今日はオススメされたディア・ビーコンに向かう。
朝、ホステルのロビー情報によるとどうも今日は天気が悪いらしい。
あまり気にせずにグランドセントラル駅へ。
駅が立派!天井が星座でなんかロマンティックだし!
とテンションが上がりながらホントに間違えずに乗れるのかはいつも不安だ。

でもさすがにチケット買えるくらいのやりとりは英語でできるようになったので、
窓口で聞けばだいたい大丈夫。
Getaway Packageという往復チケットと美術館チケットがセットになってるのが
窓口で買えた。ホーム番号も聞いたしバッチリ。
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メトロノースに乗って約90分。
この電車はハドソン川沿いをずっと走ると聞き、
車窓からの田舎の風景を満喫しようと期待するも、
雪で真っ白だし遠くも見えん…ずーっと、 川しか見えん。これは残念!
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モヤに消える橋もキレイだけど、晴れてる風景がみたかったよなあ…。 

着いたビーコンは小さな駅。
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駅を出てすぐ、ディアビーコン行きの看板の示す方向が曖昧だけど、
道の数が少ないし10分ほど坂を登ればすぐ見えてくるので迷わなかった。
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奥の巨大な建物がディアビーコンだ。

入り口でチケット見せたら、
「ストームが来るので今日は14時で閉館です」だって笑
2時間しか鑑賞できねー!そして帰り大丈夫なのか!?
まあ不安になったところでどうしよもないので一回そのことは忘れてみる。

ここも撮影不可なのが残念。
ナビスコの工場を改造した美術館とのことで、
展示室に入った瞬間、「うわあ〜」て声が出てしまった。 

ミニマルの巨匠を中心にめちゃくちゃデカい作品がめちゃくちゃデカいスペースで
ゆったりと展示されていた。 セラのアホみたいにデカいのもここでした。
こんなスペース見た事ねえっす。

特にウォーホルの影ペインティングが数十枚並ぶ部屋、
ソルルウィットのウォールドローイングの部屋、
リヒターのミラー部屋、ロバートライマンの部屋、
河原温のデイトペインティングの部屋は、
絵画の事を考える上でも重要な部屋構成でひっくり返りそうになった。

それぞれがそれぞれの絵画の極北的表現なんだ。
極北なんだけれども感覚を震わせる豊かさが確かにある。
この豊かさをギリギリのラインで抽出できていることに感動するというか。

僕も、今度誰かがNYに美術鑑賞に行く時は、
こことフィラデルフィアをセットで巡ることをゴリ押ししよう。

その他チェンバレンやらイミ・クノーベルなど
とにかくすべての作家の展示スケールがデカくて、
作家としてこんな展示できるなんて至福だろうなあ、
でもこの空間成立させるとか相当辛そうだし予算とか一体どうなってんだ
など余計な事まで考えてしまう規模。

14時ギリギリまで鑑賞し、雪を浴びつつ駅へ。
電車は普通に動いていてNYにあっさり戻って来れた。良かった。

金曜の夕方はMOMAの無料解放タイムなので少し再訪する。
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こんな天気でもさすがに混んでる。

今日もギャラリーのオープニングがあるらしくまたかずえさんと待ち合わせ。
ベルリンでのかずえさんの異常なフットワークを思い出す。
しかしこれまたストームの影響でオープニング中止が連発。
ペインターのみほさんとも合流し、
チェルシーのイタリアンレストランで雪景色を眺めながら最後の夕食。

札幌の冬の降雪に比べるとストームってほどでもないのだけど、
NY的にはかなり多いようだ。
日本の豪雪地帯は異常なんだな。
あの雪で190万人都市が成立してる札幌はやはりミラクル…。

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ホステルからの光景。あーあ除雪車が入ってるわ。
明日帰るのに飛行機飛ぶんだろうか。