ケルンから深夜バスに乗り8時間、早朝のパリに到着。寒い。
昔東京〜大阪まで深夜バスに乗ったけど、感覚的にはそんな変わりがないな。
興奮のせいか3時間くらいしか眠れず。
大学の先輩のみっちゃんがパリ在住で、
けんさんや大島さんに、パリに行くならみっちゃんが泊めてくれるよという
アドバイスを聞きfacebookでみっちゃん発見、連絡。
そして無事お世話になることになっていたのだった。
教えてもらった通りに地下鉄に乗る。
改札があって気付いた、国が変わるとルールも変わる。
チケットの買い方を調べるのを忘れてあたふたしてたら、
後ろの親切な人に教えてもらった。
すでに色彩センスがドイツと少し違う感じがする。
聞こえて来るのはフランス語だ。フランスに来たんだねえ。。。
降りたらそこはまだ日が出ていないパリの街並だった。
パリにも木が落ちている…
いやしかし、パリに憧れはそんなに無い僕ですら
街並み歩くだけでここはパリじゃあああ!!って気分にさせてくるのがパリなのね。
NYに初めて行ってここはNYじゃあああって思った時のことを思い出す。
無事みっちゃんち到着。
そのアパートの場所が、なんとルーブル徒歩5分、オルセーにおいては隣のブロック徒歩2分っていう
奇跡のロケーションだ。
屋根裏系のワンルームで湿気に悩まされていたけれど笑、
住むには十分だなあ。
朝食の激ウマパンをいきなり頂きながら、久々のマシンガントーク。
みっちゃんは僕が今まで出会って来た人達の中で圧倒的に一番よく喋る人だ。
さんまさんかみっちゃんか、くらいの量だ。
めっちゃおもろい。
さて、歩いてルーブルへ向かう。
すぐにセーヌ川!オルセーも見えれば遠くにかすんでるのはグラン・パレ。
川を渡った先にはもうルーブル!
マジで近い。
そしてルーブル、デケええええええ!!
…ヨーロッパに来てから何回、「デケええええ」って言ったかな。
デカさで当時の国力を表してるといってもアホ程でかいから参る。
まだ朝方の逆光、開館とほぼ同時に到着。
月曜の朝一でまだそれほど混んでいない。
例のアーティストカードで、並ばずに各エリアをパスできる。
これホント便利だな!
何カ所か使えないところor学割って場合もあったけど、
とりあえず提示してみる価値はある。
看板頼りにとりあえずモナリザまでダッシュ。
人が集まりだしてたけど正面キープもできた。
小さいし、遠いし、がっつり防弾ガラスに守られてるけど、
それがまた演出になってんのか神聖感がハンパねえ。
まさに人類の至宝って感じだ。
実物だとやはり絵画としても強度があるなあ周りの名画とも他のレオナルドの絵とも
なんか違う。と言っても、やっぱり遠いんだけどね…。
視力悪い人は全然わからないのでは。
絵画ゾーンの目玉、巨大絵画の部屋にはあれもこれも。
ジェリコーのメデュース号の筏→画面の大きさや劇的な感じはもうハリウッド映画みたい。
デカすぎるので、自分の視点に近くてじっくり観察できるのは
下部分のグレイな体の死臭がプンプンするゾーンばかり。
ダヴィッドのナポレオンの戴冠式→巨大な報道写真か舞台っぽい。
ダヴィッドって、画面デカいししっかり構築してるし優等生タイプって感じでも
これといって絵画的なワクワクをなぜか感じないな。
ドラクロワのサルダナパールの死→会田誠さんばりの裸の女殺しっぷりっていう画題に加え、
デカさも色も構図も絵画としておもしろいから巨大絵画ではこれが一番グッときた。
アングルのグランドオダリスク→表面がちょっとヒビ入ってる。
これは巨大ではないけど、
ヌメッヌメな質感が人の質感を超えていて人体のファンタジーに突入してる。
肌の質感オタク。ここまで来ると美の狂気っぽくてヤバい。
地味な展示場所にこっそりまぎれてる現代美術。
ブラックの天井画→ブラックらしからぬ装飾性。
トゥオンブリの天井画→めっちゃ面積広い。
広大な青と星のような円、古代文字。美しい。
マティスの切り絵の世界に近い。
キーファー→補修中。数年前に出来たばっかりなのに早すぎねえか。
超見たかったプッサンのアルカディアの牧人達が貸し出し中で見れず…!
これはショックだ。
プッサンの中でもこの作品はどうしても見ておきたかったんだけど。
セザンヌやマティスの造形思考の骨組み(ってつまり近代絵画のベース)
の重要なソースの1つになってる作品だと思う。
例えばマティスの「金魚」の配置なんかだって
この作品から如実に持って来ていてそこからのアップグレードに違いない。
それだけに実物見れないのは本当に残念。
その他18、19世紀のフランス絵画ゾーンも改装中。シャルダンなど一切見れぬ。
だから日本でシャルダン展やってたのか。
フランドル絵画の一部も改装中。ヤンファンアイクのロランの聖母子も改装中でみれず。
結構、堂々といろんなところ封鎖してんのだね…しかも長期間。
一度来ただけではオイシイとこ全部は見せてやらんぜグヘヘって感じだよ。
以下膨大すぎてキリが無いのでここでも適当にアップ。
館内のオーディオガイドは3DSで任天堂が開発してんのよね。
めっちゃ気になってたんだけど、
5ユーロかかるしガイドをじっくり聞いてまわる余裕がないので泣く泣く断念。
あっ、マルスの全身像。
無駄にニケの裏側から。
昔からおっぱいのチラリズムは存在する。
エジプトとか遺跡系はかなり流し見したし実際飛ばした部屋もあるが
それでも丸一日。
レッドブルを飲みながら休憩しても途中何度か仮眠した。
両足が痛ええええ。
昼過ぎ以降のモナリザ前はもうめっちゃくちゃ。
鑑賞するというより、記念撮影所だ。
数年前は撮影禁止だったと聞くがそっちのほうがいいんじゃねえか。
と人の振り見て我がふりなおせ、
自分のこの詰め込み式の鑑賞の仕方だってきっと間違っているんだけど
しょうがないんだよなあ。
見たい絵を優先的にその日の前半に持ってくればギリ大丈夫だ。
余裕があればまた来よう、タダだし!!
昔東京〜大阪まで深夜バスに乗ったけど、感覚的にはそんな変わりがないな。
興奮のせいか3時間くらいしか眠れず。
大学の先輩のみっちゃんがパリ在住で、
けんさんや大島さんに、パリに行くならみっちゃんが泊めてくれるよという
アドバイスを聞きfacebookでみっちゃん発見、連絡。
そして無事お世話になることになっていたのだった。
教えてもらった通りに地下鉄に乗る。
改札があって気付いた、国が変わるとルールも変わる。
チケットの買い方を調べるのを忘れてあたふたしてたら、
後ろの親切な人に教えてもらった。
すでに色彩センスがドイツと少し違う感じがする。
聞こえて来るのはフランス語だ。フランスに来たんだねえ。。。
降りたらそこはまだ日が出ていないパリの街並だった。
パリにも木が落ちている…
いやしかし、パリに憧れはそんなに無い僕ですら
街並み歩くだけでここはパリじゃあああ!!って気分にさせてくるのがパリなのね。
NYに初めて行ってここはNYじゃあああって思った時のことを思い出す。
無事みっちゃんち到着。
そのアパートの場所が、なんとルーブル徒歩5分、オルセーにおいては隣のブロック徒歩2分っていう
奇跡のロケーションだ。
屋根裏系のワンルームで湿気に悩まされていたけれど笑、
住むには十分だなあ。
朝食の激ウマパンをいきなり頂きながら、久々のマシンガントーク。
みっちゃんは僕が今まで出会って来た人達の中で圧倒的に一番よく喋る人だ。
さんまさんかみっちゃんか、くらいの量だ。
めっちゃおもろい。
さて、歩いてルーブルへ向かう。
すぐにセーヌ川!オルセーも見えれば遠くにかすんでるのはグラン・パレ。
川を渡った先にはもうルーブル!
マジで近い。
そしてルーブル、デケええええええ!!
…ヨーロッパに来てから何回、「デケええええ」って言ったかな。
デカさで当時の国力を表してるといってもアホ程でかいから参る。
まだ朝方の逆光、開館とほぼ同時に到着。
月曜の朝一でまだそれほど混んでいない。
例のアーティストカードで、並ばずに各エリアをパスできる。
これホント便利だな!
何カ所か使えないところor学割って場合もあったけど、
とりあえず提示してみる価値はある。
看板頼りにとりあえずモナリザまでダッシュ。
人が集まりだしてたけど正面キープもできた。
小さいし、遠いし、がっつり防弾ガラスに守られてるけど、
それがまた演出になってんのか神聖感がハンパねえ。
まさに人類の至宝って感じだ。
実物だとやはり絵画としても強度があるなあ周りの名画とも他のレオナルドの絵とも
なんか違う。と言っても、やっぱり遠いんだけどね…。
視力悪い人は全然わからないのでは。
絵画ゾーンの目玉、巨大絵画の部屋にはあれもこれも。
ジェリコーのメデュース号の筏→画面の大きさや劇的な感じはもうハリウッド映画みたい。
デカすぎるので、自分の視点に近くてじっくり観察できるのは
下部分のグレイな体の死臭がプンプンするゾーンばかり。
ダヴィッドのナポレオンの戴冠式→巨大な報道写真か舞台っぽい。
ダヴィッドって、画面デカいししっかり構築してるし優等生タイプって感じでも
これといって絵画的なワクワクをなぜか感じないな。
ドラクロワのサルダナパールの死→会田誠さんばりの裸の女殺しっぷりっていう画題に加え、
デカさも色も構図も絵画としておもしろいから巨大絵画ではこれが一番グッときた。
アングルのグランドオダリスク→表面がちょっとヒビ入ってる。
これは巨大ではないけど、
ヌメッヌメな質感が人の質感を超えていて人体のファンタジーに突入してる。
肌の質感オタク。ここまで来ると美の狂気っぽくてヤバい。
地味な展示場所にこっそりまぎれてる現代美術。
ブラックの天井画→ブラックらしからぬ装飾性。
トゥオンブリの天井画→めっちゃ面積広い。
広大な青と星のような円、古代文字。美しい。
マティスの切り絵の世界に近い。
キーファー→補修中。数年前に出来たばっかりなのに早すぎねえか。
超見たかったプッサンのアルカディアの牧人達が貸し出し中で見れず…!
これはショックだ。
プッサンの中でもこの作品はどうしても見ておきたかったんだけど。
セザンヌやマティスの造形思考の骨組み(ってつまり近代絵画のベース)
の重要なソースの1つになってる作品だと思う。
例えばマティスの「金魚」の配置なんかだって
この作品から如実に持って来ていてそこからのアップグレードに違いない。
それだけに実物見れないのは本当に残念。
その他18、19世紀のフランス絵画ゾーンも改装中。シャルダンなど一切見れぬ。
だから日本でシャルダン展やってたのか。
フランドル絵画の一部も改装中。ヤンファンアイクのロランの聖母子も改装中でみれず。
結構、堂々といろんなところ封鎖してんのだね…しかも長期間。
一度来ただけではオイシイとこ全部は見せてやらんぜグヘヘって感じだよ。
以下膨大すぎてキリが無いのでここでも適当にアップ。
館内のオーディオガイドは3DSで任天堂が開発してんのよね。
めっちゃ気になってたんだけど、
5ユーロかかるしガイドをじっくり聞いてまわる余裕がないので泣く泣く断念。
あっ、マルスの全身像。
無駄にニケの裏側から。
昔からおっぱいのチラリズムは存在する。
エジプトとか遺跡系はかなり流し見したし実際飛ばした部屋もあるが
それでも丸一日。
レッドブルを飲みながら休憩しても途中何度か仮眠した。
両足が痛ええええ。
昼過ぎ以降のモナリザ前はもうめっちゃくちゃ。
鑑賞するというより、記念撮影所だ。
数年前は撮影禁止だったと聞くがそっちのほうがいいんじゃねえか。
と人の振り見て我がふりなおせ、
自分のこの詰め込み式の鑑賞の仕方だってきっと間違っているんだけど
しょうがないんだよなあ。
見たい絵を優先的にその日の前半に持ってくればギリ大丈夫だ。
余裕があればまた来よう、タダだし!!