まずはギュスターヴモロー美術館へ向かう。

午前の地下鉄内、ハンチング帽の皮ジャンおっさんが、
マイク片手にカラオケのような機械から音を出して歌いだした。
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これは新しい陽気なパターンだな!パリ流なのか?…みんな笑っとる。
手前のおっさんはなんでばっちりカメラ目線なの笑

到着。
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扉を押して下さい

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モローの家をそのまま美術館にしているので作品以外のあれこれも拝見できる。
部屋数たくさんの中にいろんな物だらけだ。

さらに上階に登るとそこからが本番。
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モローはオルセー美術館にもいくつかの代表作はあるけれど、
圧倒的にここで見るのがヤバかった。

壁中がモローの油彩で埋め尽くされている。大作も多い。
画面の中も描写の密度がギッシリ…!
装飾の散りばめられた描写が、装飾を超えて狂気になっとる。
1枚だけでも頭がクラクラしそうな絵なのに、それが壁中だよ!

未完のままサインを入れてる作品がいっぱいあって、
塗りかけの色彩と緻密で職人的な下絵の正確なラインの掛け合わせが
むちゃくちゃカッコいい。
画題も、神話をベースにしてるためか
だいぶ危ない非現実感がプンプンしてて
やたらアウトローだよ…!!

これはまた自分が積み上げて来た絵画感のカタストロフが…
オエエエエエエ気絶しそう!

神話の世界は全然わからないが、
ちゃんと日本語での画題の解説手引きも用意されていて
ありがたい。
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しかも、もの凄く大量のスケッチも見る事ができるので、
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そのアウトローっぷりを存分に体感できる。

僕は学生時代マティスの勉強をしていた時に、
マティスの先生がモローだったことを知ってから
興味があったのだけど、まさかここまでとは…衝撃。
これだけ作風が個性的で濃かった作家なのに、
真逆のような表現のマティスが生徒だったと考えると
先生としても優れていたんだろうなと思う。
ルオーも生徒だもんな。


その後、モンパルナス方面へ。
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全然撮ってなかった街並もたまに…

ブールデル美術館、
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カルティエ財団美術館でYue Minjunの個展
近作の展開はもがいている感じがした。撮影不可。
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マイヨール美術館、
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最後ルーブルで締める。閉館間際のモナリザ前…
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モナリザ独占の瞬間!
なんて落ち着いて鑑賞できるんだ…閉館間際はオススメです。
しかし完全独占は本当に一瞬で、同じ事を考えてる猛者達が数人おり、
みな長時間鑑賞をしていてた。ヤバいね。

パリ美術館巡り、これにてフィニッシュ!!
パリでは8割の美術館で例のユネスコのアーティストカードが使えたので、
入館料が殆どタダ。奇跡だ。

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雪のパリ街並み。

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近所のスーパーのスシはほぼ売り切れ。

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ちなみにパリに着いた頃から気になってたけど
この辺のエリアには、こんな骨董美術商ギャラリーがたくさんある。
いったい誰が買っていて、どういう風に商売成り立っているんだろうか。


みっちゃんちに戻って一息。
あ〜明日からまた移動だ。ちょっと緊張がよみがえる。
ルーブル新館からブリュッセルへの行き方を入念に調べる(調べてもらう)。
先輩のみっちゃんとも話し納め。毎晩多岐に渡ったもの凄い量の話をしました。
お陰さまで強烈ながら超充実できました。メルシー!!