朝一の特急に乗ってアムスからオランダ北部の街レーワルデン(Leeuwarden)へ。

レーワルデンにあるオランダの司法省のエントランスホールに先輩のけんさんこと谷口顕一郎さんの彫刻がある。けんさんのサイトのトップ画像になってるのがその作品だ。
けんさんは前日にレーワルデンに入っていて、現地で再会することに。

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朝やけを眺めながら電車で移動。
ところが雪が降って特急が遅れてしまい、
途中の乗り換えがうまく行かず1時間以上遅れてしまった。
こりゃあピンチで困ったなと思ってたら、
なんとオランダの特急は車内でフリーwifiが使える事が判明。こりゃすげえ。
メールで伝えてなんとかレーワルデン駅前で再会することができた。
もー迷惑かけてばかりです… 

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これがオランダの司法省。建築がカッコいい!
司法省は厳重セキュリティで一般の人は入れないので、
作家さんが事前にアポをとって一緒に中に入るようになっている。
なので今回はご家族のみなさんに見せるタイミングにオジャマして見せてもらうことに。 
 
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幅10mの巨大彫刻がモダンな建築の中央に堂々と浮いている姿を見て、
思わず口が開きっぱなし。
この彫刻は過去に何度か移転をした司法省の建物跡地からの
凹みをトレースして、それを元に彫刻化してるとのこと。
一般の人が見られないのは勿体ないけれど、
どの階のデスクからもガラス越しにこの黄色い彫刻が見える様な建物の構造になっていて、
ここで働く人達にとっての大事なシンボルになってるんだろうなあと思った。
写真撮影基本NGで、
お願いして数枚撮らせてもらったけれど絶対人を写さないように厳重注意を受けた。
そういう張りつめた空気の中に浮かぶ作品の存在感。

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壁には各パーツの採取マップ。

完成まで3年もかかった大きなプロジェクトだそうな。
このような大きな規模でかつしっかりとした完成作品になっていくまでに
多くの人が関わって、多くのお金が動いて、
総合的な作家力がかなり必要なのは間違いなくて
今の自分からは到底想像できないスケールだった。

大きく年齢も離れていなくて昔から知っている自分の大学の先輩が、
札幌での学生期から一歩一歩経験を積み重ねて、海外に渡って、
この目の前の素晴らしい作品を完成させたっていう事実を体感するのは、
それはもう特別な経験だった。

無理してもらっちゃったけど見る事が出来て本当に良かった。

じーんとしながら、
電車でレーワルデンからベルリンに戻る。一度乗り換えしながら約6時間。

2週間ぶりのベルリンのこの感じ、なんか落ち着くわー。
ファッキン アレス!!などと叫んでる迷彩服のバカなおっさん達を冷笑する乗客達、
な夜の地下鉄。