4日目。まずはクイーンズのPS1へ。
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撮影不可。撮影できない美術館もけっこうあるなあ。
ここも以前来た時はまだ仮設っぽい場所もあったけど
かなり立派になってた。
もう同世代80年代生まれの作家の作品なども積極的に展示しており
作品の内容はピンキリとは言えやや凹んだけれど、
現在進行形な感じがしておもしろい。
Jeff Elrodという作家の絵画が気になった。

夕方からは昨日に続いてかずえさんと待ち合わせ、
ガイドしてもらうことに。
NEW MUSEUM初訪問。まわりの雰囲気からなかなか浮いてる存在感。
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展示室半分閉まっててちょっと拍子抜け残念。

Neue Gararieにウィーン分離派の良質コレクションがあるとのことで
寄ってみる。クリムトとシーレの良作を堪能。

さらにホイットニーの企画をサクッとのぞき、
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そこからすぐ近くの
マディソンアベニュー側のガゴシアンも初訪問。

さすがガゴシアンてな感じの巨匠並びで
良いポルケやアルバート・オーレン、
ブライス・マーデンなどに恵まれたのだけど、

一番ビックリしたのがジェフクーンズの新作ペインティング。
制作に3年くらいかけてるフォトリアリズム系のアレなんだけれど、
コラージュの元画像にデジタルノイズがチラチラと入っていて、
そのチラチラまで超絶な細かい描写で完全に描き切っている…。 

一体何人の描写職人が携わってるんだろう。 
同じ絵画でも自分からは遠い表現、それでも興味深い。
デジタル写真、CG、解像度という考え方が現れた後の絵画表現の
ひとつの可能性だなあ。
よろずのビジュアルイメージは、描いちゃえば絵画に取り込む事ができるし、
そこで絵画への落とし込みを突き詰めれば(それが難しいのだけど)
その都度絵画の不思議さを新鮮に感じられる。
不動の絵画のメディア特性。

夜になりチェルシーのギャラリーのいくつかがオープニング。
寒いけど凄い人の量だ。
Andrea RosenでAaron Bobrowの展示(微妙だった)からスタートし
Gladstone Galleryでボエッティなど。
ボエッティ故人だが今年はやたらプッシュされてんな。
やっぱビジュアルに落とすセンスガンガン感じる。
あとめっちゃ作品多い…。
あとモデルみたいなお客さんいっぱいいるわ。

ここでもビックリしたのがガゴシアン、
バスキア個展のオープニングだったのだけどもの凄い長蛇の列!!
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この寒い冬のギャラリーのオープニングに、こんなに人が並ぶのか…しかもバスキア!? 
結局バスキアは入れそうにないので他にも数件をまわったけど、
あんまりピンと来る展示なかったなあ。

ギャラリー巡りって短期の旅行でピンポイントに来ても時の運なので、
そこはやっぱり現地に住んで見られるのはうらやましい。
自分に合いそうなギャラリーを探す目的を強くもって
時を改めてがっつり調べてじっくり回った方が良い気もするなあ。
そんくらい腰を据えないとすぐ疲れちゃうし、
面白くない作品にヤラれるケースも多いし。

あと、前回来た時はとにかくギャラリーの多さにびびってあれもこれも回ったけど
今回はかずえさんがいるのでちゃんとしたギャラリーをポンポン回る事ができた。

NYのチェルシーと言っても、変なギャラリーの方が多いからな。
今度それについても書いておこう。

かずえさんの同居人のコンテンポラリージュエリーデザイナーの方と
音楽ライブをみて晩ご飯を食べて終了。
情報量が多かった…さすがに頭が疲れる。