてもらえるのか?が勝負どころだと思っています。

それと、今回は久しぶりに大学時代お世話になった先輩・小林麻美さんと同じ企画で展示させてもらっているのですが、ヤラれたー!!
とても良い絵でした。そう簡単に追いつかせてくれない大学の先輩達にくやしさを覚えつつも楽しいです。