近代美術館で川俣正さんのシンポジウム。川俣さんはあることに対するイレギュラーなアイデア視点がおもしろい。
札幌ビエンナーレも「ロシアとやればおもしろいんじゃないの?」という発想になるほどと思う。

「アート」そのものに対してもイレギュラーなアプローチ。はっきりと「僕美術館とか見に行きませんから」と言われると
美術館で輝き続ける絵画の名品が大好きな僕にとっては、ああそうなのね…とちょっと悲しい気分になる。なるけれど、そういう人がいるのはやはりおもしろい。

トークの中で、川俣さんのデッサン力などに言及されているのは興味湧いた。デッサンめちゃくちゃうまいらしい。
観客論も興味深く、アートの鑑賞の仕方が変わって来たという話。クルージングで回ったらアートじゃないなど、ほんのり批判。

それに、主に木材を使って仮設的な構造物を作る行為は、雪かきで遊ぶ行為に、初期衝動はなんとなく似ているような気がした。
でも同じ感覚を持ってた人がいたのか、「雪でも何か作って欲しい」という質問に対して「雪祭りに参加すればいいの?笑」と渋い顔をしていたのはわかる。
三笠出身の川俣さんは、きっと子供の頃大雪で遊んだりヒドい思いしたりという原体験が残ってるのではないか?と、
ここんところ雪かきに痛めつけられてばかりな事もあって勝手に夢想。
ちなみに木材は、みんなが入りやすい素材で、釘打ものこを引くのも誰でも出来るからよく使うとのこと。なるほど。

終了後、少しだけ北大の浅沼准教授と話せた。うーん、さすがに話が難しい。。


その後せわしく宮の森美術館での宮島達男さんのイベント「ぐっとくる話」、僕も参戦。
http://miyanomori-art.jp/blognews/archives/5186

僕が紹介した「ぐっとくるもの」は、日本一周のときの山口県の秋芳洞の土産屋で200円で買った石。
例の、なんでも書いてくれるおばちゃんに「絵心」と書いてもらったやつだ。

egokoro


なぜか自分の名字も書いてもらったため、後々考えると、これじゃまるで自分で書いちゃったみたいじゃないか!というシュール石です。

スベることを覚悟で挑んだけれど結構ウケたので満足した。
ただ自分の肥やしになったか?と考えると、特にそうでもない気がしないでもないが…笑

発表者は皆、ぐっとくるもの(やはり少しヘンなモノが多かった)を引っさげて話していたので、みんな堂々と胸を張ってプレゼンしていたのがおもしろかった。
一人だけモノを用意しないながらも立体駐車場を熱く語った方がいて気になった。