個展を終えて、皆さんにご挨拶。
帰りに小野塚さんの車に乗せて頂き、宇都宮で人気のジャンボ餃子店に連れて行って頂き昼食、うまい!
会津のラーメンに始まり、宇都宮の餃子で締める。小野塚さんとの食道楽、ありがとうございました。

東京へ向かう。
丸2週間ずっと大黒屋さんにいたので、人混みとかそもそも街並に慣れない。時間の質が違いますな。

駆け足でまずゴヤ展へ。
ゴヤはメトロポリタン美術館などで見たことがあったが、同時代の巨匠と比べると、なんとなくヘタで変な絵が多いという印象だった。

今回改めて見てみると、うまさの種類が別のところにあったような印象を受けた。
ゴヤはイメージ作りが非常に上手いんだ。

変な絵が多いのは、妙なポーズの人とか、表情とか、独特のユニークさがあるからだった。
版画とかドローイングが多かったけど、そっちのほうが狂った絵が多かったな。
着衣のマハ、けっこうデカかった等身大くらいか。裸と並んでたらすごいインパクトだろうな。

途中、GALLERY MoMo Ryogokuで大谷有花展 MORI YU GALLERY TOKYOで山本理恵子展も見る。

さらにギリギリで畠山直哉展 ナチュラル・ストーリーズも間に合った。
大判の写真がキャプションも無くスッキリした展示。

先日赤坂さんから聞いていた話だったけど、
畠山さんの実家は陸前高田で津波被害にあい、お母さんが亡くなっている。
その後本人もダウンしてしまって、
その前からこの個展のスケジュールは決まっていたので、どうなるか心配だとのことだった。

実際その内容は、
人工的な起点からの強いエネルギーを感じるシリーズや、
人のスケールを大きく超えるランドスケープなどの代表的な作風がメインで、
テリルのシリーズなどはなんだか神秘的な不思議さがあってとても良かった。

それらに加え、被災地の写真が並んだ部屋もあった。
驚いたのは、被災地の瓦礫や廃墟が、
なんと今までのシリーズと同じような強いエネルギーと儚さや美しさの同居が表現されていることだった。
途方も無いエネルギーが作り出したこの風景が畠山さんのカメラを通すとこのように見えるのか。
これがプロとしての作家の性なのかなあ、感動してしまった。
また並んだ被災地の写真と対比される形で、
デジタルフォトフレーム1つに故郷の何気ない写真のスライドショーも展示されている。
こちらは他のシリーズとは違った、何気ない目線の写真だった。こちらも、良かったなあ。

ミュージアムショップでカタログ買ったら、
「画家たちの写真」という図録が600円で売ってたのでこちらも迷わず購入!おもしろい内容。

恵比寿まで来たので移転してから初めてナディッフ寄って、羽田最終便で北海道に戻る。
予想通り、異常に寒いわい。さてまたストイックな日常が始まる…
今年一番のビッグイベントが終わり、一呼吸といきたいところだけど、
札幌では参加させて頂いているApproach展が始まってたり、やることまだまだ沢山で、
休めない。