やまもとのグレーゾーン

札幌の絵描き山本雄基のきまぐれ雑感と日常。

カテゴリ: 自作展示

来年3月の「絵画の場合」展に参加が決まっている。
絵画の場合展は8年前からスタートしている札幌のグループ展で、北翔大学の林亨さんが中心となっている企画だ。
今回は今迄の流れの1つの区切りをつけるとのことで、
そこに僕も含め後輩の笠見君に西田君にも声がかかった。
院生時代によくつるんでいた3人が同じ展示で並ぶのは久しぶりなので、がっつりバトル宣言。

絵画の場合展の特長は、議論が同時進行で行われることだ。
mixi上にコミュニティを作り、絵画についてああだこうだ言い合うって、こりゃ楽しそう。
mixiもこういう使い方すればまだ有効なツールだな。
すでに書き込みが始まっており、書きすぎると制作の時間が無くなるのでバランスを考えながらやっている。

数年前の議論篇は僕も外部から生意気な学生身分で覗いていたが、その時からどうも腑に落ちない部分があったので、
絵画から発生した問題に従ってもうめちゃめちゃにするくらい上の世代の方達に攻撃をしかける姿勢で望む事だけは決めている。
ぬふふエキサイトしてきた。

mixiだけでなく実際にメンバーが顔を合わせて議論も行う。第一回目の議論顔合わせ。
少し前にも書いたけれど、絵画の場合メンバーには、空間にひろがるような作品展開をしてる作家さんが半数。
それと、割とストイックなビジュアルの抽象表現が多い。今回は特に。
以前の参加者の齋藤周さんや久野志乃さん、八子直子さんも不参加のため、
具象と言えるのは小林麻美さんくらいだ。

渋い展示になりそうだなあ。
そう考えると、バランスが良かったのは2007年のポルトギャラリーでやってた時かも。
さらに前、2005年の展示やギャラリートークは、
北海道美術ネットに詳細が。
http://www5b.biglobe.ne.jp/artnorth/st508.htm

さてどうやっておもしろい展開にもっていくか。
とりあえず、平面から出た絵画っぽいインスタレーションについてや、村上隆の絵画について、
今までの展示の流れについてなどを話し合う。

もう1人の新メンバー、末次さんの出方も楽しみ。
以前ドローイングを見せてもらったけれど、とても良い線の作品だった。

さてまだまだこれからだ。

大丸藤井セントラルさんでの展示+公開制作が終了しました。
ご来場いただいた皆様、
展示に関していろいろ柔軟に対応してくださったセントラル画材コーナーの皆さん、
ありがとうございました。



展示を振り返るとこんな感じでした。
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角度をつけて、目線ができるだけ真っすぐに画面に入るように意識してみました。
やはり壁とは趣が変わってくるなー。


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横では、使ってる主な画材と制作過程をパネルで紹介。
クサカベのジェッソ、マスク液、
ゴールデンのヘビーゲル(セミグロス)、
リキテックスのグロスポリマーメディウム、ペインティングメディウム、
ホルベインのクリスタルバーニッシュ、アクリル絵具
…を並べています。ほぼこれらを使って描画します。
階層構造は、ヘビーゲルを積層させて各層毎にヤスリで平らにするのです。
抜きの丸にはマスク液を使います。
最後にはクリスタルバーニッシュで仕上げます。
特に複雑なことをやってるわけではありません。
ただとても面倒くさいことではあります。


23日の公開制作ではそれらペイントの各工程を実演し、
たくさんの方に興味を持って頂き
入れ替わり、述べ30人以上の皆さんに見てもらえたので説明のやりがいがありました。
中には1時間近くずっと見てくれる方もおりました。
セントラルさんのブログでも紹介されています。
http://www.daimarufujii.co.jp/central/central-blog/gazai/17323/

僕すごい、エラソーだ!!
調子に乗るクセを慎みたいと常に思っておりますが、、、ええ、はい。

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お客さんともナチュラルに会話できたのでやってて楽しかったです。
ゴテゴテにメディウムがくっ付いた筆に注目されたり、
混色とか、何をどう塗るとかってのも真剣に見てくれた人が多かったです。

「はい、こうやると、絵具が透明になります!」
「はい、ここでさっき塗った、マスク液を剥がすと…丸がくり抜かれるんですね!」
とか言ってる自分に、オマエは怪しい手品師か!と心の中で突っ込んだりした。

おそらくこういう現場を見てからだと、
作品の見え方がまた変わってくれると感じたので、新鮮な機会だった。

ちなみにこの制作を終えたあと、twitterのフォロアーさんが増えました、
思わぬ余剰効果!笑



さて現在は、この後の個展やら何やらでバタバタしておりブログの更新率も下がりに下がっていて、
どうしましょうといった感じですが、なんとかしていくので今後もヨロシクお願いします。

10月は栃木で個展、
11月には札幌でグループ展があります。




『山本雄基の絵画制作の秘密 アクリル絵具の応用』

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2011年7月18日(月)〜7月31日(日)
大丸藤井セントラル3階画材コーナー イベントスペース
札幌市中央区南1西3
10時〜19時


7月23日(土)
<制作実演>
13時〜17時 

<制作過程説明会>
14時〜15時/16時〜17時


というわけで、いつも画材関係でお世話になっているセントラルさんの企画で、
「絵画制作の秘密」と題しまして、公開制作ってのをやってみることになりました。

どういう風に透明層とか丸とか作ってるのか一挙公開!!
画材売り場で地味に制作をします。

技法をバラしても良いのか!?と、
まあ、実際そんなに複雑な事はやっていない、ただ非常に面倒なだけなので、
問題はありません。

一番重要なのは、お客さんに「アクリルえのぐってのは、なかなかおもしれえもんじゃねえか!絵を描くってのも、なかなかおもしれえもんじゃねえか!!」て思ってもらうことです。

公開制作は23日のみですが、それ以外の会期中は、小さいですが新作4点を展示しております。
上の画像は、新作の一部です。

そしてなんと、今回は壁が無いのです。
今までさんざん「壁にあってこその絵画、ぴったり壁にくっついてる佇まいが乙!!」
とかヌカしてたお前が、壁無しとはどーゆーこっちゃ!!
と思われたりして…。

でも無いんだったら、別の可能性を試してみるのも面白いじゃないか、
と思考転換。たまたま寄ったお向かいのアップルストアのiPadの展示の仕方にグッと来たので、
参考にさせていただくことにしました笑

テーブルの上に少し浮かせる感じで置いてみようと考えています。


ぜひぜひお越し下さいませ!


約一ヶ月の帯広での個展「グレーゾーンが踊っている」
無事に終了いたしました。ご来場頂いた皆様、企画して頂いた弘文堂さん、ありがとうございました!!
展示の様子は1つ前の記事で確認できます。

初日と最終日は在廊していて、たくさんのお客さんが来てくれた。
中学以来の友人や、親戚や、親の友人や、友人の親まで、地元の知合い祭りのようになったり、
高校時代の美術の先生(僕を美術の世界に引き込んだ張本人)ご一家、
先生が学校で宣伝してくれて生徒さんつまり僕の後輩も沢山来てくれた。
芳名帳を見ると、会えなかったけれど懐かしい高校時代の友達の名前もチラホラ!
みんな〜なにしてる??
もちろん初めて会うお客さんもたくさん。できるだけキャッチーに展示の説明をするよう心がけた。
何名か札幌での展示をみてくれている方達の名前も。ありがたやありがたや。

うーむ、皆さんどんな感想を抱いてくれたんだろうか…
前回同様やはり気になる…もっと会場にいたかったな。

小さな作品は、おかげさまで数点お買い上げいただけたので、
これで画材買い込みにより溜まり始めて困ってたクレジットカード返済ができます!!(涙)
いやホント、冬を越すのがキビシくて暖房費と制作費で過去最大級にヤバかったのだけど
またなんとか制作を続けられる…まったく綱渡りだ。

展示が終了し、帯広コンテンポラリーアート(http://tokachiart.jp/)の関係者の皆さんの打ち上げに乱入することに!
僕も帯広到着日に池田緑さんの展示を見たとこだった。

美術作家、舞踏家、建築家、学芸員、画商、TVディレクター、謎の人達、ギャラリー門馬の大井さんまでという多彩なメンツに囲まれておおいに盛り上がった。

学芸員さんには、今回の個展について展覧会タイトルと今後の作品の展開に厳しい指摘を頂く。
うむやはり批評あってこそのいろんな手応えだ。

つーか地元でこんな集まりが発生しているのも不思議だし、そこに自分がちゃっかり参加しているのも不思議な気分。

さあこれからさらに制作の奴隷の日々が始まる…
今年はとにかく予定がキビシい!

帯広オフ編と最近のことはまたネタ溜まり中。


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KOHBUNDO ART CASE #05
山本雄基 個展『グレーゾーンが踊っている』

2011年5月21日(土)〜6月19日(日)
10:30〜18:30
毎週水曜定休
最終日は16:00で閉廊
初日/最終日は作家在廊

KOHBUNDO ART CASE
北海道帯広市西2条南9丁目6 六花亭3階
(当画廊へはエレベーターをお使いください)


さて残り一週間を切ったのでラストスパートの再告知。
上の画像は今展に向けて作った新作4点。

ギャラリー全体の雰囲気はこんな感じとなっています。

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入り口に新作4点、続いてこないだまで札幌で展示してた6枚パネル。



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6枚パネルの次は、去年500m美術館に出品したものと個展に出した作品。



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反対の壁にも札幌で見せた作品を。渋いゾーン。思ったよりまとまった。
写真左が入り口、ガラス張り。奥はエレベーターゾーン。


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ギャラリーの外にも。エレベータゾーンと、喫茶に続く階段の踊り場に。
うっかり見落とされそうなので、ぜひこのひとたちも相手にしてあげてください笑。


という感じで、
小振りながら、各壁ごとにちょっとずつ趣きが違う展示となりました。
壁も照明も白いギャラリーなので、展示しやすかったです。

新作のツヤ感は実物じゃなきゃ伝わらないのでもどかしいです。
最終日は終日会場にいるので、ぜひご来場くださいませ〜!!


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KOHBUNDO ART CASE #05
山本雄基 個展『グレーゾーンが踊っている』

2011年5月21日(土)〜6月19日(日)
10:30〜18:30
毎週水曜定休
最終日は16:00で閉廊
初日/最終日は作家在廊

KOHBUNDO ART CASE
北海道帯広市西2条南9丁目6 六花亭3階
(当画廊へはエレベーターをお使いください)


さてさて、地元帯広市での個展もいよいよ始まります。
前回の個展の別バージョンということで、展示していた作品達をベースに、
新作4点と旧作数点を合わせて再構成します。
小さなスペースですが、内容で濃い展示にしたいと思いますので
宜しくお願い致します。

上の画像は新作です。サイズは20×27.4cm。
前回の個展で透明色の使い方の幅が少し広がったので、
応用させてまた空間を複雑に仕上げてみました。


去る4月30日、無事に今年一発目の個展が終了しました。ご鑑賞して頂いた皆さんありがとうございました。
いかがだったでしょうか。
最終日にはお客さん数人ともお話できました。
教え子達とも久々に会えて、その教え子達をケーキで釣って急遽搬出を手伝わせたり。ええ、人使いの荒い大人ですとも。

しかし会場には基本いなかったので、反応がどのようなものだったのか把握しきれていないので気になるところです。
そんなわけでお客さんとあまり対話ができなかった分、自己分析も含めながらここで少し振り返ってみます。


今回は、透明色のレイヤーのみで攻めようというのは最初から決めていた。
不透明色を使うとその色面が光を直接跳ね返して来るので、やや攻撃的な絵になる。
あまり攻め攻めな絵だと落ち着かなそうだと思った。
透明色のみで重ねると、絵の中にできる空間を覗いた時に、奥に奥に視線を沈めることができる。
で、下地の色からのやんわりとした反射で戻ってくるくらいが飲食しながらだとちょうど良い。
それに、前回の個展とは少し違った雰囲気でやってみようと。

階段は高い吹き抜けのキレイな白壁なので、空間を贅沢にゆったり使える良いチャンスだった。
階段を登ったところが展示空間のスタートなので、スタートでドンっとインパクトを与えられたらいいなあと考えて、
一番小さい作品と一番大きい作品を順に持ってきた。これはなかなか上手くいったと思っている。
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踊り場のチビ作品と展覧会キャプション

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2階から大きい作品を見る。
大きな丸がユニットになって、カラフルな丸の空間を覆う、
という構図がフッと浮かんで、こういう絵になった。
個展タイトルも、この絵が元になって決めたのだった。


階段を上って喫茶空間に入ると見えてくる6色作品、
こいつはどうやら今回の作品の中で一番賛否両論具合が激しいみたい。。
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褒めてくれる人も沢山いたのだけど、
反面、とりわけ近い作家さん達からの評価が低い笑

酷評の一例
・場に馴染みすぎ、インテリア化
・1枚の中にいっぱい色があるのが山本作品なのにモノトーンじゃ微妙
・レインボーなカラーチャートが「ももいろクローバー」とか「セーラームーン」みたい
・わかりやすい色すぎる
・そもそも色自体あんま良くない

…などなど。皆さんはどう思ってるのだろう??

この作品はあらかじめ絵を引っ掛けるフックの数と場所が決まっていたので、
そこから逆算して、6枚同じ大きさで壁とのバランスが合う作品イメージを作った。
普段から色を沢山扱ってたら一度は試したい、色彩グラデーションの作品をここでやってみようと決めた。
お恥ずかしい話、色のグラデーションと来ればメトロポリタン美術館で見たケリーの大規模なスペクトラム絵画があるので、
何をやってもパクリにならざるを得ないとは思いつつ、あのあっけらかんとしたキレイさに憧れもある。

それとこの6パネルは、パネルをくっつけると丸の位置が隣同士で連結するようになっている。
こうしてみることで、自分に染み付いてる「1枚の中での丸の配置バランス」を崩してみようという試み。
1枚毎の色調が決まっているので、側面もカラフルに。
組作品というのも久々だったので、結果的にいろいろ試せる作品だった。

決してただのインテリアとか装飾にならないように、ちゃんと美術作品としてのモノを作ったつもりだったんだけど(絵画が装飾として機能する事はむしろ肯定的ですが、装飾だけになってしまっては絵画である意味が無い)、
まとめて辛口批評を頂いたので、考え込んでる上になんだかこの作品には妙な愛着が湧いて来てる笑
レインボーって、人によって強い既存イメージを持っている色なんだなあ。

6パネル作品の場所には事前にお願いして照明を追加してもらったので、一番光をしっかり当てる事のできた作品でした。
絵の中に光が入ると、かなり見え方が変わってくる。


窓際3点。茶色作品は、いつもの作品に近い丸の混ざり具合、水色の作品は、丸の混ざり方を少し変化させている。半不透明色を多用。
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この2つも、モノトーン気味。今回モノトーンが多い理由は、全作品が色多用だとやっぱりウルサくて落ち着かないんじゃなかろうかという想像と、
モノトーンでできることを試してみたいという欲による。

中型作品は、とても薄い透明色を薄ーいまま重ねていったので、今までの押しが強めの作品とは
少し雰囲気が変わった。
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これはこれで自分の引き出しを追加できた作品になったのではないかなと思ってます。
こいつらにも、もう少し光を当てられたらまた見え方が変わったなあ。


奥の小作品は、丸を重ねる技法で少し違うバリエーションで遊んでみた。
境界をハッキリさせないという要素は残しつつ、特別な狙いを含めたわけでもないので、タイトルなし。
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「小さい丸の作品、六花亭の「雪やこんこ」みたい」
と言われ、確かに似てる…と後から気付く。しかしそんな意識をして作った訳ではない笑

そんな感じでした。空間ありきの展示プランで、いつもと違うアプローチを実行できたのが何より良い経験。
表面の質感を今までより硬質に見えるようなツヤにしてみたけど、写真ではやはり伝わらない…。



ブログで展覧会の事を書いてくださった皆さんのリンク貼ります。ありがとうございます!

・栄通記
  http://sakaidoori.exblog.jp/15898179/
   今回の展示で考えていたことを鋭く言ってもらえている気がしています。

・フリーペーパーWG
  http://www.freepaper-wg.com/archives/1426
   店内全体と作品との雰囲気を書いて頂きました。
           また他にも休日来店された方々からはかなり店内が混んでいて、
   作品の鑑賞がしづらかったとの報告も。。
   申し訳ないです!

・kockaの日々日
  http://blog.livedoor.jp/kocka_mov/archives/51234086.html
   これは展示というかお店の様子をイラスト化して見せてます。
   飲食店絵日記を書いてるんだったらここも書いてよ!と
   無理矢理お願いしたら書いてくれました笑

・ワーキングフロー
  http://takuji0808.exblog.jp/16271548/
   搬入を手伝ってくれた後輩作家に感想くれくれ言ったら書いてくれました笑
   デミアンハースト云々っていうのは、
           サメの作品とか主にショッキングでグロ寄りなモノをつくってるのに、
   ドットペインティングみたいなアプローチもちゃんとやっててズルいって言ったからでしょう。

・石倉美萌菜情報
  http://fukutaroh.exblog.jp/12543620/
   プレビエンナーレでデカい絵画を出品していた作家さんにも、
   キビシい感想欲しいってダダこねたら書いてくれました笑 
   六花亭の店員さんの目撃情報曰く、
   絵に穴があくような凝視をしながら長い事鑑賞していたとのこと。


こうやって挙げてみたら、半分以上お願いして書いてもらってますね。。。
まだまだ、感想お待ちしております!
鑑賞してもらえた方達と会ったら即聞くと思いますので、ウザいかもしれませんが宜しくお願いします笑
展覧会は、反響あってこそ。。


搬出では、大きな作品を外すためにちゃんと業者さんを呼んで頂いて10分もかからずに無事に取り外された。
階段用の脚立って便利…!!
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さてさて六花亭福住店での展示も早いもので残り一週間を切りました。
僕は会期中に常駐はしていないのですが、今までに何度か足を運んで、
日中の外の光との相性やお客さんがいる空間でどのように見えるかチェック。
てなわけで、そろそろ展示風景を。

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六花亭福住店の外観はこんな感じ。


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2階への階段。踊り場の作品がDMに使用したもの。とても小ちゃい作品なのでした。
階段上に100号大の作品。2階からはガラス越しに見えます。


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柔らか外光と空間がゆったりとした時間を作る。
お会計カウンター付近は薄い緑色になっていてアクセント。


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窓に近い作品はちょっと暗めに見えるかな。
階段付近の作品と、正面の広い壁の作品はお客さんが入ってても近距離で見る事が出来るけど、
やはりどうしても座席近くの作品はお客さんが座っているとしげしげ眺めるわけにもいかず。

これは展示前からわかっていたことなので、その代わりに!ということで座席毎のリーフレットを作ったのでした。
展示作品と展示説明とプロフィールを載っけてます。

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こんな感じ。
なので、ぜひ座席に座ってこいつも見ながら全体の雰囲気をゆったり楽しんでいただければ幸いでございます。



21日以降は突如六花亭包装紙50周年記念オブジェが出現すると報告があってどうなることかと焦りましたが、
様子を見に行ってみると

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こんな感じで、鑑賞には大きな支障もなく安心。


ちなみに僕なんかは貧乏ドケチな心の小さな野郎なので、誰かの喫茶の展示では何も頼まないでなんとなく罪悪感が若干残ったりすることもあるのですが笑
ここはリーズナブルでおいしいので、普通にオススメできちゃいます。
メニュー宣伝いきます、

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強食定食が400~550円。
ハヤシライスが680円。
コーヒーは200円でおかわり自由(安い!)
ケーキもショートやレアチーズ等200円台。
ピザは600円台で5種類。
その他スイーツも多数。


一階のお菓子売り場では新作チョコのカラフルマンスという品の宣伝ポスターが。

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なんか…似てる…

というわけでこういう展示です、会場の空間の雰囲気をその場で味わってみてくださいませ。
会場にいないせいもあり、ギャラリーでやるより感想ご意見を聞けていないので、レジ横に置いてる芳名帳になにかしら(お名前だけでも)書いてもらえるとありがたいです。
またここのコメントやmixiやツイッターでも激甘批評から激辛批評その他イロイロ何でも受付中です!!



山本雄基 個展 『グレーゾーンが踊っている』

 4月1日(金)〜4月30日(土)
 11:00〜17:30(LO 17:00)
 六花亭福住店 2階喫茶室(飲食店内での展示です)
 北海道札幌市豊平区福住2条5丁目1(地下鉄東豊線 福住駅より徒歩10分)
 企画:六花ファイル

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しかし4月の頭から札幌では、プレビエンナーレや、討論会や、森山大道さんのすばらしい写真展など様々なイベントが盛り盛りで、
相変わらず書きたいことが溜まってばかり。
改めて告知もしますが、5月21日〜6月19日は、今の展示作品数点に新旧作も少し加えて帯広でも個展のため、タイト!!

31日、栃木から帰って来て仕事してそのまま寝ないで小冊子の印刷と足場作り。結局ギリギリまでかかってそのまま搬入へ。

さすがに飛行機帰りからの徹夜は無茶しすぎた、地に足がついてないし頭もダメ。一階で好物のマルセイバターサンドを購入しほおばりながら気合いをいれるものの、ヨロメキが止まらない。

ピンチヒッター頼れる後輩旧ヤマモト派の笠見君と西田君と、企画の日浦さんに完全バックアップしてもらう。多謝。

さらに階段の展示がやっぱり危険で、照明工事をしていた業者さんにすべて助けてもらう。すさまじい手際の良さに衝撃。

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写真の木製足場が直前に作ったお手製。フラフラな僕とガタツキのある足場で何かを確信した日浦さんの「手伝ってもらいましょう!!」というとっさの判断は大正解だった笑。

tenji2


絵を取り付けている様子。写真でも少し伝わるでしょうか、階段の踊り場の壁が白くて広い、そして喫茶室からはその壁がガラス越しに見えるという魅力的空間。
直感で、ここはデカイ絵しかねえだろぅ。と。
しかしこんなにタイヘンな作業になるとは…肝心な部分で想像力の欠落が発生する悪い脳みそのせいでムチャできるのかもしれません。

業者さんのチームリーダーの方は、地元が僕と同じの十勝っ子とのことで盛り上がり「同郷だもん、ほおっておけないでしょう」と。十勝の糸に救われた。。。こうしてまた故郷愛に拍車がかかるのだ!

誰かに助けてもらえなければ生きていけません手伝ってくれた皆様本当にありがとうございました!!

結局4時間くらいで搬入無事終了!13枚、8作品のなかなか充実した内容となりました。

ヤマモト派にラーメンを奢り、またそのまま夜勤 今年30歳で2徹は酷すぎるっつーかこんなギリギリだったのは初めてだ。ほぼ死んでた。

1日、朝から夜まで寝て、師匠のやまゆう先生と飲む。道展を退会する話などをする約束をしていたが、少し寝坊してしまったごめんなさい。。。

やまゆう先生は僕が寝てる間に早くも六花亭に足を運んでくれたとのことで、一早い感想をいただいた。ありがたや。
展示を見て頂いた上で、「お前とは一緒の会員の立場でやりたかったなあ」と言われたけど、ほぼ僕の考えている事はお見通しだった。
会員にならなければ一緒には辞められん!とのことで先生は残りますので皆さんご安心ください!!
久々に先生のスナップコレクションを存分に浴び、ここ最近のいろんなお話。さらに、2週間くらい沖縄に滞在するぞ!というムチャぶりもあり。

やまゆう先生とは実はけっこう久々に会ったのだけど、やっぱり懐の広い最強の師匠です。

てなわけで、個展始まりました。改めてよろしくお願い致します。
あ、ちなみに会場では価格はつけてませんが販売可能なのでそちらもぜひご連絡ください!


山本雄基 個展 『グレーゾーンが踊っている』

 4月1日(金)〜4月30日(土)
 11:00〜17:30(LO 17:00)
 六花亭福住店 2階喫茶室(飲食店内での展示です)
 北海道札幌市豊平区福住2条5丁目1(地下鉄東豊線 福住駅より徒歩10分)
 企画:六花ファイル

個展のお知らせです。よろしくお願い致します。

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山本雄基 個展 『グレーゾーンが踊っている』
 4月1日(金)〜4月30日(土)
 11:00〜17:30(LO 17:00)
 六花亭福住店 2階喫茶室(飲食店内での展示です)
 北海道札幌市豊平区福住2条5丁目1(地下鉄東豊線 福住駅より徒歩10分)
 企画:六花ファイル


この六花亭の喫茶室、空間がとても良い。
聞いた話によると、六花亭の社長さんは建築もとても好きらしく、たとえ六花亭が無くなったとしても建築が残ればいい、みたいな発言をしたこともあるとか。。。
そのため何度か偵察しているうちに展示の欲がでてきて、企画担当の六花文庫の日浦さんにいろいろ無理をお願いしてしまった。
階段の高い壁に大きな絵の展示を許可してもらい、照明を追加してもらうことに。
というわけで失敗するわけにはいかず、気合い入れてやってます。

今回の作品は、表面処理の方法を少し変えてるのと、透明色の使用に限ったところが自分的にポイント。
それと、せっかく春だしレインボーなカラフル色調をメインに、作品が孕むダークサイドは少し抑えめにしたつもりです。
展覧会タイトルは、今までのコンセプトとさほど変わらないのだけれど、
なんとなくこうザワザワしてる感じを加えたかったのかもしれません。
昨年の個展は、「今出来ることをギッシリ詰め込んだ!」という肩に力が入った気がするので、
今回はちょっと肩の力は抜きつつ的をしぼっていろいろやってみてます。
丸と透明層ってのはそのままで、少し雰囲気が変わったと思います。

飲食店内なので、ギャラリーと比べるとどうしても落ち着いて鑑賞しにくいというデメリットもありますが、
空間とのマッチングや、リーズナブルでおいしいメニューを一緒に楽しんで頂ければ幸いです。
できるだけ鑑賞しやすいように展示する予定です。

札幌市内では、最近話題になっていた『THE BEGINNING』『サッポロ未来展』や、4月頭に始まるプレビエンナーレなど怒濤の展示ラッシュ。
そんな流れにコッソリ便乗したい。福住は遠い!と何人かに言われましたが、そんなことないよ!!地下鉄東豊線は意外と短いので、大通から福住まではけっこうすぐです!!駐車場もあります!!ドームも近いし、ダルビッシュとかハンカチ王子ついでにいかがでしょう!?


搬入は後輩のK君やN君にヘルプを頼んだ。
3年前くらいには勝手に「ヤマモト派」として恐れられていた3人だったが価値観の違いにより解散したメンバーだ(ウソ)

すっかり制作に追われて一ヶ月以上更新を怠っていたので時間を見つけてこの間を埋めていきたいけれど、いろいろありすぎてる。

あっと言う間の2週間だった。
あの空間を埋めるのに一年半の時間が必要だったということ、をヒシヒシと実感している。

ちょうど一年半前から、

ART BOXコンペ受賞→臨時の教師辞める→個展の話が浮上→失職記念に一ヶ月車で日本一周→お金が無くなるまでひたすら制作→六花ファイルに入る→某コンペに落ちる→半年足らずでお金が無くなり渋々金を稼ぎ始める→GOLDENと大黒屋のコンペで受賞→地味に地味に制作→グループ展も断る。最近地味だねと各方面から言われる→2010年に突入しブログを書き始め、今年は攻める宣言→とは言いつつ地味に制作→U50000でちっちゃい作品を出す→いきなりポーランドに行く事になる→やっと個展

そして現在にいたる。
振り返ればなかなかスリリングな展開。
絵を描きながら、生きていけるものだ。。。

思い切って絵に賭けようと、緊張感を持って毎日を過ごしていたので、今回の個展も鼻息荒く意気込んでいた。
搬入前は、アトリエが火事になって展示できるものが無くなったヤバい!という夢も見た笑

改めて並んだ作品を眺めていたら、日本一周の時に感じたスケール感覚や、毎日のそれなりに前向きなキモチや、絵画そのものに対する考えを、グッと結晶化した実感は持てた。それと、自分で発見した手法を繰り返し使う事で、絵がマンネリ化して鮮度落ちしてしまうのを防ごうとするプロセスが如実に現れていて、そうだったのかー!と思った。
実体ある丸、抜きの丸、透明色、不透明色、これらをどう組み替えるか。組み替える事でどんなビジュアルを獲得できるのか。そこにどう自分の考えを乗せるのか。基本的にはそればっかりなので、その中で飽きないで進めるやり方を選んでいるというのはよくわかった。
とにかく現段階でやれることはやったはず。

がしかし、絵画というヤツは無限の可能性を孕みながらコチラを挑発してくるのだ。もっともっと良い作品になり得る伸びしろがハッキリといくらでもある。だって極端な話、自分の作品の横に例えばマティスの金魚なんかを並べてみたら、その差は瞬時に簡単に認識できて、同じ絵画という形式なのにそんな差があるということは、それだけまだやるべきことがズッシリあるということがあっさりわかっちゃう。
 まるで10本でも20本でも飛ぶべきハードルが残っているようだ。やっと2本目を飛んだくらいな気分…。一本飛ぶのに数年かかるんだったら、この先の地道さに途方に暮れちゃうけど進むしかないわな。少なくとも現段階でやり切って獲得した今のレベルを、今後は基準にして下回らないようにしなければ。

 個展終了直後に、美術家の磯崎道佳さんがブログに個展の感想を載せてくれた。きびしくやさしい意見、何度も読み返しております。ありがたや。

↓こちら磯崎さんのブログ
ねてもいられない


お客さんから多かった質問リスト。
・なんで丸を描くのか?
  これ、人を納得させられる答えが出せていないということがかった。ひと昔前は、もっといろんなぐしゃぐしゃな形が絡まってたのだけど、だんだん形に動きが無くなっていって、丸に落ち着いたのだった。
 丸には形の向きが無いのがいいところ。いろんな事柄を投影させることができるのもいいところ。僕自身はよく、人や星を投影しながら丸の大きさや配置や色を決める。

・どうやって描いているのか?
  これはこのブログで小出ししてるので省略。

・新作の雰囲気はなんで違うのか?
 新作は、脱オールオーバーの意識を込めてみたのと、透明色の使用率が上がったから。最近は透明色と抜きの丸にハマっている。

・奥の作品はなんで厚いのか?
  元々はART BOXのサイズに合わせて作ったから。一度違う場所でも展示したかったので今回展示してみた。

・タイトルの違いは何か?
  ここ数年、コンセプトなどはほとんど変わっていないのだけど、ぴったりくるタイトルを未だ見つけられていないので、試行錯誤している結果で、含んでる意味はどれも変わらない。今のところ「プレインバブル」が一番しっくりきているけど、まだより良いものが見つかりそう。

それと今回は、作品を介していろんな人とじっくり話せてよかったのはもちろんのこと、在廊中にCAI02の関係者さん達とたくさん話せたのも良かった。まことにお世話になりました。。。
とりあえず、CAI02の佐野さんに今まで寡黙で真面目だと思われていたようなので、そのイメージを崩せてよかった笑
僕はひどい内弁慶なので、いい加減いい年こいてそれは無いだろと思ってます。。。
CAI02のボス的存在の端さんと絵画の話で盛り上がったり、卒業生で現在刺激的な作品発表をしているキーボー君や今村さんとも、やっときちんと話す事ができて、胸がドキドキ!みんな、熱いっす。

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さて、今回の一番の反省点は、個展期間中ほぼ制作をしていなかったこと。
こんなに制作を怠けたのは致命的で、丸が上手く描けなくなっていた!!
調子が戻るのに3日くらいかかったので、恐ろしい。反省。
やっぱり1日5分でもいいから手を動かさなきゃいかんと肝に銘ずる。

最終日、終日CAI02に在廊。初めてのお客さん、すっかりオトナっぽくなった教師時代の生徒達、進路に悩む若人さん、おなじみの皆さん、中には2回3回も見に来てくれる方もいて、良い時間を過ごせました。

土曜と水曜以外は夜しか在廊できなかったので、芳名帳を見て、ぐああ会いたかった、お礼を言いたかった、感想を聞きたかった!!という人が多数。会えなかった方ごめんなさい!何かあればここのコメント欄にでもなんでも言ってくれればできるだけなんでも応えます。

在廊中でも、同時に何組もお客さんがいると、どのお客さんともじっくり話せなくなって落ち着きが無くなる自分にジレンマを感じました。

話ができたお客さんは、たくさん質問や感想などをくれました。それに受け答えすることでより絵画を見てもらえる可能性が広がるし、自分の作品に対するボキャブラリーも増えるので、非常に感謝しています。

ちょっと残念だったのは、僕の出身校の美術学生さんにあまり見に来てもらえなかったこと…平面にトライする果敢な学生さんをたくさん捕まえて、いろいろ聞きたかったなあ。

女性の方はよく僕の作品から食べ物を連想されるのですが、オープニングで実際篠原さんが僕の作品のような食べ物を作ってくれた。これ↓
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すごい!!!僕の作品は完全に透明層の厚みが負けている。。しかも丸も自然界が生み出したイヤミの無い丸の歪み具合!完敗です!!
食べ物の質感はなかなかライバルですね。。。


というわけでもう最後なので展示風景を何枚か。

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入り口にはまず小さな作品を並べて、ぐっと視点を近づけてもらえるような狙いを込める。奥の2枚は個展開始前まで作っていた新作。下の色以外はすべて透明色を重ねています。

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奥の壁には去年のART BOXの作品を。ART BOXに合わせたサイズで作ったので、この作品はちょっと厚みがあります。
これが今展示作の中で一番古い作品。
あの時とはまただいぶ違うイメージで展示することができました。

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反対の壁には中〜大作品を並べます。

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手前のカウンター側にも小作品を2枚。

とりあえずメインの展示はこのような雰囲気でした。カフェ側と細部はまた次の日記にでも。。。


ブログに取り上げて頂いた方々もいらっしゃいまして、ありがたやありがたや、です。ご紹介します↓。


北海道美術ネット

こう書いてもらえると、過去の恥ずかしいパクりネタも、とてもシリアスに絵画に立ち向かっているように思えてきます!


栄通記

絵画に恋していますよ!やっと絵画が振り向いてくれたくらいまで来たようなきがしてます。


ハイブリッドアート

突き上げる感覚の正体はなんでしょう。僕も、美術館にある大好きな名作の前に立った時のグワッと感を日々目指しています。


ワーキングフロー

いつも辛口批判を言い合っている後輩西田君もこんなに書いてくれた!僕は彼のブログにも辛口批判で攻めてますが、今回のはいつになく腑に落ちたので(自分のことだから甘口!?)、うれしいです。

テンポラリー通信
テンポラリースペースの中森さんにも、ブログの中で触れていただけました。鉱石という言葉がでてきて、ハッとしました。


自分の記事にコメント残すの恥ずかしいですが、返答がスマートにまとまったら順次コメントします!みなさんアツい文章ありがとうございました励みになります!

月曜日は搬出です。さびしいー。
一段落したらまた、まとめを書きます。

 改めてまず、昨日ご来場頂いた皆様、ほんとうにありがとうございました。
 ポーランドレジデンス編で1時間半、自己トーク編で2時間強という長丁場でしたが、お客さんも想像を大きく上回る人数で聞いて頂けてうれしかったのです。質問も何人にもしてもらえて、僕が勉強になりました。
 しかし、話したいことはさらに倍くらいあったりして笑

 それぞれのゲストにお迎えした大黒淳一さんと高橋喜代史さんにも改めてタイヘン感謝感謝です。ありがとうございました。


 ポーランド編は僕もブログにたくさん書いたので、それに味付けしていく感じで話せましたが、もっと作家さんとのカラミがいかにおもしろいことだったかってところがブログでも伝え切れていない気がして、今回トークでも難しかったなー あれはあの場の臨場感が必要だなあと思いました。
 レジデンス体験記は、体験したことが特殊な出来事なので、どのくらい伝わるのかが結構難しいところで、共感というよりは、体験した気になってもらおうとする話運びが必要だなあと感じました。動画とかもっと準備すれば良かった!!
 実際話の展開は、またしてもかなり大黒さんに甘えてしまったので、かなり助けてもらいました。。
 

 アーティストトークは、僕が高橋君(以下キーボー君)をトーク相手に希望したのでした。

 その訳は、例えばライバル笠見君などとは常に絵画の話ばっかりして、とてもおもしろいのだけれどその内容は君たちでどんどん勝手に話して下さい!という空気を出してしまうという過去の反省も持っているので、皆さんに聞いてもらうべき内容というのを悶々と試行錯誤していたのです。

 で、キーボー君は、男子っぽいノリとチャレンジ精神っぷりが共感できて、かつ、いわゆる現代美術に体当たりで表現も勉強もしているのです。でも絵画の事はわからないとこがあるって話もして、ちょっと違う視点からアートにどっぷりハマってるこの2人の組み合わせで何か起こせるのではないか?と直感が働いたのでした。

 どうなることやら不安でしたが、直感が当たり、程よい緊張感と程よいユーモアで対談できて、今回はキーボー君でドンピシャだったと思ってます。なんかこう嘘をつかず、背伸びもしないようにまっすぐ話せたような気がしました。

 尺がやっぱり伸びちゃったのは反省すべき点ですが、このブログを書き始めてから、すこーし言葉のアウトプットに楽しみを覚えつつあるのかもしれません。

 過去作品、特に学生時代のホームページに公開してないようなモノもドーンと見せちゃいました。なんともヘタで頭でっかちで小ちゃい意識で描いてるもんばかりで恥ずかしかったですが、自分の今に繋がる大切な時間と考えの凝縮物なので、あれはあれで愛すべきゴミ達です。

 影響された作家もホントは倍くらい紹介したかったです。デュシャンの絵画コンプレックス感や、リヒターの絵の殺し方や、リヒター以降の映像と絵画の付き合い方、ホックニーの絵画に対する視点などを自作と絡めようとしてましたが巻きました。くーっ!機会があればちょこちょこ小出しします。
 紹介できた作家もけっきょく古い作家ばっかりだっただけど、やっぱりこのひとたちってタマラナイですよね。太郎さんにルイスにケリーにステラにセザンヌにトゥオンブリにポルケにライマンにピカソにマチスに…。いいもんはジダイを超えていいから仕方が無い。
無理矢理、今に近いペイトンやムラカミさんもねじ込ませ。

 トークが終わった後も、いろんな人と少しずつしか話せなかったり、トークが長過ぎて途中でタイムアップな人もおり全く話せなかったり、申し訳ないキモチもいっぱい残っています!!すんませんでした!

 そんなワケで、個展も期間の半分を終えてあと少し。今週は連休もあり秋分の日もあり、祝日は会場も休みなので、実際残りは火水金土の4日間です。今週も水曜と土曜はできるだけ会場におりますし、毎日21時〜23時もできるだけいます。

よろしくお願い致します!!
 

昨日11日より、個展が始まりました。
大小合わせて全部で17点の絵画展です。

搬入は絵画ライバルの笠見君やCAIの今村さんと武田君の強力サポートできっちり決める事ができました。ありがとう!!ボク一人じゃ生きて行けない!!

初日から、作品をじっくり鑑賞してくれるお客さんもいてシゲキ的です。家族や地元の昔からの友人達、元教え子までもすぐに駆けつけてくれて、ありがたいです。

オープニングパーティは、僕ばかりがバタバタ落ち着きのない状態で、ゆっくり全員と話せなかったけど、信頼のできる猛者様たちに集まっていただきまして、貴重な意見を聞く事ができました。
料理担当していただいた篠原さんは、僕の作品のような丸の積層料理を披露してくれまして、むしろ僕の作品より積層の厚みがあってヤラれました。皆さんありがとう!!

 心配していたCAI02特有のコンクリートの壁と自作の相性ですが、正直、思っていたよりケンカしなかった。壁の色がグレイッシュな分、作品の色が際立って見えたような気がしてホワイトキューブじゃなくてもよい可能性があることにちょっと驚いた。

 キャンバス(あるいはパネル)絵画は本来、壁画や天井画という、その場所限定感!から解放されて、いろんなとこに持っていって、いろんな壁に引っ掛けて展示できるようにああいう形になったんだろうから、そっから考えるといろんな壁で自作を試すのはおもしろそうだ。

 札幌駅の作品も、あの時とはまた見え方が違って新鮮に映りました。

 ここ一年半の作品を並べる事で、自分がどこを問題に次に進んでいったのかがなんとなく自覚できつつある。友人の指摘も自分の問題点と合致する部分があって、勉強になったな。


というわけで、本日は日曜なのでお休みでしたが、明日月曜からまたよろしくお願い致します。キビしい意見をお待ちしております!!

僕は今週は、水曜日と土曜日、それ以外の平日は夜9時以降在廊します。
土曜日は16時から大黒さんとポーランド報告会、20時からアーチストトークとイベント2連発を会場でやりますので、そちらも興味があればぜひ。


山本雄基 個展『プレインバブル』

2010.9.11(sat)~25(sat)
13:00~23:00
注意:日祝日は休館日です!
入場無料

CAI02 raum1
北海道札幌市中央区大通り西5丁目昭和ビルB2
(地下鉄大通駅1番出口より直通)
tel 011-802-6438 fax 011-802-6538
主催:CAI現代芸術研究所


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山本雄基 個展『プレインバブル』

2010.9.11(sat)~25(sat)
13:00~23:00
注意:日祝日は休館日です!
入場無料

オープニングパーティ9.11(sat) 19:30~
アーティストトーク 9.18(sat)20:00~

+急遽ポーランド報告会!! 9.18(sat)18:00~
アーティストトークの前に行います。

CAI02 raum1
北海道札幌市中央区大通り西5丁目昭和ビルB2
(地下鉄大通駅1番出口より直通)
tel 011-802-6438 fax 011-802-6538
主催:CAI現代芸術研究所



…気付いたら展覧会2週間前なので、焦って告知です。

約4年半ぶりの個展です。
20代最後の年に、パーッとやります。

今回は、ここ2年くらいで地道に貯めていた作品を発表します。
去年札幌駅に展示した作品も出しちゃおうかなという予定です。これが一番昔の作品になります。
コンペで受賞した絵も出します。
もちろん新作も出します。
大小15~20作品くらいになりそうな予感です。

テーマは札駅の時に掲げたものとほぼ変わっていません。以下はその時に掲げたコンセプト文です。

 『日常は、目に見える・簡単に感じられることと、目に見えない・感じにくいことが複雑に絡み合い形成されているように思います。知らないうちに、みえることにばかり多くの意識を向けていたりみえないことが大きく動いていたり。

また、うそやほんと、リアルなこととそうではないことなどが当たり前のように交ざり合い、確かな判断や選択ができているのすらわからない気がします。僕はそのように感じる状況をそれなりに受け入れ、そこから肯定的な何かを見つけるために、「みえないみえる」シリーズを制作しています。

 「みえないみえる」では、自分を取り巻く普遍的な世界を表そうとしています。画面の中で、日常で感じた要素をカラフルなまると透明のまるに置きかえ、重層的な透明層の中に包み交錯させて不思議な空間を作り上げます。

何を見ているのかわからなくなってくるような不安さと、色彩と交錯のリズムの心地よさが同時に訪れるような感覚を狙い、それを絵画として成り立たせるせることで自分にとって現実的な「モノ」になり、確かな存在感を強調させます。』


…最近はさらにまるの組み合わせ方にバリエーションが出て来て、画面が複雑になったり単純になったりしてきました。

今回の個展のタイトル『プレインバブル』ですが、

plain
→明らかな, 明白な;平易

bubble
→泡、(泡のように)確実性[実体, 恒久性]のないもの;幻想, 妄想.

てな感じで、明白かつ確実じゃないもの、みたいな意味のつもりでそんなタイトルにしてみました。
plainて平らという意味もあるので平面作品にはちょうどいいなと。


現在制作中の中型作品も6層目まで来てます。さあどんな展示になるやら。自分の近作を並べて一気に見るのはホントに久しぶりなので、プレッシャーとともにキモチが高揚してます。

DMもそろそろ印刷が上がって来ますが、今回のデザインはなんと大学の大先輩、中尾峰さんにお願いしました。
以前中尾さんが自身の個展の時に作ったDMがあまりにカッコ良くて、いつかお願いできたらいいなと思っていたのですが、今回実現して感涙!宛名面の画像はここでは出し惜しみ。
とてもとても気に入っています。

オープニングパーティも入場無料です。
みなさん是非お越し下さいませ。

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