朝起きると、ドラッグ兄ちゃんは普通の状態に戻っていた。
「Sorry,昨日の記憶があんまりないんだけど騒いでしまったよね…きみ名前なんだっけ? 」
とか言ってる。 ユーはドラッグとか風俗とかやらんのか?と聞いて来たけど、やらんよ!!
アムスって…。 

さてまずは第一目的の国立美術館へ。
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裏側。これまた改装中で2013年4月にグランドオープンとのこと、惜しい。
カウントダウンの電光掲示板らしきものが。

横の別館で簡易的なマスターピース展示をやってる。
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こういうのが並んでると海洋国家の美術館って感じがして良いなあ。

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レンブラントの、怪しい絵の前で何を学んでいるのだ。

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ここにはフェルメールの「牛乳を注ぐ女」とレンブラントの「夜警」がある。
これまたどちらも素晴らしい。

牛乳女はめちゃ小さい画面内にやはり完璧に計算されたピカピカの画面。
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フェルメールも振り返ればもうけっこうな数を見たけど、

デルフト眺望と牛乳女のピカピカ感は群を抜いてる。
寄って見た時の描写スケールがたまらん。
意外に荒い作品もチラホラあるんだよな。 

夜警はデかい!
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本当はもっとデカかったらしいけど、いつかの展示移動の時に
部屋に納まらなかったので左側をカットしてしまったとのこと。

カットする前の夜警を模写した小さい絵画が同室に並んでいて、
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確かにそっちのほうが
構図はゆったり余裕があるように見えてくる。

この大きさで視界がスッポリ絵に包まれる上に、
真ん中の人物2人がそれぞれ手と槍をこちらに突き出す様な絵なので
さながら3D映画のような感覚に陥る。
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手前に迫るこの描写はタイヘンだろう。
描写の実験を画題の中に紛れ込ませてるのは古典絵画のおもしろい点だ。

説明書きも相当丁寧に書かれていて、
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~年に客が絵を切り刻んで、ここが修復した跡だみたいな説明まで書かれている。


近くのアムステルダム市立近代美術館(Stedelijk Museum Amsterdam) へ。
ロッテルダム、デンハーグと近代以降のコレクションに
オランダの底力みたいな妙な迫力を感じていたが、
さらにここはデカくて質がめちゃ高い。
どうやらこっちは改装が終わったばっかりで新しいみたいだ。
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裏から見たら古い建築なのに表に回るとでーんと現代的な宇宙船チックな見栄え。

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入り口の雰囲気もジャッドのカラフルな作品を中心においてスタイリッシュな展示。
まずお決まりの近代美術の流れを順に回る。
もちろんデ・ステイルは幅広く、ってな感じだ。
キリが無いので割愛するが、マレーヴィッチのドローイングがズラリと並んだ部屋があり、
その作品群がおもしろく
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チラ見せ。

デザインの展示はやはりここでも充実。
余裕が無いので駆け足モード、この椅子欲しいわ〜。
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2階が戦後現代美術コレクションと企画展、
まず戦後コレクションが素晴らしい!
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ケリー

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ライマン

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マーデン

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ガストン

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Daan van Golden初めて見た。良い。

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マチスの切り絵も

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デクーニングが充実してたり。オランダ出身なんだもんなあ 。

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ニューマンのコレクション、装飾的。

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ジャスパー多めに撮っちゃった。
1枚の作品の中に意識的な行為が詰まってて飽きない。

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突然、金山明の作品が!

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キーンホルツ、ルイジアナ美術館に続き2度目。うまく撮れんが異彩放ってる。

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工藤哲巳も。

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いや〜、揃ってる。ヤバいわ。

さらに企画展のマイクケリーがめちゃくちゃおもしろい。
後期作品をメインにした展示。
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わけわかんなさの中に一貫したファンタジアが存在しているような…これは一体なんだ。

子供の劇の映像とそれに合わせたセットのインスタレーションも
正直何がなんやらなのだがどうも引っかかる。
ヨコトリで見た都市フィギュアみたいなシリーズも、
あの時はまるでピンと来なかったが妙に腑に落ちる。
いや、全然困惑したままなんだけども。
都市部分とその他の繋がりに危なさを感じる。
が大きなボンベに繋がったガラス玉に囲まれていたり、
ごつごつした岩みたいなものの上にボワッと存在していたり。

映像作品は先日デュッセルでも見たあの映像の他に初期作品も見る事ができた。
通して相当ヤバいのだが持続して気になってしまう。 


トラムで今度は中央駅前のホステルに移動。
小さな運河とレンガの目立つ狭い街並をトラムで抜ける感じに
テンションがあがる。また来るときはもう少しゆっくり歩いてみたいもんだ。


駅前は危ない雰囲気が強い。
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「コーヒーショップ」(ドラッグ屋さん)がいたるところに普通にあって
変なパイプとか売ってるし、とても入れる雰囲気ではない。

また「飾り窓」(風俗)ゾーンも近かったのでどれせっかくなので社会科見学してみたら、
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赤ランプの付いた怪しいアパートの部屋でカーテンが開いていて、
ブラックライトで光る下着を身に着けた黒人のブリッブリのお姉さんが
部屋の中から体をうねらせて誘惑してきた。
そういう部屋が並んでいて、20mくらい歩いたら恐ろしくなってきて逃げ帰って来た。 

これらが朝の兄ちゃんの世界なわけだな。
アムス…クレイジーな街だ!!