ギリギリ午前中に起き、不必要に地下鉄には乗りたくないので、
歩いて25分、スクールの会場へ。
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途中、naebonoが発足する3年前までアトリエにしていた建物群の解体工事現場を通った。
ベルリンから帰ってきてから約5年、お世話になっていたビルもこんな粉々に。
サヨウナラ。。。
 
課題の講評。12人の作品を120分で講評とタイト。
例年と授業のアプローチもだいぶ変えたので、出てくる作品の幅の広さも上がり、
いわゆる予備校訓練をしてる人もしてない人もごちゃまぜなので、
美大的な前提のない剥き出しの表現がたくさん並ぶのは、非常に良い。
生徒同士の意見も能動的に出てたし、僕の言いたいことも全然足りず、
本当は1人30分でも1時間でも全員でガヤガヤやりたい。
いやー今年は、準備時間も長く、新コロナにも振り回され、変に気合も入ったぶん、
結果がどうなるか不安もあったが、とりあえず自分のパートが無事終わってよかった。
この作品をスタートに、1年後の受講生作品の成長を見られるのも毎年の楽しみ。
ちなみに、体温チェックもされるし、講評のあいだ全員マスクはしてるけど、あまりセンシティブになってる雰囲気はなく、つい僕も講評に入り込むと、新コロナ禍中であることの意識がすっぽ抜けてしまうな。気をつける意識を持続させるには、それなりの空気作りがいる。


徒歩で帰って往復7000歩、ふくらはぎがイエローカードで3時間昼寝した。

アトリエ作業、読み物チェックのち、
某美術家ご夫妻と時差8時間オン飲み。
気づけば4時間以上、新コロナ化制作ライフやら、国の文化政策の差異の話やら、
料理、虫、書き物、あれやこれや最近のトピックで盛り上がった。
お供のつまみは、またケンタッキー!!
スズメの鳴き声を聞きながら、明けた早朝を徒歩で帰宅。
熊本の豪雨被害、ひどい。今年もこういう事態がまだまだ起こるんだろうか。