最後数日ベルリンを満喫したY子は帰国した。
一緒にいることで、ベルリンでフラッとカフェに出向くことを今さら習得した…

さて気を取り直して、
残り僅かなレジデンス生活でできるだけ作品を残さねば。
月末にオープンスタジオあるし。 

旅行ばかりしてるので気付いたらレジデンスの作家数人は
入れ替わったり全然話してなくてヤバいちょっとした孤立感。
しかし西洋人のコミュニケーション力は凄い。
さりげなく話しかけてくるし、すぐご飯に誘ってくれちゃう。
これって宗教的精神性でもあるのかなー。

新しく入ったイタリアのレオナルドがとりわけ社交的でナイスミドル、
本場仕込みのパスタとワインをやたら振る舞ってくれるのだった。

加えてエストニアの画家ホルガーと
カナダの作家ローレンが最後の同フロアの作家達で、
割と仲良くやっていけそう。
ホルガーは英語が僕よりちょっと上手レベルだが
ローレンはネイティブ発音なのでできるだけ会話しときたい。