やまもとのグレーゾーン

札幌の絵描き山本雄基のきまぐれ雑感と日常。

カテゴリ:自作展示 > 2012 in Mikiko Sato Gallery

空港からギャラリーへ戻ってそのまま作品の梱包。
なんて早かった一か月の会期。
いろいろな展開があってとても勉強になった。
多くの作品が、お客さんに持ってもらえることにもなった。

展示を見てくれた皆様にも、手伝ってくれた皆様にも、ドイツに誘ってくれたけんさんにも、
もちろんみきこさんにも、ただただ感謝、感謝です。
この経験を元に、さらにいろいろ考えてみようと思います。

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明日は作品を買ってくれた2人のお客さんに大きな絵を
みきこさんとフランクと一緒にお届けする。


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Photo: Roberto Kai Hegeler


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Photo: Roberto Kai Hegeler


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Photo: Roberto Kai Hegeler

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Photo: Roberto Kai Hegeler


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Photo: Roberto Kai Hegeler

個展初日。
オープニングは夜からなので、
ギリギリまで展示の詰め。自分は照明を主に調整していたけど、
みきこさん親衛隊とも言えるお姉さん達の協力で
テキストのパネル張りや掃除、ドリンクやお菓子の用意をして頂く。

制作段階から設営まで、
いろんな方々に助けてもらってようやく展示は完成。

みきこさんもギリギリまであれこれ準備、
お客さんがどれだけ来るか全然予想できないとのことだけれど、
広報はもう最大限していただいているので後は待つのみ。

って話してたら、スタート30分前からソロソロとお客さんが
入ってくる。 おおおイイ感じ。
その流れでどんどんお客さんが増えて来て、
質問に答えるやら、お客さんを紹介してもらうやらで
あらら一気にてんてこまいになる。
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ちょっとひといきついてやっとカメラで1枚。エントランスです。
奥の青いチェックの方がギャラリストのみきこさん。

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全然撮ってるヒマなかったのでみきこさん撮影のを拝借。
混んでる風な写真。
実際、最初の2時間くらいですごい沢山のお客さんが来場してくれた。
ギャラリー内はずっと混雑。
昼間からずいぶん寒かったのに、わざわざ足を運んでもらえてうれしいです。

2時間過ぎたら、一気に落ち着いた。
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テキストを書いて頂いたクラウスさんと挨拶。背がめちゃ高い。

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DMとリーフレットのデザインをやってくれたジェシカと、
近くのバーの名物店長リロ。


 昨日4点購入してくれたGさんが今日も見に来てくれる。
今度は旦那様もご一緒に。旦那さんは日本人で、バイオリン職人さん。
そして作品の事など話しているうち、一番大きな作品も持って頂く事になった。
びっくり…! 

ベルリンから鈴木君や、
偶然ドイツに来ている日本からの知人さんもはるばる来てくれたり。
前回の堀田さんの個展の時に知り合ったお客さんからは帽子の
プレゼントまで頂く。ありがたや。
 
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プレゼントの帽子でセルフポートレイト。
ビビッドピンクでアンテナ付!!
これはベルリンで被ったら目立つ!!冬はこれでいこう。

無事にオープニングを終えて、
リロのレストランで打ち上げ。
リロは店長なのに店で一番テンションが高い陽気なイタリアンで、
今回小さい作品も買ってくれた!
ありがとうと言ったらものすごい力で握手とハグされたのちに
頭グシャグシャーからガッ!と肩組んで一緒に飛び跳ねた。
すげえ店長だ…

店内はものすごい爆音でもりあがっており、
病み上がりで喉が痛い自分は声を限界まで出して話したため、
帰りにまったく声がでなくなった。

さてこれから1ヶ月、どうなることやら。
財産フル投入の滞在と制作だったが、
とりあえず破産は間逃れた…笑
 
展示風景はまた改めて。
ご来場いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!

  Yuki Yamamoto Solo Exhibition

「Parallel Circles」
 

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     Parallel Circles   220×180cm    2012
  Photo : Roberto Kai Hegeler


 会期: 2012年11月20日~12月20日
    〜金 14時〜19時迄

    火


       オープニングレセプション 11月16日 19時~


 会場: MIKIKO SATO GALLERY

     

              Klosterwall 13

              20095 Hamburg Germany


             Tel :  0049 40 32901980



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ベルリン滞在も半年が経過。
こちらで制作した新作をメインとした個展になります。
 
タイトルに「パラレル(並列、平行の意味)」という言葉を使っていますが、
(札幌の某美術展タイトルをパクったわけではなく偶然です) 
上の作品が出来た際に浮かんだタイトルです。

レイヤー構造を持つ自作は、複数の平面が同一矩形に並んでるとも言えるし、
新作では同じ大きさの円にある程度の規則をもたせて並べた構造も追加、
かつ自身の今の立場が北海道とベルリンの両方の時間軸を意識してしまう状態、
これらの要素がパラレルという言葉と繋がったと考えています。

3月の「絵画の場合」展で発表したグリッド状の作品からの要素を、
従来の円だけで画面構成する作品にフィードバックさせたり、
パラレルという言葉から画面構造を作るアイデアを出してみたり、
今までとはまた少し違ったエッセンスを取り入れています。


展示風景等は展示が始まって落ち着いたらまた順次アップしていきます。 



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