いちいち感想を書いていたらきりがないのでとりあえず羅列。
・バベル→愚かさとその逆の連鎖
・リアリティバイツ→ヤングな悩み。イーサンホークかっけえ
・パリ・ルーブル美術館の秘密→裏側の通路すごっ。搬入シーンとか。
・アメリカンスプレンダー→先生方ゴリ押しだけあって作家としての立ち位置を考えられる内容

で、一番最近みたソーシャルネットワークは、設定は現実の事柄だけど、ほぼフィクションとみて良い映画だなー。
時間の進行方向が途中から逆転する。最近の映画はちょっと全体の流れを追いながら鑑賞するのがタイヘンだ。

主人公の「宙ぶらりん感」の具合がいいなあと思う映画で、やりたいことをやり続けて、お金持ちになるけど
手に入らないものは手に入らないし、不幸にも見えるけど、そうでもなさそうにも見える。
この人の幸福感の所在が宙ぶらりんになっているところが、今の映画っぽい設定だ。

他人に対する思いやりのキモチが見事に欠落してるあたり、勝手に共感というかワカル!と思って悲しくなった。
それと、大事にしている価値観が、「クール」っていうところが今のオタクな感じがした。

妬みとか裏切りとか人間くさい感情は周りの登場人物ばっかりが背負って、主人公はそういう感情がないけど自分がカッコ良いと思うもの以外はもう無意識に卑下しちゃうだけ、みたいに対比的に描かれていたのと
観客と同じ視点で話の流れを理解している弁護士見習いの女の人が大きな救いだったのと、元カノの存在の仕方も最後まで良かった。

北野武の「アキレスと亀」の主人公の人間味欠落具合が近かった。

ビートルズが歌うリッチマンにもなれていない感じのリッチマン。ちょーっとあの立ち位置に憧れる。