昼過ぎに起きたら、
高校時代の友達4人のLINEグループで今日オンライン飲み会をしてみたいと盛り上がっていた。
やば、昨日のゆきちゃんZOOM飲みで、また速度制限かかってる。
オンライン飲み会、やはり予想以上に発生率が高いな。

コロナ禍ですでに幾度も速度制限を超えてるWIMAX2(3日で10GB)に、
いい加減嫌気がさしてきたので、
これを機に、naebonoのwifi環境に革命を起こすことにした。

心の中で、メンゴ鈴木知事!俺は土曜に外出する! と
ヤマダ電機に駆け込む。
意外に混んでたが、密というほどではなくて安心。
wifiの中継機と、いつか必要になるかもしれんスマホを三脚にセットできる固定具を買う。

アトリエ入居事務所のエスエアが光回線なので、 
お願いして中継機で電波を拡張させてもらう。
コンセントの位置と中継機の位置で手間取るも、
2時間ほど悪戦苦闘して、なんとかスタジオ全体に回線が行き渡った。
さてどのように割り勘条約を結ぼうか、、、。

今日のツールはGoogle meetingだった。
ただのお喋りなら、どのツールでも大きな違いはなさそうだ。
僕はアルコールあってもなくても大して変わらんので、
制作したい時は飲まなくてもOK。

友達は教師だったり役人だったりする。
それぞれのコロナ禍ライフや、テレワーク状況を聞いた。
皆、小さいお子さんを育てながらマンション買ったり家を建てたりしてる。
美術家に囲まれてるとそのような世界線が遠いので、
たまに高校友と話すと、世間的にはそういう年齢なのだったと認識する。
話を聞いていると、家を建てる際には皆確実にクリエイティブ脳になってる感があって面白い。家の話と美術の話は繋げやすい要素かもしれないと思った。
ウチの家欲も聞かれたが、今は全くないな〜天井の高い広いアトリエの確保が常に最優先。その分、実際今も寝床にしてるアパートは夫婦で住んでるのが信じられん程度の狭さである。
住む家に求めるとしたら、画家とは「常に壁にビス打つ族」なので、石膏ボードの壁はNO!! ですな。

あと皆さま、お菓子作りや筋トレや語学学習などを、空いた時間で実行してるとのこと。
これが「おうち時間」なのか!!

しかし皆もよくぞまあ、超連絡不精な僕まで誘ってくれるものだ。
こちらの状況を聞かれた際に、
僕自身は何もかもいつも通りで単調で地味なルーティーン生活なのだが、
いざ話してみるとやっぱり生活感のズレが大きいので、
未だにこの画家ライフという状況をどのように説明するのが、
美術畑じゃない友人知人にとってより適切なのか、よくわかっていない。
こういう機会こそ、ある意味めちゃ自然な形での社会との接点でもあり、
美術畑の人にとってはなかなか重要な時間だとも思っている。
「美術家」のイメージを自分が担ってしまう機会でもあるからな。

3時間ほどダベったのち、制作に戻る。
ん〜外で美味しいものを食べる喜びを気にしなければ、
オンライントークは制作したまま会話に参加でき、
トーク終わりで即制作に戻れるという便利さがデカいな。

今日のニュース、
自粛ポリスなるものが目立ち始めてるらしい。
営業中の商店などに店を閉めろと張り紙を貼ったり、
コロナ疑いがある状態で移動した人のプライバシーを特定し吊し上げるとか、
役所にも、札幌ナンバーの車が〇〇町を走ってたぞ、みたいなクレームが来るとか。
そういう人を無くすことはできない。
自分がそういう人になるとは思ってないが、
無意識にそっち側に行く可能性は気をつけておきたいし、
もしもポリス食らう側になった時に、
個人だけでなく社会システムとしても、
どのように、どこまで有効な動き方ができるのか、には関心ある。