ホテルで朝食バイキング、うーん落ち着かねえ。
写真 2014-05-02 10 36 33

昼、Lさんがポルシェで迎えに来た。
まずブオーンと車を飛ばして見えて来たのが
レム・コールハースの中国中央電視台本部。うおーカッコ良い!
_MG_8651
数年前に隣の別館が火事になってたが、さすがにもう修復済み。 
外から見ただけだけど、入ってみてえ〜。
その近くのデカいビルにLさんの会社が入ってるんだって。
国際的イベントを主宰する会社の社長のようだ(英語なので聞き取りが正しいのか不安だがたぶん)。

_MG_8648
大都会ですな。

美味しい本場中華をごちそうになったのち、
798芸術区へ向かう。
_MG_8653
数年前から噂には聞いていた現代美術のギャラリーが集結してるエリアだ。
北京の中心地からはけっこう離れていて地下鉄駅も遠く、バスで来るのが一般的なようだ。
しかしずいぶんと人で賑わっている。今日は休日だからかもだけど
このエリアは今はギャラリーだけじゃなく雑貨屋やオシャレなカフェ等も充実してて
観光スポットとかオシャレスポットとして定着しているらしい。

そのエリアの中に、仲良くしている若手ギャラリーと併設して
Lさんのプライベートコレクションルームを作っている最中とのこと。
中を見せてくれた。
_MG_8655
この部屋は一番天井が高くてギャラリー側になるようだ。
こんな感じのホワイトキューブ部屋が5,6部屋はある。
_MG_8661
まだまだ作りかけ。この798エリアは工場地帯だったらしく
ドイツ式の工場跡地をそれぞれギャラリーに改造してるんだって。
秋頃に完成するみたい。

その後ギャラリーをいくつか回る。
_MG_8665

_MG_8666
Faurschou Foundation BeijingでDanh Vo展。カタカナ読みは日本だとヤン・ヴォーか。
めちゃ良い。自由の女神を型にして分解して置いてるインスタレーション+
スナック菓子っぽいダンボールの印刷が金加工な作品。強烈な皮肉を3重くらいにミックスしてる感じ。
自由の女神の作品はどっかヨーロッパでも見た気がする。
空間もやたら広くていい。
隣にはPACE Beijingもあったけど展示替え中で見れず。アートフェア期間とか関係ないんだな。
そういや出展もしてないし。

_MG_8674
オープンカフェ、賑わってる。天気も気温もちょうど良くてこりゃ気持ちが良い。
ちなみにPM2.5、ぜんぜん感じないです。
聞けば確かに日によってはヒドいらしいけど、普段はこの程度とのこと。
むしろ風で舞う砂埃のほうが気になる。あ、これ黄砂か。

次はLong March Spaceというギャラリーへ。Zhang Hui展。
_MG_9010
入り口は殺風景。

_MG_8677

_MG_8679
げげ、初めて知った画家だが、良い。
このギャラリーもまたデッカいホワイトキューブだ。
Lさんがディレクターを紹介してくれて、作品説明。
これは不意打ちだ、最低限の説明して興味を持ってくれたとは言っていたけど
リップサービスか。。。まだこのギャラリーレベルには全然達していないよ。

そしてギャラリーの裏まで見せてくれたがビックリ。
さすがに写真は載せられないが、
展示室と同レベルの広さの裏展示ルームがあり、この作家の別の作品や、
主要取り扱い作家一通りが並んでいる、そのレベルも明らかに高い。
こりゃやはり一流ギャラリーだ。Lさんとディレクターがそこで色々話してるのを見ると、
こういう所で作品の情報などを共有して売買も行われるんだなあとリアル感。
国内の取り扱い作家も当然西洋式の現代美術の潮流の研究の上で作品アプローチしてる、
とのこと。
ちなみにこのギャラリーも、アート北京には出してない。
アートバーゼル香港には出すらしい。なるほどそっちか…

次はBeijing Communeというギャラリー。ここはアート北京に出品してて
レベル高かったギャラリー。
ここも入り口が殺風景だ。
_MG_9018

_MG_8699
Ma Qiusha展。これまた初見。
ペーパーワークスで、こちらはそんなにヒットしなかったけどレベルは高い感じだ…。
フェアに出してた作家群の方が好みだったな。
聞いたら、ベルリンのレジデンスで3ヶ月一緒だったLiang Yuanweiが
このギャラリーの所属だった!なるほど…
ここではディレクターには会えなかったけど、担当の方がやはり裏を案内してくれて
同じように裏ルームで何名かの作家の作品が出ていた。
いやー殺風景な入り口といい、裏ルームといい、
観光地化してる中でこのある程度クローズな空気を保ってるのがやっぱし
なんか演出というかちょっとレベル違いのギャラリーの仕組みとして大事な要素な気がする。

アートセンターでは若手の展示。
_MG_8700

_MG_8702
ちょっと微妙。
その他いくつかギャラリー回ったけど、
膨大なギャラリーがあって、空間はキレイだけどほとんどが質は微妙。
これはNYのチェルシーだろうがベルリンだろうがどこでも同じ現象で
いくつかの質の高いギャラリーは全体の1,2割で残りは微妙っていうバランス。
そういうの含めシーンが根付いて盛り上がってる感じだ。イイ感じ。

それにこの798エリア内に変なオブジェが道にたくさん設置されてるんだが、
Lさんはそれはダサいと思ってるようで、こんなのは全然ダメだと。
アートのクオリティを作るためにコレクションするその意味について、
熱く語ってくれた。本気で北京の美術の状況をさらに良く作り上げる気だと。
こりゃ少なくとも投資目的でやってる人の発言ではないなあ。
本気で美術に狂ってる(いい意味で)人だ。この思いは信頼しても良さそう。

百聞は一見に如かず、噂だけではわからん798芸術区の現状を体感し
結構なカルチャーショックを受け、再びアートフェアの会場へ。
_MG_8705

今日はじっくり見る。
これがさっき行ったBeijing communeのブース。
_MG_8709

写真 2014-05-01 20 10 58


これがLさんと色々協力関係にあるA12Tという若手ギャラリーのブース。
写真 2014-05-01 20 42 37

写真 2014-05-01 20 42 06

写真 2014-05-01 20 42 59

写真 2014-05-01 20 42 52

写真 2014-05-01 20 41 59
Lさんの紹介で色々話させてもらった。
作品のセレクションは正直若手感満載で趣味っぽいのが気になるなあ。
立ち上げてから2年目でアートフェアも今回が初参加とのこと。

あとはザッと。
写真 2014-05-02 18 39 44
これは有名どこかで見た事ある。

_MG_8726

_MG_8729
この辺はちょっと目立つ。作風はおいといて質はそこそこ高めな気もする。

あとはうーん…、
_MG_8730

_MG_8712

_MG_8713

_MG_8714
張り紙が即席…

_MG_8720
国内のギャラリーが多い中、
突然スペインのギャラリーなんかも混じってて、突然濃い。

_MG_8734

_MG_8738

写真 2014-05-02 17 46 22


別会場、古典ゾーンで完全に分かれてる。
日本と似てるな。ガードマンが軍服っぽくて怖いんすけど。
_MG_8737

_MG_8736
こういう高級そうな陶器は見てて普通に面白いが、

写真 2014-05-02 19 20 12
イカツいのがあったり、

写真 2014-05-02 19 23 19
げ、スターリンの肖像画も売ってる!!これはビビる!!
共産主義国ならではの展開…
ある意味古典ブースもいろいろ衝撃的だ。

何周かしてヘトヘト。じっくり見たが、
やはり90パーセントは微妙…ってもはやこれアートバーゼル以外のフェア見た後の定型文だなあ。
日本からはミヅマと東京画廊だけだったかな、どちらも北京に画廊を持ってるので
実際は北京からの参戦っていう感じに見えた。
8割は中国国内のギャラリーなので、割とドメスティックな展開なのだな。
その辺も日本と似てるんじゃないか。 
798芸術区のほうが刺激が強いっす。

今日はここでLさんと自由解散。
ホテルまで徒歩15分くらいなので歩いてみる。初街歩き。
途中、大衆食堂っぽい店が並んでたので入ってみる。
ラーメン約200円。
写真 2014-05-02 20 49 49
 肉がビーフでイマイチだけど、手打ち系太麺はけっこう好みだ。

治安が悪い感じは全然しない。