デンハーグの朝。
ホステルの近くからトラムに乗ったら違う方向に行っちゃったので
すぐに降りて仕方なく中央駅まで20分程歩く。
駅周辺の高層ビル。この街もフランクフルトのように金融街っぽい。
デン・ハーグには有名なマウリッツハイス美術館があるけれど、
現在改装中なので入れない。
改装期間中なのでここの目玉作品のフェルメール「真珠の耳飾りの少女」が
日本に貸し出されたりもしてて、残念ながら今は見れない。
ただ、もう1つフェルメール代表作「デルフトの眺望」は
デン・ハーグ市立美術館(Gemeentemuseum Den Haag)に
移動して展示されているとのことで
それを見に来たのだ。
中央駅前からトラムに乗ってさらに20分程。
到着。街の中心から少し離れたところにあった。
チケットがなんとなくシャレとる…が、
モンドリアンの前で子が首を傾げてジャンプって
意味はわからない。
マウリッツハイス展示ゾーンだけは撮影不可。
レンブラントの解剖の絵もあってこれも相当凄かったし、
やはり目的のデルフトの眺望は素晴らしい!!
まずフェルメールにしては思ったよりも画面が大きい。
ガラス額に入ってるのだけど、
フェルメールだからなのか低反射ガラスで鑑賞もしやすい。
しかし、なんとまあ、絵肌の輝いていること…。
絵具を塗るというより優れた工芸作品のように小筆で絵具を置いていったような建物の描写は
感動的だ。物と物のキワのボヤけた色彩もたまらんし、空の色雲の面積、川の描写、
それぞれ塗りも変えて超テクニカル。
同じ部屋の別作家の細密な風景画も十分テクニカルなんだけれど、何が違うのか…
色も構図も絵具に対する愛情というのか、熱意が違う気がするな。
これだけカッチリ描ききっても、
そのカッチリさからはみ出る魅力を保ってる風景画、
いやー感動。
そしてこの美術館、近代以降のコレクションが中心で、その質が高い。
オランダもまたいいもん持ってるんだな〜。
ルイーズブルジョワや、
ブルース・ナウマンとベーコンを組み合わせた展示。
ベーコンは僕全然好きじゃないけど、ナウマンのせいでちょっと良く見える?
しかしナウマンもいろんな美術館でだいたい1つは見かける常連。
しかもだいたい良い作品、打率の高さ凄い。
この作品、左に見える赤いボタンを押すと、
メリーゴーラウンドのようにグルグル回る。
PAEL THEK、う、ケルンのコロンバ美術館でグロい作品作ってた作家か。
めちゃくちゃ苦手だが、こんな絵画も描いてるんだな。
グロいゾーンもまとめて続く。
サスナルの小ちゃいけど気になる絵画。
ライリーの丸使ったシリーズは、自分の作風もあり参考になる。
計算されたパターンの繰り返しによって画面に現れてくる、
ひっかかりのあるイリュージョン。
ルウィットのウォールドローイングもいくつか。
これはマットな平塗りのパターン。
そしてさすが、デ・スタイルのゴリ押しゾーンがあるし
何よりモンドリアンのコレクションが凄い充実。
初期風景画もやっぱり画面内の構築がしっかり考えられているし
重ね塗りの色彩豊かでザクザク筆跡の残る感じ。
普通に、うまいしカッコいい。
これもモンドリアン…これはどういうことだ。
遺作の「ビクトリーブギウギ」!チケットで子が飛んでたのは、
展示位置が高かったからなのか笑
色面が貼り絵状になっていて、
手作業的な感覚がかなりダイレクトに残っている。
赤青黄に黒グレーも紙具合によって色彩の揺れが激しい。
加えて、紙の色違いのクリーム色っぽい貼りも散見される。
これは未完の証なんだろうか。
しかし、ヨーロッパで見るモンドリアンの多くはガラスに入ってる。
額装にも相当気を遣っていたである作家なはずなのに、
ガラス額装はベストなのだろうか?
NYのMOMAではちゃんと剥き出しで見れたはずだが。
予想外のボリュームに、バテた。
中央駅まで、またトラムで戻る。
ここの駅も改装中でかなりワークインプログレスな雰囲気。
ファストフード屋でポメスを買い食い、今度はアムステルダムへ移動。
途中オランダらしいあの風車や広ーい川などが見えて、
オランダ!!て感じになってきた。(写真撮り忘れる)
夕方アムス駅に到着して、外にでるとこれまた独特の雰囲気…
じっくり街並を味わう間もなくメトロに乗る。
地下鉄の中には妙な絵が描いてある。
猛ダッシュでレンブラントの家へ。
モチーフ部屋。
それとエルミタージュ美術館アムステルダムでゴッホを見る。
ゴッホ美術館もまた改装中なので作品がこっちに移動してるとのこと 。
全館撮影不可。
トータルで1時間ちょいしか無かったのでホント駆け足で無念だった。
それにしてもゴッホの作品ばかりに囲まれると色感覚がヘンになりそう。
ちゃんとゴッホ美術館の改装後を改めて見に来たいものです。
美術館近くの光景。絵に描いた様なオランダっぽさ。
夜、けんさんと待ち合わせ。
今回の移動ラストは、ここからさらに北のレーウワルデンで
けんさんの巨大パブリックワークを見に行くことで、
ちょうど今夜はお互いアムスに居るので夕食しましょうという話に。
しかし待ち合わせの電話中にプリペイドの残高が切れるという超絶アホをやらかしてしまい
冷や汗を書いたが、少しだけ話した内容で中央駅の入り口でダメもとで待っていたら
けんさんに見つけて貰えた奇跡のテレパシー!
そしてご家族のみなさんに夕食をごちそうになってしまう。
けんさんの甥っ子君にちょっかい出して遊ぶ。
皆さんお酒が強くて自分はヘロヘロ。
吐き気を我慢しながらトラムに乗って、
国立美術館近くのホステル泊。
アムスは美術館が駅からちょっと距離あるのだね。
しかしさすがアムスだ。
ドラッグを決めた同室のニイちゃんがめちゃハイテンションで会話してきた。
ホステルの近くからトラムに乗ったら違う方向に行っちゃったので
すぐに降りて仕方なく中央駅まで20分程歩く。
駅周辺の高層ビル。この街もフランクフルトのように金融街っぽい。
デン・ハーグには有名なマウリッツハイス美術館があるけれど、
現在改装中なので入れない。
改装期間中なのでここの目玉作品のフェルメール「真珠の耳飾りの少女」が
日本に貸し出されたりもしてて、残念ながら今は見れない。
ただ、もう1つフェルメール代表作「デルフトの眺望」は
デン・ハーグ市立美術館(Gemeentemuseum Den Haag)に
移動して展示されているとのことで
それを見に来たのだ。
中央駅前からトラムに乗ってさらに20分程。
到着。街の中心から少し離れたところにあった。
チケットがなんとなくシャレとる…が、
モンドリアンの前で子が首を傾げてジャンプって
意味はわからない。
マウリッツハイス展示ゾーンだけは撮影不可。
レンブラントの解剖の絵もあってこれも相当凄かったし、
やはり目的のデルフトの眺望は素晴らしい!!
まずフェルメールにしては思ったよりも画面が大きい。
ガラス額に入ってるのだけど、
フェルメールだからなのか低反射ガラスで鑑賞もしやすい。
しかし、なんとまあ、絵肌の輝いていること…。
絵具を塗るというより優れた工芸作品のように小筆で絵具を置いていったような建物の描写は
感動的だ。物と物のキワのボヤけた色彩もたまらんし、空の色雲の面積、川の描写、
それぞれ塗りも変えて超テクニカル。
同じ部屋の別作家の細密な風景画も十分テクニカルなんだけれど、何が違うのか…
色も構図も絵具に対する愛情というのか、熱意が違う気がするな。
これだけカッチリ描ききっても、
そのカッチリさからはみ出る魅力を保ってる風景画、
いやー感動。
そしてこの美術館、近代以降のコレクションが中心で、その質が高い。
オランダもまたいいもん持ってるんだな〜。
ルイーズブルジョワや、
ブルース・ナウマンとベーコンを組み合わせた展示。
ベーコンは僕全然好きじゃないけど、ナウマンのせいでちょっと良く見える?
しかしナウマンもいろんな美術館でだいたい1つは見かける常連。
しかもだいたい良い作品、打率の高さ凄い。
この作品、左に見える赤いボタンを押すと、
メリーゴーラウンドのようにグルグル回る。
PAEL THEK、う、ケルンのコロンバ美術館でグロい作品作ってた作家か。
めちゃくちゃ苦手だが、こんな絵画も描いてるんだな。
グロいゾーンもまとめて続く。
サスナルの小ちゃいけど気になる絵画。
ライリーの丸使ったシリーズは、自分の作風もあり参考になる。
計算されたパターンの繰り返しによって画面に現れてくる、
ひっかかりのあるイリュージョン。
ルウィットのウォールドローイングもいくつか。
これはマットな平塗りのパターン。
そしてさすが、デ・スタイルのゴリ押しゾーンがあるし
何よりモンドリアンのコレクションが凄い充実。
初期風景画もやっぱり画面内の構築がしっかり考えられているし
重ね塗りの色彩豊かでザクザク筆跡の残る感じ。
普通に、うまいしカッコいい。
これもモンドリアン…これはどういうことだ。
遺作の「ビクトリーブギウギ」!チケットで子が飛んでたのは、
展示位置が高かったからなのか笑
色面が貼り絵状になっていて、
手作業的な感覚がかなりダイレクトに残っている。
赤青黄に黒グレーも紙具合によって色彩の揺れが激しい。
加えて、紙の色違いのクリーム色っぽい貼りも散見される。
これは未完の証なんだろうか。
しかし、ヨーロッパで見るモンドリアンの多くはガラスに入ってる。
額装にも相当気を遣っていたである作家なはずなのに、
ガラス額装はベストなのだろうか?
NYのMOMAではちゃんと剥き出しで見れたはずだが。
予想外のボリュームに、バテた。
中央駅まで、またトラムで戻る。
ここの駅も改装中でかなりワークインプログレスな雰囲気。
ファストフード屋でポメスを買い食い、今度はアムステルダムへ移動。
途中オランダらしいあの風車や広ーい川などが見えて、
オランダ!!て感じになってきた。(写真撮り忘れる)
夕方アムス駅に到着して、外にでるとこれまた独特の雰囲気…
じっくり街並を味わう間もなくメトロに乗る。
地下鉄の中には妙な絵が描いてある。
猛ダッシュでレンブラントの家へ。
モチーフ部屋。
それとエルミタージュ美術館アムステルダムでゴッホを見る。
ゴッホ美術館もまた改装中なので作品がこっちに移動してるとのこと 。
全館撮影不可。
トータルで1時間ちょいしか無かったのでホント駆け足で無念だった。
それにしてもゴッホの作品ばかりに囲まれると色感覚がヘンになりそう。
ちゃんとゴッホ美術館の改装後を改めて見に来たいものです。
美術館近くの光景。絵に描いた様なオランダっぽさ。
夜、けんさんと待ち合わせ。
今回の移動ラストは、ここからさらに北のレーウワルデンで
けんさんの巨大パブリックワークを見に行くことで、
ちょうど今夜はお互いアムスに居るので夕食しましょうという話に。
しかし待ち合わせの電話中にプリペイドの残高が切れるという超絶アホをやらかしてしまい
冷や汗を書いたが、少しだけ話した内容で中央駅の入り口でダメもとで待っていたら
けんさんに見つけて貰えた奇跡のテレパシー!
そしてご家族のみなさんに夕食をごちそうになってしまう。
けんさんの甥っ子君にちょっかい出して遊ぶ。
皆さんお酒が強くて自分はヘロヘロ。
吐き気を我慢しながらトラムに乗って、
国立美術館近くのホステル泊。
アムスは美術館が駅からちょっと距離あるのだね。
しかしさすがアムスだ。
ドラッグを決めた同室のニイちゃんがめちゃハイテンションで会話してきた。