無事にビザ取得できたので、ドイツ行きのお話の詳細を。
5月から約1年間、ドイツに滞在して制作活動をしてきます。

5月1日に東京へ向かい、
いくつか展覧会を見てから5月2日に日本を発ちます。
大友克洋GENGA展 ボストン美術館展
は、海外でもネタにできそうなので外せない。
その他にも、ひっくりかえる展 セザンヌ展 田中敦子&靉嘔展
など、いろいろ面白そうなのがやってるけど全部は無理だろうな…

せっかくなので、カタールを経由していくことに。
カタールの首都ドーハで村上隆氏の個展を見るのです。
ドーハまでは後輩の東方君も一緒。
そこで2日間滞在したあとに、ベルリンへ。
着いたらリヒターの回顧展がやってたり、
その後はドクメンタが待ってるので、いきなり盛り沢山。

ベルリンに滞在するのだけど、
そもそもの滞在目的は、ハンブルグのMIKIKO SATO GALLERYでの個展が秋に開催され、
展示のための作品を現地で作るため。

大きなサイズの作品が必要で、日本からドイツに送ると莫大なお金がかかるので、
ならばいっそドイツに住んで作った方が新たな刺激もあるしいいんでないかと。
一定の期間GLOGAU AIRというレジデンス施設にも入れそうなので、
おもしろくなりそうです。

展示後は、ヨーロッパの主要美術館を見回ったり、
英語、余裕があればドイツ語の訓練。

ドイツ語はチラッと入門書を読んでみたもののちんぷんかんぷん。
英語も中学レベルだって怪しいけれど、まだドイツ語よりはわかる。
まずは英語ベースだ。

その上で自作の説明ができるようになったら、
プレゼンまわりにいけるだろうか。
現地の美大に潜り込んだりもしてみたい。

短い期間ですが
良い出会いやきっかけを無理矢理でもゲットする気持ちで
毎日を過ごそうと思います。

しかしグローバル社会な現在は、ネット環境さえあれば外国に行っても
日本と同じ情報を得る事ができるので、そこは気をつけたい。
できるだけ日本要素はシャットアウトしたいし、
このブログも英語で書いてみようと思います。
週一は日本語で、それ以外は英語、とか。
そのくらいは意識しないと英語力身に付かなそうだもんな。


そんなわけで、
2年半お世話になった職場もつい先日退職。
送別会はひたすらバカをさらけ出す+寝坊で1時間遅刻するも、
皆さん良い意味で奇特な上にキャパが広いおかげで、
とてもイイ気分で追い出してもらえました。
本当にありがとうございました。良いチームでした。

5年間住んだアトリエ&住居も引き払うので、
現在その掃除をしているわけですが、
何やら10年分溜め込んだあれやこれやが膨大に存在しており
一向に進まない…20代の垢はいろいろ恐ろしい。

ああ、断捨離は苦手なんだ。