昨年度まで僕は、札幌文化芸術未来会議のメンバーとして色々ディスカッションしてきたのですが、未来会議の働きかけによって今年度から芸術従事者の方々向けに、札幌市の新しい助成金制度「札幌市文化芸術創造活動支援事業」が生まれました。

その仕組みは、札幌市が専門性の高い中間支援団体を公募し、審査に通った中間支援団体がそれぞれの方法で、芸術従事者向けの助成金を分配するというものです。

先日、その中間支援団体4組が採択されました。
市のウェブサイトにも公開されていますが、
(市サイト↓)

4団体はそれぞれ、
○一般社団法人AISプランニング ​

○HAUS(Hokkaido Artists Union Studies)​

○一般社団法人PROJECTA​
※2022年9月1日公募開始予定​

○公益財団法人北海道演劇財団​
※2022年9月1日公募開始予定

となっており、AISとHAUSはすでに公募を開始しています(上記リンク参照)。


この事業は、札幌市で芸術活動に携わっている市民からのアンケート結果を反映させて生まれたものです。現場の声が反映されているので、従来の助成システムよりも当事者が応募しやすく使いやすい形式になってると思います。
なので、コロナ禍で困っているたくさんの芸術従事者の方々に情報が届いて、応募していただければ、会議で色々言ってきた1人としても嬉しいので、関係する皆様にもどんどん情報を拡散していただけるとありがたいです。


初年度の試みでまだ認知度が低いこともあり、
8月31日、次の水曜日に、
助成プログラムについても合同説明会が急遽開催されるようです。​

オンラインでも視聴可能、
現地に行くと個別相談などもできるようです。​
以下、合同説明会のお知らせを転載します。​
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「札幌市文化芸術創造活動」中間支援団体による​
【助成プログラムの合同説明会&相談会】開催!​
あなたにピッタリな助成金がきっとある! ​
今年、札幌市は新たな発想に基づいた「文化芸術の助成プログラム」をスタートしました。民間の4つの中間支援団体が文化芸術活動の現場の皆さんの声に耳を傾けて、札幌の実情に応じた「助成プログラム」を実施するものです。​
そこで、8月から募集が始まった、「文化芸術の中間支援組織」それぞれの助成プログラムの全てを知っていただきたく、担当者が皆さんに直接紹介する機会を用意させていただきました。​
札幌を拠点に活動している民間の中間支援団体が考えた助成プログラムは、行政の既存の助成金事業と何が、どのように、違うのでしょうか。​
各団体が助成プログラムの目的や期待する効果等の違いを説明しますので、ぜひ会場に足を運んでみてください。あなたにピッタリな助成金がきっと見つかります!​
なお、中間支援団体の担当者と話せるブースもありますので、個別相談できる絶好の機会です。どうぞお気軽にご参加ください。​
‣プログラム ​
18:30〜18:40 「札幌市文化芸術創造活動支援事業」とは​
18:40〜19:40 「北海道演劇財団」、「AISプランニング」、  ​
       「HAUS」、「PROJECTA」の助成プログラム紹介 ​
19:40〜20:00  質疑応答(対面参加者限定)​
20:00〜20:30  個別相談(対面参加者限定)​
*説明会開催時の質疑応答の内容については各団体のHPにて後日公開します。​
‣日時:2022年8月31日(水)18時30分〜20時30分(終了予定)​
‣会場:国立大学法人 北海道教育大学札幌駅前サテライト教室1​
   (札幌市中央区北5条西5丁目7 sapporo 55, 4階)​
‣参加方法:ハイブリッド(対面・オンライン)​
 *当日はYouTubeでライブ動画配信を行いますが、アーカイブ配信を後日視聴することも可能です。​
 *開催前日までに、当日視聴用のURLをメールでお届けします。​
‣主催:北海道教育大学岩見沢校芸術文化政策研究室、一般社団法人AISプランニング、一般社団法人PROJECTA、Hokkaido Artists Union Studies(HAUS)、公益財団法人北海道演劇財団​
‣お問合せ:min.jinkyung@i.hokkyodai.ac.jp(北海道教育大学・閔 鎭京)​
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