凍死せずに極寒の一夜を過ごし、
クレーフェルトからデュッセルへ移動。
まずはK20へ。大学のすぐ近くにある、素晴らしすぎる近代美術祭りな美術館。
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うわ〜クラフトワークの告知が貼ってあるんですけど!

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入り口にはサラ・モリスのパブリックワークが。
ああ〜わかちゃいたけど去年絵画の場合展に出した自作とかぶっとる。
しかしこれ寄ってみるとタイルでできててけっこう荒くて微妙。

今は企画展はやっていなかったが、それにしても常設が素晴らしい。
まずおもしろかったのがワンフロアが丸ごと、
ポロックからウォーホルくらいまでの戦後アメリカ美術をまとめていたこと。
しかも良い作品がまとまってて展示もきれい。
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ちょっとしみ込み多めのモノクロポロック。

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ケリーを真横から見てみる。

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ウォーホルのボイス、このバージョンは砂絵のような不思議なマチエール。


それと比較するように上のフロアではボイス展示を広くとり、様々なタイプの作品が。
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とにかくカッコいい。

ローズマリーさんの良作もゆったり展示。
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あとはひたすら知ってる1900年代前半が、
真っ白の美しい展示室にブワーっと。

良作が多すぎて何をアップしたらいいのかわからないので適当に…

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良いピカソ。

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モンドリアンのコラージュっぽいアプローチと
かなりイケてるシュビッタース。

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レジェとデュシャンのタブロー。

こんなレベルのが大量に並んでる。
こんな美術館が大学から徒歩数分の場所にあるので、
いい環境だなあ…とうらやましく思う。

大学を挟んで逆側には市立美術館もあり、
グルスキーの個展やってたのだが時間無くて行けず。
教授のデカい個展も近くでみれて、議論なんかも白熱するんだろな。
きっとここには古典美術もあるのだろうし。

街中を歩いて移動。
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街自体は比較的小さな街で、
背の低い古めの街並。そういう建物の中にH&Mとか
恒例のお店が入ってて不思議な感じ。

次はK21。
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でけえ。
ここは60年代から現在までの現代美術ばっかり。
一部屋毎に区切られていて、一部屋一作家。規模もでけえ〜。
また一部を適当にチョイス。

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よく見かけるハンスペーターフリードマンとか。

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イミクノーベルとか

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ちょっと狭く感じたトーマスヒルシュホルン

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パイク。デュッセルで見れるとまた感慨深い。


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これ写真じゃ全くわからんけど、点いてるのと点いてない電気スタンドがあり
ガラス板で電球が反射して、観客の位置によって
点いてないスタンドに点いてるスタンドの反射が
一致するという…アイデアとスタイリッシュさがイケてる
インスタレーション。Alicja Kwadeていう作家。

さらに荒川君に教えてもらったJULIA STOSCHK COLLECTIONていう
個人コレクターのギャラリーへ。映像専門のコレクションていうめずらしい場所。
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ヨーンボックの大規模なインスタレーション+映像がグロかったけど迫力。
本人も出演しているマイクケリーの2011年の映像作品が異彩放ちすぎててヤバい。
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これはその映像のスチル写真を3Dホログラム化してた平面作品。

夜は荒川君と合流し、tanzhaus nrwっていうホールにダンスパフォーマンスの公演を見に行く。
これが偶然日本人作家で、梅田宏明さんという方。
自作の音と映像の中でダンスをするという表現だったのだけど
映像と体の動きのリンクが或る瞬間ひっくり返る様な不思議な快感があり、
ダンスというかビジュアルアートの拡張形体って感じだった。

今宵もクレーフェルトへ戻り、
昨夜より湯たんぽと毛布を増加して凍死に備える。
荒川君はこの寒さにすっかり慣れているらしく、
掛け布団1枚と普通の部屋着で寝れているらしい…
なんたるタフネス。