わざわざ連休にアトリエ以外にはいかないつもりだったのが、
セントラルに注文してた品が届いて、今日の作業にそれが必要だったので、
受け取りに行ったのち、昨日のK画伯がウチの車に忘れてったカードケースを届けるハメに。
お詫びに高級なオレンジジュースをくれた。

制作。
普段はアシ君に任せる支持体の作業を、
スケジュール上、久々に自分でパネルからキャンバス張りまでやってる。

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木製パネルだけじゃなくて、
下塗りされてない綿布自体からも、アク?ヤニ?って結構出るのだ。
制作スタイル上、層を重ねていけば大丈夫なのだけど、
Vehicle影響からの最近の下地作業見直しで、下塗りの段階でベストなアク止め方法を探っている。
灯台下暗し、ホルベインからもヤニ止めシーラーが発売されてることを今頃知って、
これを注文してたのだ。
170cm正方形の綿布に、2回塗りで1リットルも使う。 約5000円。
高額だけど、止まり具合はかなり有能っぽい。
この後の作業に支障がなければ、このスタイルでしばらく様子をみよう。
ちなみにホームセンターなどでよく売ってる、
カチオン系アク止めシーラーは、この手の作業にはあまり効果がない。


途中、アトリエメンバーと話す。
昨日の会話内に無礼があったと、お叱りを受ける。
心当たりもあるので、その点は謝って、言い訳をし、大事には至らず。
大人になってもそこそこ怒られる僕の、
何か相手に着火させる嫌な言い回しや態度があるようだ。
ギャラリーとの仕事やスタジオ運営から、たまに自覚する。

ところで新コロナと活動状況についての会話だったんだけど、 
あまり短スパンで変化する状況に意識を振り回されすぎるのは嫌だし、
今は考えられることがあるのならば、
芸術の体験が生まれる源の部分とか、創造性の根本の位置を確かめる機会にしたい。
例えばもっと深刻な事態になり、物流がさらに悪化して、
画材の生産がストップ、必要材料が一切手に入らなくなったら? 
仮にそこで作品が作れなくなるんだったら、
僕の芸術観は、しょせん絵具やキャンバスというフォーマットに依存して成り立ってた、
ということになる。それが「画家」なのでいいのかもしれないけれど、
そのある意味脆弱性って、今まで蓄積してきた芸術への考えを前提にすると、
ちょっと本意ではない部分もある。
だとしたら、別のメディアの選択可能性や、 条件の組み替え可能性を、
シリアスに考える機会になっていいはずだ。

でも結局、現状は今まで通りの制作が結果的に続けられているし、
そこに新しい問題系も山ほどあるし、
締め切りもたくさん差し迫ってきて、
自発的に別回路の可能性を選択する強い必然性もなく、
新コロナ禍は今のところ自身の表現の根底が覆されるような、
スーパーヘビーな外圧にはなっていない。 
スーパーヘビーを自分から望みたくはないけれども、
その並行世界への関心は心の一部にひっかかっている。
形として継続してるのは、このブログの更新のみ、、、

自分にとって画材の共有停止をイメージできれば、
密な環境が作品制作や発表の前提にならざるを得ない表現者のシリアスさは、
少しくらいは想像可能にもなる。
それでもやっぱり、ある前提条件、道具や場、移動などが崩れた際、
そのときに選択できる条件の中から何か面白いものことを生み出せる表現者には、
カッコよさを感じるんだと思う。

昨日もそういう話をしようとした、つもり、だったのが、
全然伝わってなかったということだな。 


ハエがまたひと晩7匹、第二波的に増えてきた。
仕留める能力も上がりつつある。
相変わらず発生源がわからん。。。不可思議だ。